夏休み霊の友
関連：週刊少年ジャンプ
稲川淳二（いながわ じゅんじ） †
- テレビ番組のリポーターやリアクション芸人として活躍されていたが、ラジオ放送での怪談が評判となって霊感タレントとして活動している。口ひげがトレードマーク。
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切り裂きジャック（きりさきじゃっく） †
類語：ジャック・ザ・リッパー / Jack the Ripper
- 週刊少年ジャンプ第３５号、夏休み霊の友２「霊の正体を追え!!」に掲載された霊。
切り裂きジャックは、1890年代にロンドンで売春婦５人の体をバラバラにした元祖・劇場型連続猟奇殺人犯。
これを霊として扱っている様子。
本編に出てきた顔剥ぎソフィーは彼がモデルと考えられる。
「まだ人間だったときから少なくとも女性５人を殺し、死体をバラバラにして捨てた連続猟奇殺人犯だ。
その存在は謎に包まれており、現在でも世界中に出没すると言われる。
連続殺人や、多数の行方不明者が出た事件があると”切り裂きジャック”の名前が捜査線上に浮かび上がる……。」
「恐るべき大量殺人鬼……！
イギリスのとある酒屋に、一組のカップルが訪れた。
女性の方はかなり酔っていて、男性に寄りかかって二人でトイレに入っていく。
しばらくして男性だけが店を出てしまった。
不審に思った店員がトイレを覗くと、そこには鋭利な刃物で切り裂かれた女性の遺体が…
そして壁には”ジャック・ザ・リッパー（切り裂きジャック）に注意!!”という文字が血で書かれていた…。」
「今井裁判官による霊分析
魔法律史上でも最狂最悪といわれている悪霊だ。
ナイフや医者が使うメスが主な凶器で、女性しか狙わないといわれている。
いまだ警察や魔法律家にも捕まったことがなく、その正体は謎に包まれたままである。」
トイレの花子さん（といれのはなこさん） †
- 週刊少年ジャンプ第３５号、夏休み霊の友２「霊の正体を追え!!」に掲載された霊。
いわゆる「トイレの怪」の一種。
行方不明になった子供がトイレに住んでいる…だからトイレに行きたくないという言い訳が都市伝説になったのでしょう。
「古くから日本の小学校に住む霊。
入り口から三番目のトイレに向井、ドアを３回たたいて「はなこさん、遊びましょ」
と言うと「はぁ〜い……」という女の子の声が聞こえてくる。
赤いスカートをはいた、おかっぱ頭の女の子の姿をしている。」
「本当に怖い「花子」さん
肝試し感覚でトイレの花子さんを予防としたＫ広とＹ子。
手前から三番目のドアを３回叩くと、中から「何をして遊ぶ…？」という少女の声が…。
”鬼ごっこ”と答えたＫ広だったが、怖くなったＹ子はそこから逃げ出してしまった。
翌日、花子さんがいたトイレから、Ｋ広が死体となって発見された……。」
「五嶺執行人による霊分析
この手の霊は幼くしてしんだ子供が遊び足りずに霊となったケースが多い。
下手にからかうと、遊び半分で殺されてしまうことがあるんだよ。」
赤マント（あかまんと） †
- 週刊少年ジャンプ第３５号、夏休み霊の友２「霊の正体を追え!!」に掲載された霊。
トイレの花子さんと同様に「トイレの怪」と呼ばれる心霊現象です。
昔のトイレは薄暗く、このような噂が立ったものと思われます。
バリエーションも多く、古くは「赤い紙・青い紙」「赤いマント・青いマント」「赤いちゃんちゃんこ・青いちゃんちゃんこ」とバリエーションも多数です。
「赤」と答えると血まみれに、「青」と答えると全身の血を抜かれて真っ青になってしまいます。
ちなみに「怪人・赤マント」というのも存在し、これは明治時代に子供を攫う怪人と言われていました。
当時、外国人が子供を外国に攫ってしまうという噂から生まれたもののようです。
「旧校舎などの使われていない学校のトイレに潜む。
訪れたトイレに潜む。
訪れた子供に「赤いマントはいらんかぃ…？」と聞き、"いる"と答えると背中を切り裂かれ、
"いらない"と答えると、首を絞められて殺されてしまう…。」
「密室に潜む霊
旧校舎に現れる変質者の通報を聞いた警察のＨは、男の声がするというトイレを調べてみた。
すると、どこからか「赤いマントはいらんかぃ…？」という声が…。
気の強いＨが「着せてみなさい」と言っ次の瞬間、トイレからＨの絶叫がこだまする。
入り口を調べていた他の警官があわててトイレに飛び込むと、背中を切り裂かれ、血まみれになって死んでいるＨの姿が…。」
「六氷執行人による霊分析
こいつは古くから学校に潜む霊で、大量の血を吸い取ることに快感を覚えてやがる。
トイレやソウかなんかの怪しいところには、近寄らないようにすることだな……。」
平将門の首塚（たいらのまさかどのくびづか） †
