槍射程アップ、槍撃ダメージアップなどの槍兵強化計略の充実が目立つ。
特に「長槍」系計略は、うまく扱えれば柵の向こうに陣取る弓への対策、逃げる騎兵の追撃に絶大な効果を発揮する。
覚醒や魅力持ちの武将も多く、より殲滅力が上がったと言えるだろう。
また、「質実剛健の大号令」ともいうべきSR姜維の計略「受け継ぎし陣法」も、
ダメ計、妨害が主体のデッキ相手に絶大な力を発揮する計略の一つ。
妨害に弱い張飛や「桃園の誓い」などとのコンボで絶大な力を発揮しそう。
また、槍兵得意の国家だが、追加武将には非常に優秀な騎兵が増えた事も見逃せない。
苦手な弓兵も個性的な武将が加わった。
武将名 | おうとう | なし |
王桃 | 関索の妻。関索が四川に向かう途中で出会った、王令公と言う盗賊王の娘。女ながらの豪傑であったが、関索に敗れると、その強さに惚れこみ妻となった。その後も数々の戦場で、関索に常に付き従い、運命を共にした。 「あんたと一緒なら楽しそうだよね!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力4 知力5 | |
特技 | 防柵 復活 魅力 | |
計略 | 桃色吐息 | 範囲内の敵を強制的に前進させる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 防具 桃のバンダナ | 士気上昇UP |
Illustration : 音楽ナスカ |
武力4弓は一見頼りなく見えるが特技3つ持ちの為、弓の国に充分匹敵するスペック。
計略は特攻戦法などと同様に、相手を自城に向かって真っ直ぐに前進させる計略。
猪突や赤兎の「向いている方向に直進」とは違い移動方向は完全固定なので間違えないように。
計略範囲は前方方向に小さい長方形なので、近づかないと範囲に入らない上に
範囲に入れたは良いが敵が突っ込んでくるので自滅の可能性がある。
用法としては攻城中の味方に張りついた敵を無理矢理はがしたり、柵裏の弓兵を引っ張ったり、
悪地形や毒沼に突っ込ませる、味方槍兵にぶつけて迎撃させるなど。
ただし、方向固定のため挑発のように「攻城中の相手を引っ張る」という使い方はできない。
なお挑発と違い、効果中に王桃を撃破したとしても計略効果は持続する。
よって呂布を筆頭とした高コスト脳筋武将にとってはかなり脅威となるだろう。
しかし所詮知力5。過度な期待をせず、刹那の挑発と言う捉え方で使った方が良い。
イラスト左下端にある手は没になった武将の亡霊…ではなくて夫の関索である。
彼の絵を担当した陸原一樹氏との合作なのだ。
関索の妻と書かれているが、鮑三娘は?と疑問に思う人は↓の鮑三娘を参照。
ちなみに対戦中、王桃の部隊の兵士は戦器にある「桃のバンダナ」を装備している。(戦器の有無は無関係?)
さらに計略使用時のカットインはかなり脱力モノ。「くるりんぱぁ〜!」
武将名 | おうほ こくざん | なし |
王甫 −国山− | 劉璋の下では書左をしていたが、劉備が平定すると関羽の補佐となった。風貌は立派で、人物評価や議論を好んだ。忠義に篤い人物で、関羽が捕えられ、処刑されたことを知ると、関羽の後を追って櫓から飛び降りて亡くなった。 「関羽殿、今すぐおそばに参りますぞおーーー!」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力2 知力5 | |
特技 | なし | |
計略 | 車輪の伝授 | 自身を除く、戦場でもっとも武力の大きい味方の槍兵の武力が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う。発動時に自身は撤退する。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 薬 国山薬 | 攻撃力UP |
Illustration : 山本章史 |
今まさに、関羽の後を追おうとしているイラストが衝撃的な忠義の人。
計略は自身撤退する代わりに、味方一人を車輪にするというもの。
そのため、もともと大車輪戦法を持つ武将とは相性が良くない。
R趙雲、R姜維などに使うのが無難か。反計対策や士気温存、効果時間を期待しても良い。
実用度はあまり高くなさそうだが、R張飛に使い、車輪仁王というのも強そうである。
「自身を除く」とあるため、戦場にいる自分以外の槍兵が武力1の場合でも使うことが出来る。
命がけの推挙のように自身にかかり撤退してしまうようなことはないようだ。
Ver2.11で大車輪戦法が弱体化。車輪を持たないR質実趙雲の流行により相対的に価値を上げたように見えるが、
自身のスペックが低いためか、ほとんど使用されていないようだ。
同系統の自爆計略殿、私の馬を! が兵種問わず武力+5で速度アップなのに比べると、少し長いだけの大車輪というのも寂しい。
悲哀に組み込んだり、青い国の超絶槍とのコンボ(大胆不敵車輪、雄飛車輪など)で活路を見出したいところ。
戦器は攻撃力UPと優秀だが、武力1が攻撃力UPの戦器を持っても正直扱いに困る。
それにしても、戦器が薬なのに攻撃力UPとは・・・
武将名 | かこうは ちゅうけん | なし |
夏侯覇 −仲権− | 夏侯淵の次男。魏と蜀に縁者を持つ複雑な家柄の武将。蜀を父の仇としていたが、司馬懿のクーデターによって親しかった曹爽が討たれると、妻子を残したまま蜀へ亡命を余儀なくされた。蜀では劉禅の親戚ゆえに重用され、姜維の片腕として北伐で腕を振るった。 「裏切り者でもかまわん。俺は俺の戦を貫くのみだ」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力7 知力6 | |
特技 | 連計 | |
計略 | 神速戦法 | 自身の武力と移動速度が上がる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 馬 国越強馬 | 突撃ダメージUP 最大兵力UP |
Illustration : 山宗 |
馬の国から派遣された2コスト神速騎兵。
一部では排出停止のUC陳到の『生まれ変わり』などと言われ、親しまれている模様。
新カードに優秀な2.5コストが追加されたため、コストが重いSR趙雲の代わりに。
あまりコストを圧迫せず神速が使えるという事で蜀の話題となっている1枚。
スペックは一見凡庸で、テキスト通り魏からそのまま神速騎兵を持ってきたような感じのの能力。
しかし、実際に使うと戦器が強く伏兵踏み役にも向いている。
戦器による突撃ダメージボーナスが高く、武力8の突撃と同等かそれ以上のダメージを叩き出す。計略との相性も○。
蜀がらみの連計を使う時には貴重な存在である。
連環の連計用などに組み込むのも良い。桃園も中々いける。
2コスト騎馬で伏兵が踏める知力を持つ騎馬は蜀待望の一枚と言って良い。
機動力が無く、速度UP計略が殆ど無い蜀には2コスト騎兵の神速戦法は非常にありがたい。
R馬超の一騎当千やSR魏延の唯我独尊は共に強力な計略ではあるが、
殲滅力と汎用性の高さなら神速戦法のほうが断然上。効果時間も結構長い。
R馬超(槍)やR趙雲(疾風)などの優秀な槍のアタッカーが増えた事もあり
機動性を補うために彼の採用率が上昇中。
最近になり使用率ランキングでも100位以内に姿を見せた。
「劉禅の親戚」というのは、夏侯月姫の娘二人(敬哀皇后と張姫)が劉禅に嫁いでいたため。正史にハッキリとした記述は無いが、魏略・諸夏侯曹伝などに、張飛が夏侯一族の娘と結婚していたこと、劉禅が夏侯一族のよしみで夏侯覇を重用した事が記されている。
武将名 | かんう うんちょう | 美髭公 |
関羽 −雲長− | 劉備・張飛と3人で義兄弟の契りである「桃園の誓い」を立てた豪傑。愛馬・赤兎馬で駆け巡り、青龍偃月刀を振るって一万の敵を相手にできるとして武神と称された。魏から劉備の下へ帰る際には5つの関を突破し、劉備の夫人達を護衛しながら千里を駆けた。 「何者も、この関羽の武にはいたらぬ!!」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力9 知力6 | |
特技 | 募兵 | |
