車体について †
フレーム †
250ccにしては比較的大きいサイズ(CBR250RRやZXR250 C型と比較して）です。
ヤマハお得意のデルタボックスアルミフレームです。
立ちゴケなどで固定式ステップバーにしている場合、ステップホルダーの根元が
曲がりやすいので要注意。（鋳造なので修理には熟練が必要です）
あと、ボールステムなのである程度乗るとステムナットが緩みます。
ブレーキかけたまま車体を揺すって、音が出る場合ステムナットの揺るみも
出ている可能性があるので適宜点検してください。（もちろんグリスアップも）
ボールレースは消耗品です。あまりに錆や虫食いがあれば要交換です。
テーパーローラーに交換という手段もあります。それなりの高額出費になりますが
スイングアーム †
アルミデルタボックススイングアームです。
400以上のものと違いアクスル部剛性が落ちます。
ピボット部やリンク部のニードルベアリングのグリスが切れたりすると
動きが悪くなります。（最悪ベアリング破損で大事にorz）
ピボット部のダストシールが駄目になると水が進入して錆でアウトってことも。
末永く付き合うなら一度ベアリングの点検給油をお勧めします。
足回りについて †
フロントサスペンション †
＜フロントフォーク＞
インナーチューブ径：38mm
フォークオイル量：390c�� フォークオイルレベル：112mm（最圧時）
指定オイル：ヤマハサスペンションオイルG10
リアサスペンション †
＜ショックユニット＞
自由長：300mm トップマウント：Φ10 L=40
ボトムマウント：Φ12 L=30
スプリングプリロード7段階調整付き
※定規を使った実測値です。
性能を発揮させるために †
フロントフォークの定期的なOH。初回OH時にスライドメタルの状態を把握すれば
次回のOH時に交換が必要かどうかの目安になります
フォークオイルはヤマハのG-10って実は性能の良いオイルです（値段の割にはｗ）
編者が使用したオイルではABSO-Rが一番印象が良かったです。（ハードならRRを）
空気に触れるとオイルは劣化するので性能維持のために1〜2年での交換がお勧め
リアショックに関しては3LN純正はOH出来ないタイプで、現在新品も入手不可なため
交換するのであればTZR250(3MA)のSTDリアショックユニット(コレはOH可能です）
FZR400R(3EN1or2)のリアショックユニット（5mm短いので足付き向上には持って来い）
も使えます。(OH出来るかどうかは要確認の必要アリ）
もしくは社外リアショックユニット（オーリンズやWPなど）になります。
流用 お勧めなど †
＜フロントイニシャルアジャスター＞
R1-Z純正イニシャルアジャスター
3XC-23111-00 ボルト，キヤツプ
が3LN純正フロントフォークに使用できます。
※POSHなどが発売していたR1-Z用であれば流用可能
但し純正流用も社外品も無加工ポン付けでは付きません。
＜リアショックユニット＞
トップマウントおよびボトムマウントの幅およびボルト径が
クリアできれば装着可能です。
※ショックの形状や長さにより取り付けできないものもありません
＜フォークオイル＞
乗り方使い方にもよりますが、取りあえずは純正で十分です。
OHと共にフォークオイルの交換をする方が殆どなので
普通に乗る分には純正品で変化はしっかり感じられます。
決められた交換サイクルを守り
リアサスのヘタリも無く前後サスにOHの必要が無い方は
円陣屋至高から発売されている、ABSOシリーズがお勧め。
エントリーモデルのABSO-Rが1.1L 5000円近くしますが、
それ以上の効果が体感できると思います
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本日ご来店のFZRさんは1台です
今までご来店のFZRさんは16797台です
ただ今1台のFZRさんがいますｗ
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