- Ｔ都Ｃ区（東京都千代田区大手町１―２―１外）にある東京都指定旧跡。
平將門の首を祀っているとされるもの（他にも数箇所ある）。
「都会のド真ん中に霊の漂う空間が！
かつては野望の果てに倒れた武将、平将門。その首が葬られたというこの地は、都会の一等地ながら、その祟りにより開発から取り残されている。」
「平将門の首塚で起こる霊現象
ケンジ：この首塚は、何度か取り壊す計画があったんだ。けど、壊そうとすると機械が壊れたり、怪我人がでたり工事ができなかったんだ。それを将門の祟りだと考える人たちが首塚を保存することにしたんだ。いまでも首塚に失礼なことをしたヤツは、事故にあったり病気になったりするんだってさ。怒らせると怖い悪霊だ！」
「リリー＆マリルの霊現象分析
ここまで力が強くなると、怨霊というより神様に近いね。ロージーなんかが適う霊じゃないよね。でも、丁寧に扱っていれば、旅の安全を守ってくれたりといいこともあるんだ。」
「将門の墓とおみわれる石灯籠は、今も訪れる人々を静かに見ている。」
廃トンネル †
- Ｓ県Ｈ市（埼玉県飯能市下畑）にある畑トンネルです。
「暗闇の向こうに出口はあるのか？
Ｓ県の山中にある廃止されたトンネルは、かつて事故が多発する危険なトンネルだった。そして今も…。」
「廃トンネルの霊現象
ケンジ：このトンネルは新しい道ができてもうつかわれていないんだけど、使われなくなった理由の１つが事故が多くて怖がられたからなんだって。そして、事故を起こしていた悪霊が今でも、夜になるとトンネルに現れるんだぜ。モヤシ、夜まで待ってどんな悪霊が出てくるか確かめるぞ！ ワクワクする〜！」
「ペイジ本部長の霊現象分析
昔から道は様々なものが行き来するところなので、悪霊がやってくることもあったのだよ。その悪霊のため、事故にあった人が地縛霊になることもね。」
「トンネルに封印の呪文らしく字が。ここで何かあったのか？」
朽ち果てた社 †
- Ｓ県Ｔ市（埼玉県秩父市か？）にある社。
「古き社で起こる霊現象
ケンジ：何の変哲もない古い社なんだけど、この辺りの木にロープをかけて自殺を図る人が後を絶たないんだ。きっと管理する人がいなくなって、凶悪な悪霊かなにかの封印が解かれたんだよ。社の中をのぞいてみるっきゃないぜ！」
「五嶺執行人の霊現象分析
こんな誰も寄り付かない所を除霊しても、金にならんから興味はない。人が世話をしないと、善良な霊も悪霊に変化するのだ。」
「ケンジが前に肝試しで使ったお堂に似ている。」
「お堂の中には、なにかが奉られている。それを見れば、ここが何のために建てられた神社かわかるかも？」
発光する幽霊 †
- 「漂う光は怨霊の成せる業が…!?
Ｔ県のとある公園にひっそりたたずむ花壇。その美しさに心を引かれた旅行者が撮った写真に、はっきりと写る発光体の正体とは何かッ…!?」
「輝く守護霊
この公園の周辺には、かつて小さな貧しい村が存在していた。その村長があまりの貧しさに耐えられず、生きた人間を人柱として神に捧げた場所が、この花壇のあったところだという。その後村は繁栄し、現在に至るというが…。」
「恵比寿裁判官の霊分析
ふぅむ、こいつぁ大したことねえな。写真に写ってるこの発光体は、ここら一帯をｓ守護している霊の姿のようだな。写真の撮影者にも気づいているようだが、ノンキに見守っているだけだぜ。ま、このまま放っておいても大丈夫だな。」
「ナナ：
へぇ、確かに明るい光だけどまさか守護霊とはねー。でもこんなのは序の口よ！ 次の写真は、とつっておきの怖いヤツなんだからッ!!」
「ロージー：
この写真の霊みたいに、幽霊がみんな優しい霊ならいいのになぁ……。」
忍び寄る霊の影 †
- 「災害のあった地には、霊が多数出没…
こちらは海外へ旅行した人が撮った写真。一件何もないようだが、写真をよく見ると恐ろしいモノがッ!!」
「浮遊霊の恐怖
ここには第二次世界大戦の時、激しい攻撃を受けて何万という命が失われた場所だ。何の武器も持たない人々が、敵国の苛烈な攻撃を受け無念のうちに亡くなっていき、今も強烈な怨念が立ちこめているのだ…。」
「火向裁判官の霊分析
この写真はかなりヤバいな…。バスに写る影のようだが、左の窓にも怨念たっぷりの地縛霊が写り込んでいる…。写真の撮影者に直接危害を加えることはないだろうけど、深夜にこの道を通るのはやめた方がいい…。」
「ナナ：
どう？ この写真…。私の心霊写真コレクションの中でも、最高に怖いヤツよ。写真の右側のバスは、近くに誰もいないのに人間のものらしい影が写っちゃってるのよ…!!」
「ロージー：
こんなにはっきりと写るってことは、亡くなった時の怨霊がそれだけ強いってことなのかな……。」
消失する指先 †
- 「体の一部が消えてしまう!?
