【回答】
少なくとも,極北航路よりは滅失の心配が少なく(日本とソ連は戦争状態にない),テヘラン経由よりは輸送距離が短いのですが,ソ連側の輸送インフラ整備が余り良くなく,主力にはなり得ていなかったはずです.
AlaskaからKamchatkaまでの航空機輸送が主力で,貨物輸送のWeightは低かったような.
この航空機輸送というのは,ソ連で使う戦闘機とか攻撃機をフェリーすると言うことで,輸送機による物資の空輸というのは殆ど無いです.
寧ろ,アリューシャン列島を伝ってAlaskaに上陸され,「米本土上陸」等という宣伝をされれば,米国民は動揺するかもしれないと考えたからかもしれません.
また,千島列島,北海道への空爆基地に使用する考えもあったか,と.
実際にアリューシャンから千島列島の占守島,択捉島には中型爆撃機で空襲を行っています.