ここでは、プラグインについてはよく使われるものだけを簡略に説明しています。プラグインのオプションなど詳細な説明についてはpukiwiki:PukiWiki/プラグイン/1.4を参照してください。
インライン要素
他のブロック要素を明示しない限り、段落となります。
~インライン要素
行頭で~を指定した場合も段落になります。行頭書式の文字(~、-、+、:、>、|、#、//)を通常の文字として段落の先頭に書きたい場合は、行頭に~を記述して書くことができます。
>インライン要素
行頭で>を指定すると、引用文になります。引用文は >、>>、>>> の3レベルあります。
-インライン要素
行頭で - を指定すると、番号なしリストになります。番号なしリストは -、--、--- の3レベルあります。
+インライン要素
行頭で + を指定すると、番号付きリストになります。番号付きリストは +、++、+++ の3レベルあります。
:定義語|説明文
行頭を : で始め、| 記号で区切ると、定義リストになります。定義リストは :、::、::: の3段階あります。定義リストの定義語、説明文は省略することができます。複数の連続した定義リストを記述し、2つ目以降の定義語を省略することで1つの定義語に対する複数の説明文を記述することができます。
行頭が半角空白で始まる行は整形済みテキストとなります。行の自動折り返しは行なわれません。
|インライン要素|インライン要素|
行頭から | でインライン要素を区切ることで表組みになります。
LEFT: CENTER: RIGHT: BGCOLOR(色): COLOR(色): SIZE(サイズ):
表組みの | 各セルの要素の配置に | 関するサンプル |
左寄せ | センタリング | 右寄せ |
右寄せ | 左寄せ | センタリング |
LEFT: CENTER: RIGHT: BGCOLOR(色): COLOR(色): SIZE(サイズ):
,データ,データ,…
行頭でカンマ(.)を記述し、インライン要素をカンマ区切りで記述すると表組みになります。
*インライン要素
行頭で * を記述すると、見出しになります。見出しは *、**、*** の3段階あります。
#contents
行頭で#contensを記述すると、見出しに基づいて目次を作成します。一般的に#contentsはページの最初のほうに記述します。
LEFT:インライン要素 CENTER:インライン要素 RIGHT:インライン要素
行頭でLEFT:、CENTER:、RIGHT:を記述すると、インライン要素が左寄せ、センタリング、右寄せされます。
----
行頭で4つの - を書くと水平線になります。
#hr
行頭で#hrを記述すると、区切り線になります。区切り線は上位のブロック要素の幅の60%の長さの水平線がセンタリングされて引かれます。
#br
行頭で#brを記述すると、ブロック要素間またはブロック要素内で行間を開けることができます*1。
#ref(添付ファイル名) #ref(ファイルのURL)
行頭で#refを記述すると、添付ファイルまたは指定されたURLにあるファイルへのリンクを貼り付けることができます。ファイルが画像ファイルの場合は、その画像を表示します。
添付ファイルのページ
left center right
wrap nowrap
around
nolink
代替文字列
#clear
行頭で#clearを記述すると、#refで指定したテキストの回り込みを解除します。#clearを指定しなくても、記事の末尾でテキストの回り込みが自動的に解除されます。
#img(,clear)
#clearと同じ。
#comment
行頭で#commentを記述すると、コメントを挿入するためのフォームが埋め込まれます。
#pcomment
行頭で#pcommentを記述すると、コメントを挿入するためのフォームが埋め込まれます。#commentとは異なり、コメントは別ページに記録されます。また、コメントに対するレスポンスを階層状に表示します。
#article
行頭で#articleを記述すると、簡易掲示板のフォームが埋め込まれます。
#vote(選択肢1,選択肢2,...)