有名な観光スポットのお寺で撮った写真に写る女性の左手を見るとあるはずの指が…!? この不思議な写真の意味するところは何か…!?」
「霊の暗示
ひとつの場所に住む霊は、訪れた旅人に何らかの暗示をする為に、写真に写ったからだの一部を消したり、指の数を減らしたり増やしたりすることがあるぞ。この女性の指を消している霊の目的は、何なのだろうか…。」
「今井裁判官の霊分析
遊びハンブンンで写真を撮られ、この地を守護する霊が激怒しているようだぞ。人間の体の一部に変化があった場合は、その箇所を怪我する可能性も考えられるので、この写真の女性は今すぐお参りをした方がいいだろうな…。」
「ナナ：
心霊写真っているのはこの写真みたいに、これから起こることを暗示しているのよ……！」
「ロージー
さすが霊媒カメラマン、貴重な写真をありがとう! すごく助かったから心霊写真はもういいよ…。」
魔法律活動日記 †
- これまであなたが魔法律家として出会ってきた悪霊を分析しなさい。
また、その霊と遭遇したときの状況や背景を詳しくレポートしなさい。
ムヒョとロージーの戦いを振り返る
ロージー「最後の課題は、これまで僕が経験した心霊体験をレポートするのか…大変そうだなぁ。」
序章―魔監獄―
忍び寄る悪夢…
除霊しきれない悪霊が幽閉されている「魔監獄」から、すべての悪夢は始まった。
最下層に封印された、最悪の霊が解き放たれたのだ！
魔監獄の封印が解かれる!!
凶悪な犯罪霊が多数収容されている霊の監獄。
顔剥ぎソフィーの恐怖
最下層に封印されていたのは、少女の姿で次々に人の顔を剥ぎ取る”顔剥ぎソフィー”だった。
その強力な念動力がムヒョを襲う…!!
恐るべき念動力!!
最後は魔法律で召喚された”魔元帥”で真っ二つに！
最悪の裏切り
ソフィーを倒して安堵する一行に、衝撃の出来事が…。
なんと協力者だったリオが、禁魔法律家の一員として襲い掛かってきたのだ…!!
断ち切られるキズナ…。
リオの豹変を、一行はなすすべもなく見守るだけだ…。
師への想い
親愛する師の裏切りがどうしても信じられないビコだが、現実は残酷だった…。
エンチューの影
リオを救うための陣を準備していたムヒョたちに、エンチューの魔の手が…!!
圧倒的な力でムヒョたちを襲い、リオを奪い去ってしまう。
神出鬼没。
転回―禁魔法律―
蠢動する禁魔法律家
「魔監獄」の戦いを終えた一行の前に、禁魔法律家という新たな敵が立ちはだかる。
ムヒョの親友であったエンチュー率いる最凶の魔法律集団を倒すことができるのか…。
”箱舟”現る！
禁魔法律の罠
地獄の使者に己の魂を売り、強大な力を手にする禁魔法律家。
その中でも破滅の”禁書”を狙う謎の禁魔法律家集団が”箱舟”だ。
全員で７人のメンバーで構成されている。
トーマスとの激闘
禁魔法律家の味とを殲滅しようとした五嶺を捕え、ムヒョをおびきよせた”箱舟”メンバー・トーマス。
”蝿王”の力で得たその恐るべき能力が、ムヒョたちを飲み込む!!
吼千峡
旧魔法律協会があった場所。強力な霊磁気を発する。
窮地―禁書奪還―
破滅の禁書
かつてその威力により500万人もの死者を出した”禁書”。
なんとその書を”箱舟”に奪われてしまう!!
発動に10万の霊魂を必要とする書を”箱舟”が使えば……!?
”箱舟”といえど、”禁書”の封印を解くことはできなかった。
しかし一流の魔具師であるリオの力を得た今、”禁書”の解印まで残された期間は１か月。
吼千峡を目指すロージーたちを”箱舟”が襲撃!!
奪われた”禁書”を取り戻すため吼千峡へと急ぐムヒョたちに”箱舟”の魔の手が襲い掛かる。
息つく暇なく襲い掛かる”箱舟”の刺客
パンジャを成仏させたムヒョだが、その直後に新たな”箱舟”の刺客・ミックが現れ鋭い剣戟を浴びせる!!
手に持つ剣と一体化し、不死身に近い体を持つミック。
剣戟が響く。
今井を連れ去られた上にムヒョの魔法律書が壊れてしまう。
ロージー「よ〜し、課題はこれで全部終わり!!
久しぶりのお休みを、思いっきり楽しむぞぉ!!」
ムヒョ 「なにを寝ぼけたことを言ってやがる！
やすみはもう終わりだ、このボケッ!!」
ロージー「え!? 今日は８月２８日!?
そ、そ、そんなぁ〜、ボクの夏休みはどこいったのぉ〜…!?」
