武将名 | かく ぶんわ | 冷酷なる謀士 |
賈詡 −文和− | 張繍の配下として曹操を大変苦しめるが、官渡の戦いを前に曹操に降り、幕僚となった。数多い曹操の謀臣の中でも、最も活躍したひとり。のちの馬超との戦いでは「離間の計」で馬超と韓遂を仲違いさせ、統制の乱れているところを見事に打ち破った。 「くくく、人の心のなんと分かり易いことよ……」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力1 知力9 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 離間の計 | 範囲内の敵の武力と知力と移動速度を下げる。この効果は対象が1部隊の場合、半減する。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 小川雅史 |
Ver2.0x SR賈詡の互換。
VerUPごとに計略の下方修正を受け続けつつも、常に最強の妨害使いとして君臨してきた魏を代表する存在。
低コストに優良スペックの騎兵で強力な妨害計略まで持つとあって、魏のデッキのほぼすべてに無理なく入る。
計略「離間の計」は武力-4と知力-3、さらに移動力0.6倍という 3要素を一度に低下させる非常に強力な妨害計略で、騎兵なので照準が合わせやすい。
しかし士気6と重い上に範囲もやや狭く、しかも複数部隊を入れないと 妨害効果が半減してしまう。
相手がよほど警戒して散開していない限り、複数部隊を範囲に入れるのはそれほど難しくないだろう。
号令際や攻城時など分かっていても部隊が固まってしまう機会は多く、悪地形や防柵があればさらに狙い所は増える。
もし仮に相手が散開してきたとしても、その分だけ各個撃破が狙いやすくなるという副次効果がある。
実際に計略を撃たなくても相手の行動を制限できるので、号令勝負の時などはかなりのプレッシャーになるだろう。
さらに二度掛けは必殺の威力があり、単独で実行できる計略コンボである。
やられた武将は、長時間 武力-8、知力-6、移動速度0.36倍と完全に無力化させられてしまうことになる。
また 効果が重なるだけでなく、1度目で知力を下げているため 2度目の分の効果時間は1度目よりも長くなる。
範囲が狭く士気も重いため積極的に狙うものではないが、相手が無警戒に主力を固めていたら慌てふためかせてやろう。
ただ単体には効果が半減し、複数の要素を下げるため低下量自体は比較的緩めという特性上、超絶強化には効果が薄い。
前述の二度掛けでもすれば別だが、特に速度上昇系の超絶強化を止めるのには向かないので注意しよう。
Ver3.5で武力依存が強まったため、高武力(かつ低知力)の武将の使用が増えてきている環境において、
強力な妨害計略の需要は上がっているはずなのだが、賈詡の使用率はむしろ逆に下降気味であった。
離間の計は号令や低知力への牽制にはなるが、超絶強化を押さえ込むにはやや力不足の感があるため、
コスト1計略役では 雲散の計のC曹植や反計のUC丁夫人など 超絶対策となるカードが優先されるためと思われる。
それでも魏の妨害計略としては筆頭候補であることに変わりないため、ランキングは比較的上位で安定しているようだ。