武将名 | ちょうこう しこう | なし |
張紘 −子綱− | 呉の幕僚。張昭とともに『二張』と呼ばれ、孫策に招かれた賢士。使者として曹操の元を訪れていた際には、孫策急死の報を聞き、隙を突いて呉を攻めようとする曹操を、道を説いて説得した。その後、呉へ戻り、数々の進言を行って孫権を支えた。 「恨みではなく、恩義を施すのが王の道でしょう」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力2 知力8 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 浄化の計 | 範囲内の味方にかかっている、敵の計略による効果を消す。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 三好載克 |
呉を代表する賢人がVer1以来の復活。
兵種・計略・特技が大きく変更され、呉には貴重な槍と浄化と伏兵を備えた優良サポートカードとなった。
敵の突撃と妨害と脳筋をけん制しつつ、逆に相手の伏兵探しなども可能な、まさに縁の下の力持ちの1枚。
足を引っ張らない武力2に高めの知力8伏兵と素のスペックだけでも十分水準以上のものを持っており、コスト1伏兵持ちの槍兵として
勢力や兵種の限定が無い限りどんなデッキでも選択肢になりえる。
「浄化の計」は、敵からの妨害を消すだけという、非常にシンプルな防御計略。
こちらから戦況を変えるのにはまったく役に立たないが、いるだけで相手の妨害を完封できるため非常に頼れる。
兵種の得手不得手の関係上、機動力よりも密集した状態での戦闘力を重視した弓槍編成デッキになりがちな呉にとって、
彼がいるだけで妨害を恐れずに密集陣形を組んで、部隊の連携を生かした総力戦体勢がとれる点は非常に大きい。
現時点で間違いなく孫呉コスト1枠の筆頭であり、呉単のみならず脳筋アタッカーの多い群雄とも相性は抜群。
また、蜀と合わせて人属性で固めるデッキにしたり、魏と合わせて速度上昇を生かしたデッキにしたりなど、
さまざまなデッキに採用されるため、カード使用ランキングでも常に三本の指に入る位置を占めている。
VerUPの度に範囲が縮小され、いまや浄化するには密集どころか密着しないといけないぐらいになってしまったが、
それでもなお低士気な妨害対策とあらゆるデッキに入りうるハイスペックを兼ね備えているため人気は衰えていない。
ただし所詮は武力2、直接ぶつかり合うと張紘がまっさきに撤退して妨害に対して無防備になってしまうことも多いので、
槍兵として前線で働くのか、浄化役として後方支援に徹するのか、どちらかに絞らないといけない場面も多い。
浄化に期待してUC張紘をデッキへ入れる場合、他の武将は武力重視にすると立ち回りがはっきりして戦いやすいだろう。
なお、浄化の計はテキストの通り、敵の計略の効果を消すものであり、自軍の計略の効果を消すものではない。
「天啓の幻」や「小覇王の蛮勇」等の自滅を消したい人はR大喬(Ver2)やUC小喬(小華)、EX大喬等を使うといいだろう。
「封印の計」などの封印効果も浄化できるが、自身が封印されると当然浄化自体が使えないので対処不能となる。
キー計略持ちと同時に封印されないよう、気を付けたい。
Ver3.59にて同じく浄化効果付きの計略を持つEX大喬が登場した事により需要が分散。やや使用率を落としている。
しかし、士気の軽さ、スペックの優良さは変わらない上、相手の妨害計略に対する牽制力はこちらの方が上。
粘り効果付きのEX大喬を取るか、小回りのきくUC張紘を取るかはデッキと相談して考えよう。