計略 | 武神降臨 | 自身の武力が長時間上がる。さらに自身が敵部隊を撤退させるたび武力と移動速度が上がる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 偃月刀「青龍」 | 最大兵力UP 槍兵防御UP |
Illustration : 杉浦善夫 |
魏の鬼神様が蜀に帰った途端武神様になられました。
イラストはまさに威厳ある美髭の関帝。待望のSR蜀関羽として人気。
何気にイラストレーターも鬼神様と同じ杉浦善夫氏。
特技は募兵のみだが知力も高く、自城帰還で時間を無駄にしなくて済むので計略との相性は良い。
募兵はその特性上素の武力が高いほうが恩恵を受けやすく、素の武力9ゆえに騎兵と募兵はかみ合うのである。
その計略は約28カウント持続する連鎖式魏武の大強。基本は武力+1だが、自身が1部隊撃破するごとに+2。
計略に即効性がないことに注意。修羅馬超や魏延の感覚で防衛に使うと自分の武力が上がる前につぶされたり
相手をつぶす前に逃げられてしまいます。
誰も倒せないとただの+1長時間強化に成り下がるが、タイミングを考えれば比較的楽に+3、+5に移行可能。
計略発動直後に+5化成功したりすると20カウント以上それが続くのでまさに武神。
何気に枚数の多いデッキに強いのは鬼神のころから変わってない。
加速倍率はあまり高くなく、5人撃破でも1.2〜1.3倍程度。
だが1人撃破するだけでも、逃げる騎馬の後ろから突撃したりできるので十分だろう。
武力9なので大徳などの+5号令や武神降臨での2体撃破などで割と手軽に若き血を回す事が出来る。
子供達も組み込んで一緒に戦わせてあげよう。
かなり喧嘩っ早い点には注意。運が悪いとコロリと返り討ちに遭うことも。
スペックと戦器を総合すれば全カード中でも屈指のコスト比、武神の名は伊達じゃない。
Ver2.11では4枚八卦のコスト2.5騎馬での採用が多い。
R質実趙雲・R姜維と組んで3人募兵で足並みを揃えられると序盤が非常に強くなる。槍兵防御UPの戦器も優秀だ。
武将名 | かんこう あんこく | なし |
関興 −安国− | 関羽の次男。父親・関羽を超えると期待された猛将。父の弔い合戦では張飛の息子・張苞と共に戦い、父の仇潘璋を討ち取り、形見の青龍刀を取り戻している。その後も、魏延と共に魏の張郃を誘い出し、討ち取るなどの活躍をしている 「行くぜ張苞!親父の仇をとるぞ!」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力3 | |
特技 | 覚醒 | |
計略 | 車輪の号令 | 範囲内の味方の槍兵の武力が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 武具 形見の偃月刀 | 最大兵力UP |
Illustration : Wolfina |
基本的に武力8知力4ぐらいのスペックと考えていい。
覚醒のおかげで残り33カウントからは武力9知力5と、2コストとしては破格のスペックになる。
単体としては戦器が物足りないのと勇猛がないのでUC張飛よりも弱く感じるが、
号令持ちと考えるとやはり破格だろう。
号令範囲はかなり狭めの長方形で、武力上昇は+3。
他の計略とのコンボが決まれば場を制圧できるだろう。
そして何より、R関羽と違いデッキを圧迫はしないのがポイント。
しかし戦器は最大兵力10%UPとガッカリ性能。
「形見の偃月刀」なのだが、父親や潘璋の戦器と比べると・・・。
潘璋に使い込まれ過ぎて錆びてしまったのだろうか?
・・・しかし上級戦器になったとたんに輝きを取り戻すようだ
なお、イラストはR張苞と一枚絵になっている。
武将名 | かんさく | なし |
関索 | 関羽の子。子供の頃から父親譲りの力持ちで、「花」という師匠から武芸を習った為、自分の名前の頭に花をつけ、「花関索」と名乗った。鮑家荘の娘と戦い、勝利をおさめて妻とした。その後、初めて父・関羽と対面して、夫婦共に蜀に尽くし戦った。 「来いよ、俺と一緒に生きようぜ!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力4 知力4 | |
特技 | 覚醒 復活 魅力 | |
計略 | 若き血の目覚め | 蜀の味方の武力の最大値が大きいほど武力が上がる。一定以上武力が上がると、さらに全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 武具 名刀「絢爛桜剣」 | 攻撃力UP 最大兵力UP |
Illustration : 陸原一樹 |
覚醒の弱点、開幕に弱いと言うのを活魅で補える優良カード。
基本的には5/5の活槍と考えて良いので、排出停止のUC陳到と関銀屏を合体させたようなモノ。
戦器も攻撃力UPと優秀。デッキ構成に合わせて関銀屏と選択しよう。
ただ、余りにも特徴が無さ過ぎるのが難点。
蜀の1.5コストは八卦、ススメ、桃園、息吹、挑発…などの計略要員のポストでもある。
そこにコンボ前提の計略と、終盤で1.5コスト武力6の活槍は居場所を見出しにくい。
スペックとコストの軽さを考えると関銀屏の方がデッキに入れやすいのも事実。
しかし、コンボを前提としてこのカードを主軸にデッキを組んだ場合の目覚めの威力は関銀屏以上。
終盤で+8号令とのコンボならR関索自身をみて目覚め発動するので、高武力蜀武将撤退時でも何とかなるかもしれない。
槍の復活を重きと見るのなら投入の余地はある。
王桃の絵柄から考えるに、音楽ナスカ氏との合作。
民間伝承から生まれた「花関索伝」が出自の架空の人物とされている。
テキストも演義ではなく花関索伝からのもの。
ちなみに演義では南蛮平定中に登場。木鹿大王を討ち取る功績を上げるものの、その後まもなく戦死したとされる、非常に登場期間が短い武将となっている。
正史のみに登場した陳到とは見事に逆である。
武将名 | かんぺい | 懸命なる武士 |
関平 | 三国志の英雄・関羽の長男。関羽の義兄・劉備の息子であった劉封とともに、若くして将軍として活躍した。荊州を治めていた父・関羽が、呉軍のだまし討ちに遭った際には、ともに戦いぬき壮絶な最期を遂げた。 「俺は死なん!生きるんじゃあ!!」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力8 知力3 | |
特技 | なし | |
計略 | 特大車輪戦法 | 自身の武力が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 武具 走駆剣 | 最大兵力UP |
Illustration : 宮下英樹 |
基本スペックは勇猛の無い張飛。戦器も良いとは言えず、R趙雲やUC張飛と比べると物足りない印象。
Cやもそうだが、このゲームの関平は常に微妙扱いという悲しい宿命でも背負っているのだろうか。
他の兄弟達と比べたら酷い話である。せめて募兵があれば募持ち車輪として住み分けができたろうに。
しかし計略の特大車輪戦法は面白い。その大きさなんと戦場の横幅の1/3ほど。
集団で城に張り付けば、隣接する味方武将に対しても突撃を無力化することが可能。
さらに範囲が広い為、多くの敵を武力13の車輪で相手にすることができる。
号令に対しても削りながら相手の移動を妨害し、時間を稼げる。うまくやれば士気差を作ることも可。
更に特大車輪のみ車輪発生で回避不可能な迎撃が可能という特徴がある。
これは他の車輪計略と違って発生時の射程が長い為。長槍で即迎撃が取れるのと同じ理屈である。
ただ、大車輪戦法と比べて必要士気+1に対して武力上昇はわずか+1。
効果時間もそこまで長くはないので時と場所を選ぶ計略ではある。武力上昇があと1高ければ…
VerUPで大車輪の効果時間短縮、かたやこちらは延長されたが、現実はUC張飛→R趙雲(U李厳)の流れが多数。
やはり無特技が響くのか、車輪は効果時間が重視されるのか、このカードは殆ど使われていない。
イラストは勇ましいが…。
面白いカードであるが、全てが微妙。なんとも惜しい一枚である。
修正しだいでは強カードになりうる存在なので、次Verに期待。
絵師は「センゴク」の宮下英樹氏。特大車輪は車懸りの陣か?
