【回答】
簡単に言うと,砲の口径が大きくなっても,中に入ってる炸薬の量が少なければ,威力は小さいということです.
設計の理由ですが,単純に言うと対戦車能力を重視したということです.
そして対応ですが,当時は75mmの貫徹力のなさが緊急の問題でして,問題とされた76mmの榴弾威力の少なさは,目をつぶることになりました.
ただ,現場では炸薬量の多い75mmが歩兵支援用に好まれたので,76mm砲型に生産の主力が移行してからも,並行して生産されました.
あと,さらに榴弾の威力の高い105mm砲型も生産されてます.
砲を改良せず,用途によって使い分けたということです.