行頭で#voteを記述すると、簡易投票フォームが埋め込まれます。
文字列
文字列はインライン要素です。
インライン要素~
行末に~を書くと行末改行になります。行末改行はブロック要素内での改行になります。
&br;
行中に&br;書くと行中改行になります。行末の ~と違い、定義リストの定義語や表組の要素、#で始まるブロック要素のパラメタの中でも使用できます。
''インライン要素''
行中のインライン要素を '' ではさむと、インライン要素が強調表示になります。
'''インライン要素'''
行中のインライン要素を ''' ではさむと、インライン要素が斜体表示になります。
&size(サイズ){インライン要素};
行中に&sizeを書くとインライン要素の文字サイズを指定することができます。サイズはピクセル単位(px)で指定します。
&color(文字色,背景色){インライン要素};
行中に&colorを書くとインライン要素の文字色と背景色を指定することができます。背景色は省略できます。
%%インライン要素%%
行中のインライン要素を%%ではさむと、インライン要素に取消線が付きます。
((インライン要素))
行中でインライン要素を((と))ではさむと、注釈が作成され、行中に注釈へのリンクが貼られます。注釈文の中では注釈を使用できません(ネストはできません)。
&ref(添付ファイル名); &ref(ファイルのURL);
行中で&refを記述すると、添付ファイルまたは指定されたURLにあるファイルへのリンクを貼り付けることができます。ファイルが画像ファイルの場合は、その画像を表示します。
添付ファイルのページ
nolink
代替文字列
&ruby(ルビ){インライン要素};
行中で&rubyを書くとインライン要素に対するルビをふることができます。ルビに対応していないブラウザではルビが本文中に ( と ) に囲まれて表示されます。
&aname(アンカー名); &aname(アンカー名){インライン要素};
行中で&anameを記述するとリンクのアンカーを設定することができます。リンクの飛び先にしたい位置に記述します。
&counter; &counter(オプション);
行中で&counterを記述するとそのページにアクセスした人の数を表示することができます。
today
yesterday
all
&online;
行中で&onlineを記述すると現在アクセス中の人数を表示することができます。
&version;
行中で&versionを記述するとPukiWiki?のバージョンを表示することができます。
WikiName
行中で、1つ以上の大文字→1つ以上の小文字→1つ以上の大文字→1つ以上の小文字の組合わせからなる半角//文字列はWikiName?になります。
[[ぷきうぃき]]
行中で[[と]]で囲まれた文字列はページ名になります。
ページ名にアンカー名をつけることもできます。
[[ページ名#アンカー名]]
[[InterWikiName:ページ名]]
行中のページ名形式の文字列の中で、:で2つの文字列を区切るとInterWiki?になります。:の前にはInterWikiNameのページで定義したInterWikiNameを、:の後ろにはページ名を記述します。
ページ名の後ろにアンカー名をつけることもできます。
[[InterWikiName:ページ名#アンカー名]]
[[リンク名:URL]]
行中のInterWikiNameの形式の文字列の中で、:の前に任意のリンク名を、:の後ろにURLを記述すると、そのリンク名でURLに対するリンクを貼ることができます。
http://www.example.com/ https://www.example.com/ ftp://ftp.example.com/ news://news.example.com/ foo@example.com
行中に直接、URLを記述した場合は自動的にそのURLに対するリンクが貼られます。
記述したURLが画像ファイルである場合は、その画像を表示します。
[[エイリアス名>ページ名]]
行中のページ名形式の文字列の中で、>で2つの文字列を区切るとエイリアスになります。>の前にはエイリアス名を、>の後ろにはページ名を記述します。
エイリアスはPukiWiki?内のページ名とは別のエイリアス名で、指定したページへのリンクを貼ります。
ページ名にアンカー名を付け加えてアンカーへのリンクを貼ることができます。ページ名とアンカー名の間には#をつけます。カレントページのアンカーへリンクを貼る場合はページ名を省略することができます。
[[エイリアス名>ページ名#アンカー名]] [[エイリアス名>#アンカー名]]
エイリアスをURLやInterWiki?と組み合わせることもできます。URLを指定する場合は、>の代わりに:も使用できます。
[[エイリアス名>http://www.example.com/]] [[エイリアス名>https://www.example.com/]] [[エイリアス名>ftp://ftp.example.com/]] [[エイリアス名>news://news.example.com/]] [[エイリアス名>foo@example.com]] [[エイリアス名>InterWikiName:ページ名]] [[エイリアス名>InterWikiName:ページ名#アンカー名]]
[[エイリアス名:http://www.example.com/]] [[エイリアス名:https://www.example.com/]] [[エイリアス名:ftp://ftp.example.com/]] [[エイリアス名:news://news.example.com/]] [[エイリアス名:foo@example.com]]
&t;
行中で&t;と書くと、タブコードに置換されます。
通常、フォーム内ではキーボードからタブコードを直接入力できない*2ので、タブコードを入力したい位置に&t;を記述すると、保存時にタブコードに置換します。
&page; &fpage;
行中で&page;及び&fpage;と書くと、編集中のページ名に置換されます。ページ名が階層化されたページで「hogehoge/hoge」となっている場合、&page;は「hoge」に、&fpage;は「hogehoge/hoge」に置換されます。階層化されていないページでは、&page;も&fpage;も同じになります。
&date; &time; &now;
行中で&date;と書くと、更新時の日付に置換されます。
行中で&time;と書くと、更新時の時刻に置換されます。
行中で&now;と書くと、更新時の日時に置換されます。
PukiWiki? 1.3系との後方互換性のために下記のものも使用できるようにしてあります。
date? time? now?
