【回答】
ありました.
しかしながら,価格の面で職業猟師にはつらいものがあり,払い下げの村田銃などが一般的になったのは,「安くて実用に耐える性能」だったことが大きいようです.
輸入コスト,関税率の問題から,当時の輸入銃器はすこぶる高価で,現在で言う「銃刀法」より「禁止的価格」が問題だったようです.
が,免税に近かった満州国ではそうでもなかったらしく,銃器に限らず,
「タックス・フリーに近いお徳なお買い物,しかし,日本の税関では限度以上は課税する」
と,今の税関に近いことを書いたパンフが現存しております.
満州国・奉天の銃器店の広告には,自動散弾銃のみならず,モーゼル自動拳銃,ブローニング自動拳銃の絵が掲載されており,銃器の流通が盛んであったことを,今に物語っております.