武将名 | ぎえん ぶんちょう | 反骨の餓狼 |
魏延 −文長− | 蜀攻略戦に参加して戦功をたてた猛将。その武勇を劉備は高く評価し、張飛を差し置いて漢中のおさえの武将として選んだ。劉備の死後は、諸葛孔明に従って北伐に参加。王双を討ち取るなど華々しい活躍を見せた。 「俺と戦おうって無謀な奴はいねえのか!?」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力8 知力4 | |
特技 | なし | |
計略 | 唯我独尊 | 自身の武力が大幅に上がる。発動時、範囲内にいる自軍の部隊どれかひとつが撤退する。撤退する部隊がいない場合は効果が低い。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 橋陥大刀 | 最大兵力UP |
Illustration : タカヤマトシアキ |
勇猛がないとはいえ、蜀の騎兵として最高レベルの能力。
コスト2騎兵の選択肢が増えたのは嬉しい。
計略は「反逆の狼煙」の低リスク版といったところで、ほぼ確実に撤退部隊を選べる。
ただ、武力を上げるのに範囲内に生贄がいる必要があるということでもある。その点では一長一短だろう。
それでも、反逆と違い攻撃時でも安心して使用でき、少ないリスクと士気4で武力+10なので、なかなか頼りになりそうだ。
唯我独尊の+10を活かして槍撃の壁になる時には、戦器の最大兵力UPが光る。
計略抜きでR馬超と比べると、知力+1&戦器効果の最大兵力アップで生存率はかなり違ってくる。
そのためR馬超を凌ぐコスト2騎兵として注目を集めている。
が、勇猛が無いので一騎討ちで逝ってしまったりするのはご愛嬌。
上級戦器で槍兵防御UPが付く、入手が困難なのは問題だが持っていれば壁役としては非常にいい働きをしてくれるだろう。
戦器の元ネタは孔明の死後、楊儀達が言う事を聞かない魏延を置き去りにして撤退を開始し、それを聞いて怒った魏延が楊儀が戻れないよう先回りして橋を焼き落としたことであろう。
武将名 | きょうい はくやく | 孔明の遺志 |
姜維 −伯約− | 諸葛孔明がその才能に惚れ込み、「離間の策」を用いて魏から引き抜いた文武両道の名将。孔明の愛弟子と言われ、孔明の死後は蜀の中枢を担った。北伐による勢力拡大を熱望し、これを諫める費禕が逝くと、大軍を指揮して北伐に乗り出した。 「蜀の天下のために、戦い抜くぞ!!」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力7 | |
特技 | 覚醒 魅力 募兵 | |
計略 | 受け継ぎし陣法 | 範囲内の味方の武力が上がり、計略の対象にならなくなる。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 武具 北伐指揮槍 | 最大兵力UP 計略時間UP |
Illustration : 風間雷太 |
質実剛健の大号令という恐るべき計略を携えてSR姜維がやってきた!
現時点では武力+4、9.5カウント(知力9時)とまさに脅威の号令である。
武力上昇が+2でないところがミソ。
ただ、計略は効かないとはいえ、コレだけでは当然武力+5の英傑号令に潰されてしまう。
効果時間が長く、2.5コス武将としてはそれなりのスペックがあるので、別の号令や強化等の手段を組み合わせて柔軟に戦おう。
単体で使うと物足りない感は否めないが、コンボとして使うと非常に強力。
本家八卦と違い、人数制限がなく自身も強化して戦力に出来るのも○。
混色で使うならR曹仁と合わせれば瞬発力なら各種号令に勝てる…が、士気が9必要なので悩み所か?
R呂布と合わせれば相手の計略が効かない強力な武将ができる…が、士気が10必要になってしまうのでやっぱり工夫がいる。
単発ではなく他計略とのコンボで場を制圧することを考えればかなりの強計略である。
奮激、車輪、八卦、奥義、桃園などの号令とのコンボが決まれば大抵の敵はを圧倒できる。
士気12or13使うだけの価値はあるだろう。
一度限りだが単色なら蜀軍大攻勢とのコンボも面白い、相手の兵法が大攻勢でないと読めたら積極的に使っていこう。
最大の天敵が奥義の師匠であるところはなんとも寂しい限りだが・・・。
1コス武力4のUCが出た時同様に、「姜維」という名が辛いところ。
魏の神速系計略が流行るならR姜維が一歩リードか?
何気に武力が高い脳筋軍団である西涼軍・他軍との相性が良い。
計略が効かなければ、知力の低さは問題にならない。
脳筋を多めに投入したデッキで開幕落城、出来なければ陣法と繋げていけば意外と戦えるかもしれない。
ちなみに上級戦器を装備すると効果範囲が一回り拡大する。
大徳には遠く及ばないが発動前はかなり密集しなければならないので多少なりとも拡大してくれるのは非常に有難い。
ただし出現率が極めて低いせいか入手は困難を極めそうである。
武将名 | けいあいこうごう | なし |
敬哀皇后 | 蜀の五虎大将軍の一人、張飛の長女。母は夏侯月姫。野獣のような風貌であった張飛の娘とは思えぬ美貌の持ち主で、皇太子妃として宮中に入り、劉禅即位と同時に皇后に立てられた。しかし病弱であり、若くして亡くなった。 「陛下、先立つ不孝をお許し下さい……」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力6 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 野戦の舞い | 【舞い】(使用すると移動できなくなるが、自身が撤退するまで効果が続く)互いに、部隊が撤退するたび、城にダメージを受けるようになる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 張家の傘 | 士気上昇UP |
Illustration : 風間雷太 |
槍の国なのに弓の国の舞姫と完全な同スペックとかなり優遇されている。
そのため、計略をサブと割り切って士気ブースト兼弓要員として用いられることもある。
計略の野戦の舞いは、今までに無い計略。
一人撤退で減るゲージは11.8%と大きめで、計略士気も軽いため、
最期の業炎等の混色ダメ計や降雨落雷との相性が良いのでは無いかと研究されている。
(ただし、最期の業炎を使ってSR周瑜が撤退すれば自城にもダメージを受ける。)
終了間際に舞って落雷で逃げ切ったり、相手の天啓の終わり際に重ねるといった用兵も存在する。
ちなみに舞っているこのカードが撤退したときも城が削れるので要注意。
尚、この計略の発動中に撤退で落城した場合、悪鬼や暴虐などで自爆したのと同様の扱いになる。
逆に死なずに敵部隊を落としていけば勝手に城ダメが入るので、新たに追加された新SR劉備やR鮑三娘とは計略の相性が非常に良い。
さらに、舞うこと前提で考えるならば挑発との相性が非常に良い。
舞いのコンセプトと合致している上に士気4である。運用次第で鬼にも夜叉にもなるカードだろう。
また彼女がデッキにいるだけで相手は兵法再起が選びづらく、兵法の選択を狭める事が出来る。逆に相手が再起からのカウンターを狙ってると思ったら、全滅直前に舞って城ゲージをごっそり奪ってやろう。いるだけで非常に存在感があるカード。
蜀には兵力回復計略や募兵持ちの武将が多数いるため、彼女専用の舞いデッキがどれだけ活躍するか注目したいところである。
武将名 | こうこう | なし |
黄皓 | 蜀を滅亡に追い込んだ宦官。人にへつらい、つけいるのが得意であった。劉禅に寵愛されていたため、権力を得て専横を欲しいままにした。また、自分に対し不信感を持つ姜維と対立し、魏との戦いでは姜維の援軍要請を握りつぶした。 「フォッフォッフォッ。私が何かしましたかな?」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 歩兵 | |
能力 | 武力2 知力6 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 愚かなる転進 | 範囲内の最も武力の大きい味方は、一瞬で城に戻る。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 防具 宦官頭巾 | 伏兵防御UP |
Illustration : 塚本陽子 |
蜀滅亡の原因の一人。しかし、最高武力を一瞬で戻せるので、大戦ではかえって蜀の救世主になる可能性がある。
蜀単デッキは足が遅い槍兵中心のため、全軍で攻めたらカウンターで全滅して落城負け、
という光景がしばしば見られるのだが、それをある程度予防できるのだ。
これがランダムで誰か一人を戻させるんだったら本当に『愚かなる転進』なのだが…。
攻城し損ねた槍馬超あたりが危なくなったとき、的確な援兵の代わりに使うなどという運用もありそう。
蜀では貴重な柵持ちである。甘皇后用の舞台作成にいれてみるのも良いかもしれない。
また、知力6+戦器の効果を生かして序盤の伏兵踏みや壁役による捨て駒にもなる。
妨害や挑発、壁突撃といった大ピンチをあっさりカバー出来るので高コスト武将との相性は良い。
ただし所詮は歩兵。総合的な実用度は低いだろう。
計略の元は、前線に出て北伐(魏の討伐)を目指す姜維に功を上げられるのを恐れた黄皓が、
劉禅に進言して姜維へ帰城するよう勅命を出させたことから来たのだろう。
実際、姜維は何度も北伐を妨げられている。
魏から賄賂も貰っていて、北伐を妨げていたとも言われている。
とは言っても、『これが原因で魏を制圧できなかった』証拠はどこにもなく、
国力を省みない無謀な北伐は諸葛瞻や廖化等からも痛烈に批判されていた。
武将名 | こうちゅう かんしょう | 剛弓の達人 |
黄忠 −漢升− | 五虎大将軍の一人で、白髭を蓄えた老将。しかし、その勇猛はすばらしく、関羽と一騎打ちをした際、百合打ち合っても、勝負がつかなかったほどであった。また、弓の名手でもあり狙ったものは百発百中の腕を持っていたとされる。 「戦に年齢など関係ない!強い者が勝つ!!」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力9 知力3 | |
特技 | 防柵 勇猛 | |
計略 | ふとうふくつ 不撓不屈 | 自身の武力が上がり、さらに兵力が回復する。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 武具 百戦弓 | 射程距離UP |
Illustration : 山宗 |
蜀に待望の武力9弓の黄忠がやってきた!