&_date; &_time; &_now; &lastmod;
行中で&_date;と書くと、表示時の日付に置換されます。
行中で&_time;と書くと、表示時の時刻に置換されます。
行中で&_now;と書くと、表示時の日時に置換されます。
行中で&lastmod;と書くと、そのページの最終更新日時に置換されます。
文字参照は、SGMLで定義されている文字参照文字(©や®など)のほか、下記の独自の文字参照文字が使用できます。
&heart;
行中で&heart;と書くと、ハートマーク に置換されて出力されます。

進数; 進数;
行中で&#と ;の間に10進数を、&#xと ;の間に16進数を書くと、Unicodeを数値参照して表示します。キーボードから直接入力できない文字やJIS第3水準・第4水準の文字などの表示に使用します。たとえば、内田百閒と入力すると、内田百閒と表示されます。
// コメント
行頭で // を指定すると、コメント行になります。コメント行は出力されない行です。
通常は入力した文章がそのまま出力されます。
これに加えて、特定のルールによるテキスト整形を行うことができます。
''強調''
のようにシングルクォート2つではさむと、強調になります。
'''イタリック'''
のようにシングルクォート3つではさむと、イタリックになります。 日本語フォントでは読みづらくなるので、あまり使わないほうが無難です。
%%打ち消し%%
のようにパーセント2つではさむと、打ち消し線がつきます。
((注釈))
のように括弧2つではさむと、注釈*3が作成されます。
COLOR(rrggbb){文字列}
を行中に書くと{ }に囲まれた部分の文字列の文字色が指定できます。(rrggbb へは6桁の16進数値か、色名を指定)
SIZE(n){文字列}
を行中に書くと{ }に囲まれた部分の文字列の大きさを指定できます(n へは文字の大きさをピクセル数値で)。 nに20を指定すると、20ピクセルの文字の大きさになります。
CENTER:文字列
を行頭に書くと文字列をセンタリングできます。
LEFT:文字列
を行頭に書くと文字列を左寄せにできます。
RIGHT:文字列
を行頭に書くと文字列を右寄せにできます。
文中に画像のURLを記述するだけで画像を貼り付けることができます。#imgを使ってセンタリングや右寄せもできます。
#img(画像のURL,left)
を行頭に書くと画像を左寄せにできます。テキストの回り込みを行ないます。
#img(画像のURL,right)
を行頭に書くと画像を右寄せにできます。テキストの回り込みを行ないます。
#img(,clear)
を行頭に書くとテキストの回り込みを中止します。
メニューの「添付」から、表示しているページに添付ファイルを付けることができます。
#attach
を行頭に書くと、ページの任意の場所に添付ファイルのアップロードフォームを設置できます。
#ref(添付ファイル名)
を行頭に書くと、添付ファイルへのリンクを貼ることができます。添付ファイルが画像ファイルのときは画像を貼り付けることができます。
#ref(添付ファイル名,center)
を行頭に書くと、添付ファイルへのリンクをセンタリングして貼り付けます。添付ファイルが画像ファイルのときは画像をセンタリングして貼り付けます。
#ref(添付ファイル名,right)
を行頭に書くと、添付ファイルへのリンクを右寄せして貼り付けます。添付ファイルが画像ファイルのときは画像を右寄せして貼り付けます。
#ref(添付ファイル名,left,around)
を行頭に書くと、添付ファイルの画像を左寄せして貼り付けます。#imgと同じようにテキストの回り込みを行ないます。
#ref(添付ファイル名,right,around)
を行頭に書くと、添付ファイルの画像を右寄せして貼り付けます。#imgと同じようにテキストの回り込みを行ないます。
#ref(添付ファイル名)
というように引数を省略するとleftを指定したと看做されます。
なお、テキストの回り込みを中止するときは#img(,clear)を使います。
*
を行頭に書くと見出しになります。* *** **** の3レベルまであります。
#contents
を行頭に書くと、見出しの目次が作成されます。一般にページの先頭のほうに記述します。
|''Category:A''|''Category:B''|''Category:C''| |Objective|for AI|Other| |Java|LISP|Assembla|
のように書くと表組みができます。この場合、それぞれのカラムの始まりが行頭として解釈されるので、各種整形ルールを記述する場合は注意が必要です。| と | の間で1行として考える必要があります。
なお、表組みの中で#から始まる書式命令を使うことはできません。
