- ナムコ / namco
- ポニーキャニオン
- 音楽CD
- 1997.10
- アレンジ製作
#amazon(B00005FQXY)
- 初めてのロンドンミックスダウン作品
- スクウェアプッシャーに傾倒していた頃の作品。基本波形そのままの様な音色を使い、かつ楽音数が少ない、という方向性。
- シーケンスを一旦サンプルして鳴らし直す、と言う事もこの曲あたりからよくやり始めた。サンプルのピッチを変えるとシーケンスのスピードも変わる感じが気に入っていた。
- Rycycle!でザクザクに切ったブレイクビーツを鳴らしながら、フィルインとしてピッチベンドを動かす。特にピッチを上げた時に個々のサンプルの間にスキマが出来てくる、というよくよく考えてみれば当たり前の事だが発見した時にはあまりの気持ち良さに感動した。かなり使いまくった。
- 日本でプリプロ、ADATに落としたものを48にコピー、それを持ってロンドンPWL studioへ
- 若干犯罪率が高そうな、というか、人気の無い工場/倉庫地帯のようなエリアにあった。外からみるとまさにアジトの様相。およそ知らなければ全く気にもとめない様な場所にインターホンがあり、そこで名乗る事で小さいが重い鉄のドアを開けてもらう。異常に気分が盛り上がった。
- 良く言われる日本との電圧の高さから来る音の違いだが、イントロの、非常にシンプルなサウンド1音色のみのシーケンスをラージで聴いた時、確かに日本でADATから48にコピーした時聴いたそれとはタチが違う様な気がした。ボトムがしっかりした感じというか。但しそれ以前にロンドンと言うロケーションにやられていたのでこの印象も怪しいものだ。
- 楽音数が少ない楽曲は極めてエンジニアを選ぶのだが、TDを担当したTim(SPAG)Speight氏は少ない楽音一つ一つを大事にするタイプのエンジニアだったので相性が合い、結果的に大変満足いく結果となった。
- スタジオの近くで食べた、ロンドンに良くある感じのピザもサンドウィッチもパスタもすぐに出しますよ無愛想なイタリアンスタッフがやってます系な店(なんていうんだろう?)のペンネアラビアータが妙に美味しかったのを忘れられない。
- スタジオでの待ち時間中、MTVユーロ(UK?)でやってたaround the world / daft punkのPVに大変感動した。まさかこの6年後自分の子供もこれにハマりまくるとは....。
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