呉の民が嫉妬と羨望の眼差しを送る武力9+柵+勇猛とはなんてこった。
魏のR典韋、呉のSR孫策辺りのポジションに位置している思われるが、とても弓が苦手な国とは思えぬ性能である。
その辺は弓の名手である黄忠、流石と言うべき性能である。
知力3なのは痛いが兵力全快なら孫桓の火計や月姫の落雷一発、運が絡むが諸葛亮の八卦陣の奥義の雷一発にも耐えうる。
魏のR許褚の代わりだと思えば十分過ぎるであろう。
蜀呉に対し圧倒的な圧力を与えられる一枚。
計略の不撓不屈で武9の援護射撃が常在するので非常に厄介。
特に騎馬の居ないデッキでは計略無しで対処するのは非常に困難で嫌らしさ爆発。
しかし基本的には防衛で使う計略、士気5の使いどころは見極める必要がある。
R黄忠と違い、計略使用中にも当然武14の矢を放つので防衛兵器としての性能は高いと言えるだろう。
騎兵メインの相手には黄忠に攻城させ槍で牽制するのも手。
この状態なら例え落ちかけても不撓不屈で攻城をもぎ取れる事も多い。
当然、士気が重いために後の事も考える必要はあるから乱用は出来ないが。
最近では目覚め大徳デッキに入ることが結構多いようだ。
Rホウ統とコンビを組む姿もよく見かけられる。
連環の計と高武力弓の相性が非常に良いためだろう。
弓の援護でラインが上げやすくなり、不撓不屈や大徳で武14になるので関索や関銀屏が回れる。
くるくる回っている二人を武14の射撃で援護してやろう。
Ver3では排出停止になったものの、蜀軍最強の弓兵、という実力は捨てがたく、
レートと人気が大幅上昇している、まさに「老いて益々盛ん」なカードになってしまった。
武将名 | しょうえん こうえん | なし |
蒋琬 −公琰− | 諸葛孔明から「国家を背負う大器」といわれた名将。小県の役人から大きく出世し、孔明が外征するたびに、軍需物資の供給にあたり活躍した。孔明の後継となり、魏征伐を行って善戦するが、病によりこの世を去ってしまう。 「勝てぬ戦はしない。これは鉄則だ」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力2 知力8 | |
特技 | なし | |
計略 | 長槍の伝授 | 自身を除く、戦場でもっとも武力の大きい味方の槍兵の武力が上がり、槍が長くなる。発動時に自身は撤退する。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 書物 大司馬書 | 最大兵力UP |
Illustration : 塚本陽子 |
似たような計略を持つ王甫に比べると、知力の分だけ効果が長い。
スペックもそこそこで普通にデッキに入る1枚。マウント強化にぜひ。
R槍馬超と組み合わせて長槍剛槍をやると、槍撃を一発出しただけで大打撃表示が出る驚異の性能。
コンボによる消費士気は8で、武力上昇値は+9。十分な効果といえるだろう。
長槍は効果が重複する。張翼、張苞辺りと組み合わせ、こいつをうまく活用すると恐ろしい長さの無敵槍が出現する。
「自身を除く」とあるため、戦場にいる自分以外の槍兵が武力1の場合でも使うことが出来る。
命がけの推挙のようには自身にかかり撤退してしまうようなことはないようだ。
武将名 | しょかつせん しえん | なし |
諸葛瞻 −思遠− | 諸葛孔明の息子。魏軍が蜀に侵攻したとき、魏将鄧艾は主にするという約束を餌に降伏を誘うが、諸葛瞻はこれに激怒し、使者を切り殺し戦いに挑んだ。緒戦は亡き諸葛孔明の木像を使い、驚いた敵に大勝したが、のちに綿竹城で包囲され、鄧艾の猛攻にあい戦死した。 「父さん、僕も戦ってみせます!」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力2 知力8 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 小さき落雷 | 範囲内に1本の落雷を落とし、いずれかの敵に雷によるダメージをあたえる。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 防具 諸葛家の具足 | 移動速度UP |
Illustration : CURREN |
コスト1騎兵で2/8魅力と言うスペックは槍の国としては優秀な部類で、戦器もなかなか良い。
また文官扱いなようで月姫や廖化と違って一騎討ちで落ちたりしないのも利点。
感覚的には廖化と夏侯月姫を足して2で割ったような感じと思ってもらえばよい。
計略はやや癖のある落雷計略。
威力は兵力100%の知力2、兵力80%の知力3辺りを落すのが限度と覚えておこう。
黄布デッキなどSR呂布主体のデッキを相手にした時は、落雷より士気が1だけお得になるので悪くないかもしれない。
兵力の削れた誉れ顔良を落としたりと、使いどころを見極めれば結構使用する場面はある。
他の落雷計略と違って範囲が激狭(挑発より小さい)なので避雷針に雷が落ちにくいのも利点。
同時に範囲から外れて空打ちになることも少なくないので気をつけよう。
最近では桃園デッキに入っている姿をよく見かける。
夏侯月姫と違い桃園を使った直後に落雷が打て(逆も可)、一騎打ちも起きないのが大きな理由だと思われる。
桃園の天敵である各勢力の呂布を士気5で撤退させられるのはかなり大きい。
桃園中でも、騎馬なので兵力が減ったら逃げやすいのもポイント。
戦器が移動力UPと優秀だが、逆に迎撃を食らいやすくなる欠点もある。
特に桃園中の操作には細心の注意を払うようにしよう。
使用率が高い故か、ちょくちょく魏延の強化のエサにされる姿が見かけられるのは気のせい?
本当に息子なのか?と思わせるイラスト。特技の魅力がさらに疑いを深める。
武将名 | しょかつりょう こうめい | 神算を極めし者 |
諸葛亮 −孔明− | 劉備の三顧の礼により迎えられた名軍師。劉備が事後を頼み、蜀の軍事面、政治面の両方で偉大な功績をおさめ貢献した。自分の死期を悟り、愛弟子・姜維に兵法全てを授け、好敵手・司馬懿との対決に挑むが、戦いの最中に天に昇った。 「私には見えます。蜀の天下が……」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力5 知力10 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 八卦陣の奥義 | 範囲内に3本の雷を落とし、それぞれいずれかの敵に雷によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。範囲内の敵の数より味方の数が多かった場合、範囲内の味方の武力を上げる。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 宝物 七星祈祷扇 | 最大兵力UP |
Illustration : Wolfina |
計略は号令の場合自身を除いて武力+6、そして最高知力の落雷。
戦況に合せて使い分けることができる。
何と言っても最大のウリは号令にした際の重ねがけ。
自身を対象に含まないので号令の重ねがけが可能で、士気を12使い切るが
武力+12になるというのがえげつない。
効果時間もやたら長いため、士気MAXからなら天啓や桃園、隙なき栄光をも殴り
合いで正面から叩き潰すことが可能。
そして武力上昇値が+5ではなく+6なので、武力8の武将に掛けて若き血の目覚めが車輪になれる。
そのためデッキに武力9の武将を無理に入れる必要が無く、デッキ構築の幅が非常に広い。
また、落雷として使用した場合、知力10の威力はハンパでなく兵力100%なら
(ランダム要素を除くと)
ピンポイントで知力8に対し高確率で即死が取れる。
そのため特に現在流行中の桃園デッキに対してメタ的な性能を誇る。
相手に裏の手があっても、士気12あれば先掛けで容易に揺さぶることが可能。
桃園だけでなく、受身が苦手な蜀単デッキ全般にはかなり強かったりする。
超絶、キーマン潰しなら落雷、強化なら八卦陣の味方掛けで相手を圧倒できるためである。
また、号令範囲が自身前方円なので反計にも比較的強い。
後ろから号令を掛ければ荀彧の視線に入らず計略が打てるためである。
その代わり本人のスペックは、2コスト、武力5、伏兵なしという三冠王。
さらに槍兵であるというのが厳しい。
同じく自身を強化できない号令を持つR司馬懿は号令後も機動力と突撃を
活かして戦列に参加させられるが、R諸葛亮はうかつに前線に出すと
あっという間に踏み潰されてしまう。
同計略、ほぼ同能力を持ちながら使用率でR郭嘉に雲泥の差をつけられたかつてのUC法正を
考えればわかりやすいだろう。
一人で号令とダメ計を合わせ持っているので、うかつに撤退させないよう注意が必要である。
特に計略を使った後、城に戻すか攻城に向かわせるかの判断が重要。
幸い他の号令持ちと違って一騎打ちが起きないのは大きな利点。
劉備や夏侯月姫と違い、勇猛持ちに喧嘩を吹っかけて返り討ちに遭うような悲劇が
無いのは決して小さなことではないだろう。
散々がっかりスペックと書いたが、呉の国の四角い火計持ちの人と比べてみると
その計略も含め、なんだか許せるような気がしてくる。
乱戦時の援護として計略使用の際には、範囲内にいる敵、味方の部隊数に注意。
強化しようとして多数の敵部隊に雷を落としたら無駄が発生しかねない。
敵と味方が同数の場合、落雷が優先されるようである。
ちなみに雨を降らせても必要士気は減らない。
降雨中でも兵力100%時に1本で知力5以上は落ちず、3本当てても知力9以上は落ちないので注意(一応最大ダメージが出れば落ちるが、紙のように薄い確率なので…)
落雷時に反計されるとしっかり諸葛亮にダメージが反射する。
範囲の都合で号令をかけようとすると敵の妨害やダメ計の格好の的になってしまうのが悩みの種。
ガチの殴り合いならほぼ最強といっても過言ではないが、妨害やダメ計には滅茶苦茶弱く
