【回答】
敗戦後,関東軍司令部が率先して,将兵を労働者としてソ連軍に提供したのではないかという疑惑があって,率先してその交渉を行ったのが瀬島龍三だと言われているわけです.
シベリア捕虜収容所において,彼は天皇制批判を行い,将校団の共産主義洗脳を推進したとも.
彼の現在の肩書きを集めてみましたが,あきれるばかりの多さです.
『財団法人 日韓文化交流基金』理事・『稲盛財団』理事長
『日本文化藝術財団』名誉会長・(財)日本美術協会会長…
本人の著書を含めて,瀬島に関する著述では,こららの本がおすすめかと.
『大東亜戦争の実相』PHP研究所 瀬島龍三著
『相剋と自壊 瀬島龍三 参謀の昭和史』文春文庫 保坂正康著
『沈黙のファイル』新潮文庫 共同通信社社会部編