【書評】 ポール・ルサセバギナ「ホテル・ルワンダの男」


 【書評】 ポール・ルサセバギナ「ホテル・ルワンダの男」

映画「ホテル・ルワンダ」のモデル氏が自ら著した(ことになってる)自伝.
文章の読みやすさや構成の妙を考えると,編集者が熱心に協力してると思う.
ちなみに映画の原作じゃない.映画化の経緯も少し触れてる.

前半4割ぐらいで虐殺に至る経緯をわかりやすく説明してる.
自然発生かと思ってたんだが,人為的に煽られたもの,だそうな.
「民間」ラジオが煽ったり,直前の一年に鉈を50万本も輸入したり.輸入品だったのね.

聖人っぽい印象だったけど,やってる事はゴマすって賄賂渡して酒を飲ましコネで圧力をかけ…
と,徹底した実際主義というか,優秀なビジネスマンで,それをあけすけに語ってる.
原題の「An Ordinary Man」,「普通の男」って書名が身にしみる.

5522011/12/13(火) 00:05:37.35 ID:??? [534/969回発言]

日本の営業職も大して変わらないよ >ゴマすって賄賂渡して酒を飲ましコネで圧力をかけ…

5532011/12/13(火) 00:46:31.59 ID:??? [535/969回発言] まあ,環境は違えど同じ人間だもんな

5542011/12/13(火) 00:51:54.40 ID:??? [536/969回発言] ブラックラグーンのロックのサラリーマン時代を思い出してのボヤキ思い出したけど,よくよく考えてみたらブラックラグーン商会で働いてるほうがそういうことよくやりそうだ.

軍事板,2011/12/12(月)

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