【回答】
粘着榴弾は現在ではあまり使用されておらず(空間装甲,対スポール内装の発達などにより),成形炸薬弾はたいていの場合にはOKですが,一番問題になる対戦車戦の装甲貫徹力が,APFSDSよりはっきり劣るため,成形炸薬への統一は無理.
主力戦車の正面装甲は,APFSDSですら時に貫通不能であり,成形炸薬ではタンデム弾頭でも無理な上,反応装甲などで無効化されやすく,最近流行りのアクティブ防御手段にも,低速な成形炸薬弾は弱い,落とされやすいという欠点があります.
といって,軽装甲や拠点相手にAPFSDS撃っても,被害は知れているので,今のところ二本立てが世界の常識.