肝心の無線機をどうするか? †
私は、「型の古い中古HFオールバンド100W機」を買うことを提案します。
中古の無線機 購入費用:約2万円。 †
無線機は2万円程度の、80年代後半〜90年代前半に製造されたHF機の中古品を、ショップから調達しましょう。
「要修理品」「現状で」「ケーブルなし」などと注意書きがされているのは、安くても絶対避けましょう。
なぜその時期の中古100W機? †
ここでの型の古いとは、80年代後半〜90年代前半に製造された、デジタル表示がついているものです。
- なぜならば、その時代の無線機は50W/100Wを切り替えるスイッチがついているので50W機に改造し、安価で免許を得ることができるからです。
- 3アマの間はそれを50Wに切り替え、接着剤などで動かぬよう物理的に固定します(「固定措置」)。*1
免許を申請する際にはその写真を証拠として申請書に添付する必要があります。
- オークションなどの個人売買は地雷が多いので、中古無線機ショップ(地元 or オンライン)で動作品を買うのが安全です。ショップ販売品は少し値が上がりますが、動作チェック(ないしはメンテ)されています。いきなり壊れることはないはずです。
- ヤフオク・メルカリなどを利用すると、動作チェックがあやしいものが多い上、電源ケーブルがない等の地雷が潜んでいます。*2
- 非常に古い無線機だと1万円前後で買えるものもあるけど、操作が複雑、マニュアルがない、壊れやすいなどリスク大と思われます。
機種はあえて書きません。 †
- サイズは、かつて「コンパクト機」と称された(現代的にはコンパクトな方ではないですが)、幅25cm x縦10cm x 奥行30cm前後ぐらいの無線機 が多数売られており、中古でも弾数は多いと思います。
- 型番でネット検索するのが手っ取り早いですが、「80年代後半〜90年代前半(ないしはそれ以降)」の機種は、以下を満たすはずです。見分け方に使いましょう。
- マイクコネクタが(旧世代の4pinではなく)8pin
- 周波数がデジタルでフロントパネルに表示される
- VFO A/B切替が付いている(PLLかDDSタイプのVFO)
- ジェネラルカバレッジ受信(ゼネカバ受信)可能
- PLATE, LOADツマミがない(旧世代の真空管とのハイブリッド機ではない)
- 製造したメーカーが、取説を配布している機種を買いましょう。
電源ケーブル、好ましくはマイク付きのものを。 †
- マイクはハンドマイク・スタンドマイクなどがあります。メーカー・発売された年代によって微妙に配線が異なるものがあるので、無線機とハンドマイクをセットで売っているのが安全です。
- マイクだけ買おうとするとむしろコストがかかります。無線機につないで使えるのは一般的なダイナミックマイクですので、無線機メーカー製のマイクが手に入らない場合は、マイクと8pinマイクコネクタを買ってきて自作しても良いですね。
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