【回答】 戊辰戦争時の会津藩には,中野竹子率いる女子ばかりの娘子隊があって,薙刀を訓練し,会津攻防戦の際には会津城で防御に当たっています. その中で,会津藩士の娘山本八重(のちの新島襄夫人)は銃を操り,薙刀の娘子隊ではなく,男性の正規軍に男装して加わり戦ったと言います.
江戸時代には武家女性で薙刀の訓練は施されていたようでしたが,専ら護身用で,男性のように銃を用いた訓練はされておらず,奇兵隊に女性が入ることもなかったようです. 山本八重は女性であることを捨てて(男装して)正規軍に加わっていたようで,珍しいことと言えると思います.
江戸時代でってことなら,島原の乱で原城に立て籠もった中には,かなり女性もいました.
日本史板,2011/05/27(金) 青文字:加筆改修部分