いろんな意味で蜀の特徴を如実にあらわしているカードといえるだろう。
幸い効果時間が長めなので、早めに計略を打って散開することも念頭に入れておくこと。
Ver2.11では魏の妨害計略持ち武将が軒並み下方修正を食らい使用率も上向きになって来た。
SRの弟子と組み合わせて使うと妨害、雲散、ダメ計を受け付けない超絶号令に。
そこまで持っていくのは大変だが、決まればまさにデスコンボ。
SR姜維以外にも質実趙雲とは相性がよく、必要士気とコストを考えたらこちらの方が
使いやすいかも。
武将名 | しょかつりょう こうめい | 修羅の兵術 |
諸葛亮 −孔明− | 劉備、曹操と並ぶ、三国志のもうひとりの主人公。三顧の礼によって、劉備の臣下となり、天下三分の計を打ち立てた。そして神がかり的な政治手腕で劉備を導いて蜀を建国させ、劉備を皇帝へと昇らせた。劉備の死後も、その意志を継ぎ、魏との激戦を繰り広げた。 「やはり、思った通り、ですね……」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力3 知力9 | |
特技 | 伏兵 魅力 連計 | |
計略 | 蜀呉の連合号令 | 範囲内の蜀と呉の味方すべての武力が上がる。この効果は対象に蜀と呉両方の部隊がいない場合、減少する。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 書物 共同戦線書 | 計略時間UP |
Illustration : 川原正敏 |
蜀呉混成デッキの戦力を一時的に上げる川原版R諸葛亮。
知力は劣るが特技の面では圧倒している。
ver1時代のR諸葛亮(計略:東南の風)に相当するカードになるのだろう。
当たり前だが、蜀呉混成デッキでないと生きられないカード。
お陰で作家デッキにさえ入れてもらえない始末(川原デッキは蜀単になるため)。
せめてEX孫尚香が嫁入り前だったらまだ活躍の場があったろうに・・・
ただ、効果時間は恐ろしく長い(約10.5c)ので、そのために2色で組んでみるのはいかがだろう?
連合号令持ちで唯一の魅力持ちであるため、蜀と呉の魅力持ちをかき集めれれば、開幕連合号令なんて真似も可能。
その場合、UC孫権との相性は最高である。(魅力持ち、1.5というコスト、呉の武将、守りとしては最高クラスの計略)
ただし、実用レベルかどうかは保証の限りではない。
呉と蜀を合わせて優秀な兵士をそろえて「号令デッキ」を組んでも、
妨害・ダメージ・超絶強化といった号令デッキ自体の弱点はカバーしづらいのだ。
少なくとも現時点では蜀呉屍よりも優れた点を見出せていない様子。
武将名 | ちょううん しりゅう | 修羅の槍術 |
趙雲 −子龍− | 冷静さと豪胆さを併せ持つ、劉備配下の勇将。劉備、諸葛孔明の側近を務めた。長坂の戦いにおいては、逃げ遅れた劉備の息子、劉禅を救うため、単身で曹操軍の真っ只中を駆け抜け、赤子の劉禅を懐に抱いて、見事に敵中から救い出すという大活躍を見せた。 「勝ち戦の味、決して悪くないもんだ……」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力8 知力7 | |
特技 | 復活 魅力 勇猛 | |
計略 | 疾風大車輪 | 自身の武力と移動速度が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 武具 海神の槍 | 攻撃力UP 最大兵力UP |
Illustration : 川原正敏 |
懐かしくも感じる計略を引っさげて川原版R槍趙雲が遂に登場!!
特技も優秀で高知力かつ高武力復活の槍は使い勝手が良く、しかも知力7のおかげで疾風大車輪も長時間続く。
通常の騎兵よりも足が速くなるので、R姜維に次ぐ騎兵キラーともいえるだろう。
ただし、調子に乗って槍兵に疾風大車輪でぶつかると迎撃されるので注意。
間違っても挑発持ち武将がいるときに使わないように、槍兵が迎撃を取られると色々悲しくなります。
長時間とはいえ武力上昇値が+3なので通常の大車輪戦法の感覚で使うと痛い目を見る。
移動速度が上がっているのを利用して、騎馬に対して牽制したり、無敵槍部分を上手く当て続けるような運用が良いだろう。
意外と使いどころを選ぶ計略であることを肝に銘じておくように。
非常にハイスペックなカードであることは間違いないのだが、「趙雲」という名が痛い所。
さらにVer2.11になり今まで影を潜めていた質実趙雲の使用率が激増、蜀単使いには嬉しくもあり、大きな悩みどころでもある。
両方使えたらそれはそれで恐ろしい事になりかねないので仕方ないのだが。
そこら辺は3人いる姜維と同じ悩みだろう・・・。
新しく追加されたR馬超とどちらを入れるか迷うところ。
SR趙雲同様、安定感を求める場合や4枚八卦デッキ等での活躍が見込める。
ちなみに武力7以上の槍兵で復活を持っているのはコイツだけ。
疾風大車輪は基本的に神速大車輪と同じだが、
今後修正をする時に神速の方を修正させない為に名前を変えただけ。
奮起の大号令→奮激の大号令と同じ理屈である。
連合諸葛亮もそうだが、声と台詞がなんだか悪役っぽいのは気にしてはいけない・・・。3Dモデルも正直格好いいとは・・・。
と、言うか……もうあれは黄巾賊あたりの衣装ではなかろうか?
長坂の戦いで阿斗を助け出したあの英雄とはとても思えない姿格好である。
武将名 | ちょうき | なし |
張姫 | 蜀の豪傑・張飛の次女。仲の良かった姉の敬哀皇后の死後、蜀の皇后となった。姉と同様父には似ず、美貌の持ち主であったという。また病弱であった姉とは異なり、父譲りの頑健さを継ぎ、劉禅が魏へ降ってからも、洛陽で生活を共にした。 「そんじょそこらの男には負けないからね!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力5 知力6 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 落雷 | 範囲内に3本の雷を落とし、それぞれいずれかの敵に雷によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 防具 夏侯家の具足 | 移動速度UP |
Illustration : 小室和生 |
後の「張皇后」。母親の月姫と一騎討ちなどの声パターンが一緒。
絵師は違えど背景のディテールも姉と同じものになっている。
雷銅を絵柄・スペックの両面で完全に憤死させた一枚。
何気に、排出停止の奮起劉備と同じスペックだったりする。
とはいえ、今回増えた知力6以上の超絶カードは確殺できないせいで、正直微妙なカードである。
母親が最大のライバル。呂布など一部の超脳筋対策としても諸葛瞻の方が評価が高く、使用率は伸び悩んでいる。
落雷使いとしては武力の高さが売りで、連環使いのR龐統と同居しやすいという利点がある。
知6の落雷は微妙ではあるが脳筋を落とすのに問題は無いし、何かと使う可能性が高い連環と同居出来るのは決して小さな事ではないだろう。
相手が女武将なのに一騎打ちで勝つととんでもないセリフを言ってしまう。
武将名 | ちょうぎょく はくき | なし |
張嶷 −伯岐− | 諸葛孔明の腹心をつとめた武将。南蛮遠征で活躍し、異民族の統治を任せられた。武力で民を押さえつけることを嫌い、慈愛と信義を施した。彼が中央に招集されると、異民族は皆、別れを惜しみ、魏に討たれたときは、涙を流し悲しんだという。 「おおっ!良き戦いであったぞ!!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力6 知力4 | |
特技 | 募兵 | |
計略 | あんぺいふどう 按兵不動 | 自身の武力が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う。ただし効果中は移動が出来なくなる。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 防具 剛力盾 | 弓兵防御UP |
Illustration : 三好載克 |
どこかで見たことのある計略を持って登場した、優良コモン。
募兵も持っており、能力的には申し分無い。
計略の汎用性はないが、武力上昇値は+6なので、城門で使えばかなりの効果が期待できる。
また、彼に限らず、大車輪中は乱戦時・攻城時以外で回ると募兵しながら回ることができる。
ギリギリ攻城にならないラインで援護用に回らせる選択肢かもしれない。
最大の問題は蜀単で1.5コスト武闘派槍兵が積極的に求められていないことだったりする…
気が付きにくいが、後ろの兵士とともに号泣してます。
そのためか、「蜀後伝」でも登場するたびに、必ずと言っていいほど大泣きします。
南蛮討伐は演義でほとんど諸葛亮の物になっており、これが案外知られてないのも悲しい所。
武将名 | ちょうひ よくとく | 蜀漢の武神 |
張飛 −翼徳− | 関羽と同じく一万の敵を相手に出来ると言われ、蛇矛を愛用し、万夫不当の豪傑と称された。一人で長板橋に仁王立ちし、曹操軍百万に対し威嚇をして、曹操軍を退却させた話は有名。関中争奪戦では酒に溺れた振りをして魏将・張郃を誘い出し敗走させた。 「万夫不当、張飛の武をとくと味わえ!!」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力9 知力4 | |
特技 | 勇猛 募兵 | |
計略 | 決着の刻 | 自身の武力が上がり、範囲内のもっとも武力の高い敵に向かっていく。さらに対象の敵は自身に向かってくる。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 薬 養命種 | 最大兵力UP |
Illustration : 杉浦善夫 |
帰ってきた馬の張飛、しかも募兵持ち。もうノリダーとは言わせない!