Category:A | Category:B | Category:C |
Objective | for AI | Other |
Java | LISP | Assembla |
表組み内の各要素は、左寄せ表示されます。センタリングしたい場合は、センタリングしたい要素に
CENTER:
を、右寄せにしたい場合は、右に寄せたい要素に
RIGHT:
を付けます。
|たとえばこのように|書き込んでみると|次のようになります| |左寄せ|CENTER:センタリング|RIGHT:右寄せ| |RIGHT:ここは右寄せ|ここは左寄せ|CENTER:センタリング|
たとえばこのように | 書き込んでみると | 次のようになります |
左寄せ | センタリング | 右寄せ |
ここは右寄せ | ここは左寄せ | センタリング |
#comment
を行頭に書くと、コメントを挿入できるフォームが埋め込まれます。
#article
を行頭に書くと、簡易掲示板を埋め込むことができます。
#memo
を行頭に書くと、メモフォームが埋め込まれます。
#vote(選択肢1、選択肢2、…)
を行頭に書くと、簡易投票フォームを埋め込むことができます。
行頭がスペースで始まっていると、その段落は整形済みとして扱われます。一切の他の整形ルールの影響を受けません。プログラムを書き込むときに使うと便利です。
行の自動折り返しはされません。
-
を行頭に書くと箇条書きになります。- -- --- の3レベルまであります。
+
を行頭に書くと番号付き箇条書きになります。+ ++ +++ の3レベルまであります。
:用語1|いろいろ書いた解説文1
のように行頭に書くと用語と解説文が作れます。
>
を行頭に書くと、引用文が書けます。 >の数が多いとインデントが深くなります > >> >>> の3レベルまであります。
----
のようにマイナス4つがあると、水平線になります。
hoge~
行末にチルダがあると改行します。
~hoge
行頭にチルダがあると改段落します。
PukiWiki
のように大文字小文字を混ぜた英文字列を書くと、 PukiWiki?のページ名になります。 (WikiName?)
[[hogehoge]]
のように二重の大かっこ[[ ]]でくくった文字列を書くと、PukiWiki?のページ名になります。日本語も使えます。 (BracketName?)
[[hogehoge>FrontPage]]
のように書くと「hogehoge」の文字に対して FrontPage へのリンクを貼ることができます。
[[http://pukiwiki.org/pukiwiki.png>FrontPage]]
のように書くと「pukiwiki.png」の画像に対して FrontPage へのリンクを貼ることができます。
[[hogehoge:FrontPage]]
のように書くとInterWikiNameになります。(InterWikiテクニカル?)
[[fugafuga>hogehoge:FrontPage]]
のように書くと「fugafuga」の文字に対して InterWiki? のリンクを貼ることができます。
http://www.pukiwiki.org/ webmaster@pukiwiki.org
のようなURL・メールアドレスは自動的にリンクになります。
[[hogehoge:http://www.pukiwiki.org/]] [[hogehoge>http://www.pukiwiki.org/]]
のように書くと「hogehoge」の文字に対して http://www.pukiwiki.org/ へのリンクを貼ることができます。
行頭が//で始まる行は表示されません。削除の代わりに一時的に非表示にしておきたい場合などに使用します。
date?
を書くと、更新時の日付に置換されます。
time?
を書くと、更新時の時間に置換されます。
now?
を書くと、更新時の日付と時間に置換されます。
#related
を行頭に書くと、現在のページ名が参照している/参照されている別のページ(関連ページ)へのリンクを表示します。
#norelated
を行頭に書くと、そのページの一番下に表示される関連ページを非表示にします。
#calendar_read(200202)
を行頭に書くと、その日付のページを表示するカレンダーが表示されます。括弧内は年月を表しますが、省略すると現在の年月が使用されます。(日記向け)
#calendar_edit(200202)
を行頭に書くと、その日付のページを編集するカレンダーが表示されます。括弧内は年月を表しますが、省略すると現在の年月が使用されます。(日記向け)
#calendar2(200202)
を行頭に書くと、その日付のページを編集するカレンダーが表示されます。括弧内は年月を表しますが、省略すると現在の年月が使用されます。(日記向け)