もし2つの系が第3の系と熱平衡にあるならば、それらは互いに 熱平衡になければならない。
すなわち
エネルギー保存則。
内部エネルギーの変化は、熱量と外部への仕事を用いて、
と書ける。
適用可能性:
エントロピー非減少の法則
内部エネルギーに依存する多重度関数を
とすると、系1と系2が接触した時の多重度は
であるから、
系のエントロピーは温度が絶対零度に近づくと、一定値に近づく。 絶対零度においては、内部的に熱平衡にある系のすべての配列の間に エントロピーの差が消失する。
エントロピーの統計的定義より導く。