RやUCとは違い知力が4と賢くなったのは地味にでかい。その影響か声や台詞も今までとは違い少々知的な感じがする。
戦器ではSRの兄貴に劣るが能力と特技に関しては壊れといっても良いほどの優遇ぶり。
計略は武力+7&挑発。長坂橋の仁王が前方に範囲を変えた版。
ただし自身も走り出すので、計略を使う相手との距離や配置には十分に気を付けるように。
また、間にいる敵を巻き込んで使用するようにすると効果的で、上手く使えば複数部隊をまとめて撤退させることもできる。
ちなみに、空撃ちすると武力+2。
仁王と同様挑発効果は知力差時間で、また自身の強化は強制移動とセットになっている。
城の中に逃げられて自身の強制移動が中断されると武力上昇の効果も終了する。
ターゲット撤退時も同様。なんともはや。
士気が3ならばと嘆かれることもあるが、挑発と零距離戦法を同時に行えると考えれば、士気4でも十分に強力な計略。
特に弓系デッキに取っては天敵で、知力9のSR呂蒙でも一旦ロックオンされると武力16の乱戦であっという間に溶かされてしまう。
溶かされる前に挑発効果が切れても、そのまま武力16の騎馬がおっかけてくるのでまず助からない。
決着の対象として敵軍の舞中の武将をロックする事も可能。
対悲哀などに絶大な効果を発揮するので一度は試してみる価値あり。
ただし雲散や解除戦法には注意すること。
時間の経過とともに用法が確立されつつあり、それに比例して評価を上げ続け
ついにはカード使用率TOP20に顔を出すようになってきた
そして、戦器の名前が「養命種」。
酒の飲みすぎで健康に気を使ったのだろうか…
武将名 | ちょうほう | なし |
張苞 | 張飛の長男。関羽の仇討ち合戦の先鋒を巡って関興と弓の腕を競い合った。勝負は互角。これを契機にして二人は義兄弟の契りを結び、その後の戦では互いの背中を任せる仲になる。父の形見である蛇矛を手にして戦場を駆けた。 「関興!今からが俺たちの時代だ!!」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力3 | |
特技 | 覚醒 | |
計略 | 長槍の号令 | 範囲内の味方の武力が上がり、槍が長くなる。 |
必要士気7 | ||
戦器 | 武具 形見の蛇矛 | 迎撃ダメージUP |
Illustration : Wolfina |
計略を除けば、義弟・関興と同じスペック。
ただし計略の消費士気はこちらの方が重いので注意。
長槍の号令は武力+3の長槍となかなかの破壊力。
神速や麻痺矢、柵弓などには比較的優位を保ちやすくなる。
特に真価を発揮するのが対蜀戦。
きっちり槍の長さを把握し槍撃が繰り出せるなら、大徳であろうが八卦陣の奥義であろうが壊滅させる威力を誇る。
ただし魏の妨害や水計には脆い一面を持つので注意は必要。
当たり前だが乱戦に持ち込まれるとただの強化計略になってしまうので注意が必要。
長槍の効果は重複するため、羅憲や張翼、蒋琬と組み合わせると一体だけ凄い武将が誕生する。
上記の様に色々利点もある長槍号令だが、それでもこのカードの使用率が中々上がってこないのは、長槍と蜀の基本計略である大車輪、挑発、若き血がすこぶる相性が悪いのも一因と思われる。
長槍中に回したら特大大車輪になったりすると面白そうだが…
「父親譲りの武勇」を、親兄弟相手に見せ付けることがあるのはご愛嬌。
イラストがR関興と一枚絵になっているため、関興の一部が見えている。
武将名 | ちょうよく はくきょう | なし |
張翼 −伯恭− | 信義に篤い蜀の武将。治めていた地で、部族の頭目に反乱を起こされ、先手必勝で討伐に出る。その直後に、都から召還されたが、討伐中に離れるわけにはかないと戦い続け、みごと鎮圧を成して諸葛亮に評価されている。その後は姜維と共に戦い共に果てた。 「どこまでもぶっ飛ぶぜ!!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力6 知力3 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 長槍戦法 | 自身の武力が上がり、槍が長くなる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 防具 鎮圧盾 | 弓兵防御UP |
Illustration : 飯田岳士 |
周倉の計略が長槍になっただけのスペック。基本的な運用方法は一緒だろう。
大車輪が足りている時にちょうど良い武将。しかし効果時間は短いので過信は禁物。
長槍は大車輪と違ってかなり前方に範囲が伸びるため、間合いによっては伸びた判定で
即迎撃を取れる事がある。状況によっては狙うのもありだろう。
2.11で大車輪の効果時間が弱体化したので、UC周倉と比べると相対的に価値が増した。
さらに上級戦器は弓&馬防御UPというプチフルアーマー
余計どちらを使うか迷うところだが、デッキ構成で相談しよう。
武将名 | とうし はくびょう | なし |
鄧芝 −伯苗− | 劉備が蜀に入ると重用され、その死後には諸葛孔明に進言し、自ら呉の孫権への使者となった。対立していた呉との国交を回復し、再び蜀と呉の同盟を結ばせた。同盟後も、孫権から安否の手紙や贈り物が与えられるほど信用を得ていた。 「呉のみなさん、仲良くしましょうよ♪」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力4 知力7 | |
特技 | なし | |
計略 | 同盟締結 | 最大士気が上がる。ただし12より多くはならない。 |
必要士気2 | ||
戦器 | 書物 同盟締結書 | 最大兵力UP |
Illustration : 音楽ナスカ |
呉の魯粛と同じ計略を持つ。これにより蜀関連の多色デッキ構築の幅が広がった。
騎馬で武力4、伏兵も踏める、と無駄が少ない。
柵を持っている魯粛に比べ、無特技と決して良いスペックとは言いがたいが、騎馬なのは使い勝手が良い。
非常に朴訥な人物で、孫権との同盟交渉でもともかく正直に物事を語り、
演義では誠意を見せる為に、煮えた油入りの鼎に飛び込もうとしたりして説得を果たしたのだが、
このイラストだとかなり意味合いが違ってくる気がする。
史実からしても特技魅力を持っておかしくないが、そうすると更に誤解する人が…
武将名 | ばちょう もうき | 修羅の豪将 |
馬超 −孟起− | 蜀の五虎大将軍のひとり。齢17にして敵将を討ち取り、錦馬超とあだ名された西方の英雄。挙兵するも曹操に敗れた。落ち延びたのち、劉備軍と戦った際には、張飛と互角の戦いを演じた。その後説得に応じて劉備の軍に加わり、漢中争奪戦などで活躍した。 「俺は最後の最後まで勝ってみせるぜ……!!」 | |
コスト | 2.5 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力9 知力5 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 獅子の剛槍 | 自身の武力と移動速度と槍撃ダメージが上がる。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 武具 名槍「修羅槍」 | 迎撃ダメージUP |
Illustration : 川原正敏 |
SR馬超(白銀)の槍版。やはり勇猛はついていない。槍兵ゆえ一騎打ちが起こりやすく注意が必要。
能力・特技は全く同じだが、槍兵の中ではハイスペックである。
仁王様の微妙さに悩まされた人にとっては朗報だろう。
計略で速度が上昇するが迎撃は受けない程度。
そのダメージ上昇量は破格で、武力8の相手なら槍撃3、4回で倒せるほど。
ただ、槍撃がうまく出せないと少し強い強化戦法になりがちである。
長槍・連環・挑発などと併用すれば乱戦のリスクを多少補うことが出来る。
壁槍撃がしっかり出来れば士気5とは思えない強さを発揮する。
大徳などの武力上昇系計略に上乗せして使えば槍撃一発で大打撃表示が出る、運用によっては白銀以上の効果が得られることもある。
使用率は超ハイスペックといえるR趙雲(疾風)に押され気味である。
まあ、使いやすさと安定感を考えれば仕方ないだろう。
安定感を求めるなら趙雲、爆発力を求めるなら馬超と言う所か。この辺りの関係はSRと変わらない。
だが使いこなしたときの強さは無限大、槍撃スキルに自信のある方は是非。
ちなみに地味にだがVer2.11の槍撃の仕様変更が痛くなった・・・。
素武力が9なので関銀屏、関索入りの5枚大徳などでの価値は趙雲よりも高い。
今まで武力9の槍兵はR関羽とR張飛しかいなかったが、もう迷う必要は無くなった。
このお方、実は【蜀003】R関羽と冠名が同じ。
単なる間違いだったのか、もうネタが尽きてしまったのかは、誰も知らない・・・
武将名 | ひい ぶんい | なし |
費禕 −文偉− | 諸葛孔明の良き相談相手。軍事・国政と多忙であったが、文章をしばらく見るだけで暗記できるという、人並み外れた能力を持っていた。また、いがみ合う魏延と楊儀の仲を取り持ち、そのおかげで孔明は二人を使いこなすことができた。 「君たちは孔明殿から何を学んだのですか!」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力2 知力8 | |
特技 | なし | |
計略 | 連環の連計 | 【連計】(通常は自身の周囲にしか効果範囲はないが、連計を持つ味方がいる場合、その味方との間が効果範囲となる)範囲内の敵の移動速度を下げる。 |
必要士気5 | ||
戦器 | 書物 蜀漢書 | 最大兵力UP |
Illustration : 仙田聡 |
何気に連環の連計の必要士気は5で本家連環より1士気軽い。
知力は8だが武力2。鳳雛との微妙な差をどう使うか?
なお連環の連計は本家連環よりも知力依存が強いようで、低知力を縛る効果が高い。
しかし槍であるため位置取りが難しく、連計の性格上通常の連環のような汎用性が無い為、研究が待たれる一枚である。
たまに攻城兵デッキで許攸と組んでいる。
ちなみに孔明殿は連環の計を使った事は無いのだが、彼は一体誰から何を学んだのだろう。
武将名 | びふじん | 不惜身命の慈愛 |
麋夫人 | 劉備の妻で、麋竺の妹。劉備との間に子はなかったが、甘皇后の子である阿斗をよく可愛がった。長坂の戦いでは曹操軍の大軍に追われた際、左足を負傷してしまう。駆けつけた将・趙雲に阿斗を預け、自分は足手まといにならぬよう、井戸に身を投げて最期を遂げた。 「さようなら、みなさん……」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力1 知力6 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | ふしゃくしんみょう 不惜身命の計 | 撤退中の味方の復活カウントを減らす。使用すると自身は撤退する。復活した部隊は自城内に出現する。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 宝物 劉家の扇子 | 士気上昇UP |
Illustration : 小林尽 |
塚本八k……もとい、薄幸の井戸ダイバーが新計略で登場。
復活カウント減少は20秒で、急な対応に不向きなのが難点か。
計略使用で撤退した場合でも自身の復活カウントは減少しないので注意。
教祖様同様、人を選びそうな計略ではある。
悲哀や桃園のフォロー用としては一部で重宝されている模様。
蜀には復活持ち武将が多いため、計略を使えば7秒で活持ち武将は復活してくる。
騎馬なので逃げやすく端攻めに使える点にも注目したい。
優秀な1コスが増えた蜀単での、復活ワラワラデッキは流行るだろうか?
武将名 | ほうさんじょう | なし |
鮑三娘 | 関索の妻。関索が傷の療養に鮑三荘へ赴いたときに出会う。美しく武芸に秀でており、「自分より弱い者との結婚は納得できない」と、結婚を拒否していた。しかし関索と手合わせして負けると、その武技に感服し、自ら求婚して妻となった。 「関索、あんたに惚れた。ついていくわ」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力4 知力6 | |
特技 | 復活 魅力 | |
計略 | せんじょ 戦女の息吹 | 範囲内の味方の兵力が徐々に回復する。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 宝物 桜髪飾り | 士気上昇UP |
Illustration : 陸原一樹 |
計略は一言で言うと、時間を限定された回復の舞い。
限定といっても約10カウントも続くので回復量も相当なもの。
士気の軽さに対して効力が非常に高いので、開幕に増援→息吹、あるいは蜀軍の大攻勢→息吹と連携されると非常に脅威。
忠義の援兵と比べると即効性は無いが、かなりの広範囲にかけられるのが大きい。
スペックもそこそこで、各種号令とのコンボが強力ゆえに現在あちこちで物議を醸している。
取り敢えず入れておけば腐る事が無いカード。計略の汎用性に優れ、活持ちなので如何なる場面でも活躍が出来る。
だがそれも過去の話。
Ver2.11から効果範囲と回復速度と効果時間が短縮という大幅な弱体化修正を受けた。
まだまだ使えるカードではあるが、前Verのようにとりあえず息吹打ってカードを適当に動かしているだけでは通用しなくなった。
今までとは違った運用方法が求められる。
カード説明欄で、王桃にも鮑三娘にも「関索の妻」と書かれていて混乱した人もいるだろうが、正解は「どちらも妻」である(鮑三娘が正室、王桃が側室)。
関索ら同様架空の人物とされているが、現在も墓地が中国には存在したりする。
演義のイメージから何度直しても墓を壊されてしまった劉禅と比べると凄い違いである。
花関索伝では蜀が天下を取るに至らなかったので(蜀が天下を取った反三国志などに比べると)現実味があるとされ、関索や鮑三娘らは実際に存在したと本場中国では信じている人が多いとか。
武将名 | ようぎ いこう | なし |
楊儀 −威公− | 部隊編成の計画や軍糧の計算に優れた武将。軍事上の必需品調達にその能力を発揮し活躍した。能力は優秀だったが、性格が偏狭だったため、尚書令の上官と仲違いをして、左遷させられている。特に魏延とは水と油で、いつも言い争いをしていた。 「ええい、馬鹿を相手にするのは疲れるわい!」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力2 知力6 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 孔明の遺言 | 範囲内の味方は、一瞬で城に戻る。ただしランダムで1部隊選択され、その部隊のみは効果の対象にならない。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 薬 軽口薬 | 最大兵力UP |
Illustration : 荒井悟 |
計略はUC劉備の「迅速な転進」の劣化版といったところか。
騎馬という点で、本家より範囲に入れやすくなるだろう。
敵陣で大計略を出させて、一人を犠牲にして士気差を作り出すことも出来るが、キーマンが残されて撤退となるとアウトである。
いっそ自分以外を、となっていればどんなに良かったか。
退路遮断から逃げられるので、毒遮断デッキなどには絶大な効果を発揮するだろう。
ランダムで1部隊が効果の対象にならないので、自部隊だけで使うと効果がない。
武将名 | らけん れいそく | なし |
羅憲 −令則− | 蜀末期の武将。国を専横する黄皓に対して媚びなかったために、あえなく中央から辺境へ左遷されてしまう。蜀滅亡後に呉が侵攻してきたが、民を守るために戦い続け、流行り病が蔓延しても決して民を見捨てようとしなかった。 「耐えよ……その先に勝利はあるのだ」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力3 知力5 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 長槍戦法 | 自身の武力が上がり、槍が長くなる。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 武具 潜伏槍 | 攻撃力UP |
Illustration : 伊藤一磨 |
3/5伏兵で攻撃力上昇の戦器、とスペックは潘璋とほぼ同じだが、計略が中々強力。
計略は張翼よりも2カウント程長く、7カウント持つ。
蜀単でも十分にスタメンを張れる実力を持つはずだが、寧ろ多色デッキ、特に悲哀デッキでの起用が多い。
1コスト武力型槍兵にはC趙累、UC姜維、R関銀屏と優秀なカードが多く、その存在がネックなのだろう。
カード裏側の顔アップだけ見ると某潜入工作員にしか見えないんだがな、大佐。
戦器名もそれっぽいのだが・・・。というか効果は伏兵ダメージUPの方が合っている気がする。
まぁ知力5に伏兵ダメージUPの戦器があってもそれはそれで困るが・・・。
伏兵状態の時はダンボールに隠れてるに違いない。
伏兵解除時は、敵に当てたら「待たせたな・・・ショータイムだ!」と大声で言ってやると、周りから温かい目か冷たい視線が飛んでくるかもしれません。
ステルス攻城の時は「潜入に成功した、大佐指示を頼む」とプレイヤーが言うのがたしなみ。
余談だが、彼は防戦開始直後に魏に降服状と援軍要請を送った。が、援軍が来たのは半年後。
おまけに呉は陸抗まで投入してきたのだから、その苦労は推して知るべきといえよう。
ちなみに、後に彼は魏に三国志の著者たる陳寿を推挙している。
だが、彼は三国志演義に一切出てこないため非常にマイナーな人になってしまった。
とりあえず名将には違いないだろうが、なんというか複雑な立場の人ではある。
武将名 | りげん せいほう | なし |
李厳 −正方− | 劉備が蜀に入った際に仕え、その臨終の際には諸葛孔明とともに劉禅の補佐を託された武将。諸葛孔明にも信任され、李厳が留守を預かっていたために、孔明は安心して幾度にもわたる北伐や南征などの遠征を行うことが可能であった。 「丞相、後方の支援はお任せあれ」 | |
コスト | 2 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力5 | |
特技 | なし | |
計略 | 奮激大車輪 | 自身の武力と兵力が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 防具 茨の盾 | 弓兵防御UP |
Illustration : 川瀬圭一 |
激戦区の蜀2コスで、武力7無特技は厳しい。
計略といい戦器といい、張り付いてしぶとく攻城するデザインなのだろうが、
いかんせん2コスとしてはいろいろな部分で半端な性能。
計略の性能自体はわりと優秀なのだが・・・。
Ver2.11で計略が大幅に強化され、6割回復で効果時間もかなりの長さに。
車輪効果もあって非常に粘り強い計略になった。
素武力が7のため号令系のデッキには向かないが、号令に頼らないデッキには十分選択肢に入るだろう。
特に上級戦器を装備すれば槍兵防御もつき、弓マウントを絡めれば非常に強力。
テキスト裏の話には続きがあり、
孔明に送るべき兵糧が集められなくなったときに嘘をついてごまかし、その罪で庶民に落とされてしまっている。(この話は「蜀後伝」にも登場する)
撤退時の台詞で「俺のせいじゃない」と言っていたりするのはそのエピソードからだろう。
その後は身分を落とされた事を恥じ自害したとも、孔明が死に復帰の道が無くなった事を悟り自害したとも伝えられる。
武芸は趙雲に、知略は陸遜にも引けを取らないとまで言われた男なのだが。
武将名 | りゅうぜん こうし | 愚帝 |
劉禅 −公嗣− | 蜀漢の第二代皇帝。軍事や政治にはまったく興味はなく、また素直でお人好しな性格であったため、後に宦官・黄皓による専横を招いた。魏に攻められた際には、まったく抵抗せずにあっさりと降伏した。 「ふ〜む、降伏するかのう〜」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 歩兵 | |
能力 | 武力2 知力2 | |
特技 | 連計 | |
計略 | 愚帝の勅命 | 戦場でもっとも武力の大きい味方の武力が変化する。効果はランダムで決定される。 |
必要士気3 | ||
戦器 | 武具 暗君剣 | 最大兵力UP |
Illustration : 風間雷太 |
オジサンになり、連計を持って帰ってきた劉禅。魏に降ったために連計が付いたのであろう。
1時代の愛らしい姿は影も形も残っていない・・・。
計略は最大+10も武力が上がる事もあれば、下がる事もある博打な勅命で、もちろん±0にもなる。
効果時間はやはり短い。SR魏延と組み合わせれば多少博打度が減るが所詮ネタだろう。
通称「ロシアンルーレット強化戦法」
正史の記録には「可も無く不可も無い人物」とされ、
(それどころか、戦争を起こさなかったのでむしろ国力は上がっている。併合されたのは武将人材の枯渇が大きい)
実際に国を滅ぼすような悪政を行った訳では無いのだが、イメージと言うのは恐ろしいものである。
もっとも、何らかの布告を出したとか誰々と親しかったなどの記録もほとんどなく、
いわれるがままに南征北伐を許可し続け、攻め込まれたとたんに降伏したことなどから、
悪人ではないが、周りの状況に流されるだけの人物だったようだ。
正史の記録も「諸葛亮が死んだ後の事を考えれば、優劣は歴然としている」と締めくくられている。
誰と比べての優劣かは書かれていないが、先帝劉備や同時代の魏帝・曹叡と比べてはいけないのだろう。
なにげに在位期間は三国志最長(中国史トータルでも歴代四位)
武将名 | りゅうび げんとく | 蜀漢皇帝 |
劉備 −玄徳− | 大徳で知られ、各地を渡り歩きながらも多くの忠臣・勇将を引き入れ、漢王朝復興を目指した。曹操・夏侯淵との熾烈な漢中争奪戦において、黄忠の活躍から勝利を勝ち取ると、漢中王となる。その後、魏の禅譲に対抗して蜀漢皇帝へと昇りつめる。 「私は、天下万民のため皇帝となろう!」 | |
コスト | 1.5 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力5 知力6 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 奮激の大号令 | 範囲内の味方の武力と兵力が上がる。 |
必要士気6 | ||
戦器 | 宝物 漢中王の印 | 攻撃力UP 最大兵力UP |
Illustration : 小城崇志 |
あのver1.1の超問題児『奮起劉備』が今度は馬に跨って帰ってきた。
蜀のコスト1.5で、コスト相応の武力を持つ号令持ちは、このカードのみ。
しかも、なかなかの良スペック騎兵、戦器も攻撃力&兵力UPでかなり優遇されている。
このカードが登場するまで蜀は騎兵の号令が存在しない唯一の勢力だったが、
これからは戦略の幅も広がりが出せるようになるだろう。
ただしさすがにこの号令のみで場を征圧するのは難しいので、他の号令持ちと組み合わせるのが現在の主流となっている。
大徳や桃園と一緒に入れられないのが残念。まあ入れられたらそれはそれでえらいことになるが。
蜀単なら受け継ぎし陣法や八卦陣の奥義あたりになるが、最近では我が屍を越えよと組み合わせたデッキも研究されている。
ちなみに号令の回復量は3割と現verでは少々微妙。
ver1.1の暴挙故に調整が難しそうな計略ではある。
皇位に就く1年前に関羽さんが殺されているので、イラストでは笑っていますが、心中穏やかではないでしょうな…。
武将名 | りょがい きへい | なし |
呂凱 −季平− | 諸葛孔明の南蛮討伐の際、南蛮の地図を差し出して、道案内をした文官。イカダが沈んでしまう川では、竹で橋を作って渡らせたり、籐甲兵を地雷で全滅させるなど、南蛮討伐戦で活躍を見せた。その功により、諸葛孔明に永昌郡の守りを命じられた。 「いいでしょ?この地図!」 | |
コスト | 1 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力2 知力6 | |
特技 | なし | |
計略 | 戦線復帰 | 撤退中の味方を1部隊復活させ、撤退した場所に出現する。(敵陣で撤退していた場合は自陣に出現する)2部隊以上の部隊が撤退していた場合はランダムで選択される。 |
必要士気4 | ||
戦器 | 書物 平蛮指掌図 | 最大兵力UP |
Illustration : 高松俊行 |
排出停止になったC孫乾の上位版。
計略士気は軽いため、混色で西方風に使う事も出来ない事は無い。
倒したと思った攻城兵が復活して涙を飲んだ人がいるとかいないとか。
色々と面白い使い方のありそうな一枚。
兵力回復量はほぼ全快で、しかも『自城内ではなく撤退した場所に出現する』と言うことは自城から出す時間が短縮される。
復活計略としてはかなり強い部類であろう。少なくとも弱い事は書かれていない。
このカードを使用したエリア大会勝ち抜けデッキも存在する。
新カード大会の影響もあり、一時はカードランク100位以内に入っていたのだが…
起用法としては高コストで固めたケニア改式4枚デッキに投入して「ずっと俺のターン」するような使われ方が多い。
また焼いたり流したりしたはずの高武力がたった士気4でいきなり前線に現れるため、ダメ計に対しては滅法強かったりする。
しかし、もうちょっとまともな裏セリフはなかったのだろうか・・・。
ちなみに「花関索伝」では「関三凱」の名前で関索の舎弟として登場する。
そっちの設定のフレーバーテキストのほうが幸せだったかもしれない。
イラストでは少年なので、関三凱のつもりで関索さんと組ませるのも楽しいかもしれません。
兄貴や姉貴たちは揃って「復活」持ちなので同じデッキには入れづらいですが…。