頭文字D THE ARCADE／ARCADE STAGE wiki

SKYLINE GT-R V･specII（BNR32）

SKYLINE GT-R V･specII（BNR32） †

頭文字D本編では中里毅、そして第2部後半では死神こと北条凛が搭乗する*1、通称『R32』。

1989年8月に8代目スカイラインをベースとして発売、ケンメリGT-Rから16年ぶりに復活した3代目スカイラインGT-R。
グループA規定の全日本ツーリングカー選手権(JTC)で勝つために開発され、2.6L直6ツインターボエンジン「RB26DETT」*2、正に「二駆と四駆の良いとこ取り」なハイテクのスタンバイ式4WD「アテーサE-TS」*3と、『GT-R』の復活に恥じぬ専用装備が奢られ、その走りで国内外のレース界を席巻*4、多方面から圧倒的な高評価を得た。毅の言う「不敗神話のR」は大げさではない*5のである。

作中に登場している「V ・specII」は、最後期型の94年2月に追加された最上位グレード。
92年2月に登場した、225/50R17タイヤにBBS製ホイールやブレンボ製ブレーキといった専用足回りを装備*6した上位グレード「V・spec」に、同グレード発売から約1年後に解禁された245/45R17タイヤを新たに装備し、足回りを更に強化している。
その為、メーカー純正で販売されていたR32の中では最もコーナリング性能が良好とされ、峠に向いているとされる*7。

ゲームではシリーズを通して直線が非常に速く、コーナリングや悪天候時の安定性も高いが、急カーブや狭路は苦手で遅い。
ゲームに登場する4WD車の中でもかなり曲がりにくく、初心者に優しい仕様ではないが、やはりGT-Rだけあり人気は高い。

Ver.3までは中里の地元である妙義上りが速く、雨コースでは抜群の安定性も誇った為、使用者が非常に多かった。
D4の性能均一化以降、TAでは妙義上りに特化していたが、D7以降は芳しくなく、D8ではエボXがトップであった。
D6及びD7では、北条凛仕様のパーツの追加や性能の底上げがなされ、一部では「隠れ強車」*8とまで言われていた。
D8では、原作で北条凛と高橋涼介がバトルを繰り広げた箱根が追加され、下りでトップに入っていた。
D0 Ver.1では旧Ver.時代並の高性能へ再強化、幾度かの弱体化を経ても高い安定性は健在で使用者人口も多く*9、
またTAでも変わらず箱根下りの番車で、高い安定性能故に他コースでも中位〜上位ランクに入る事が多かった。*10。
D0 Ver.2ではVer.1時代のような飛び抜けた性能は鳴りを潜めたものの、各種性能のトータルバランスが高水準でまとまっており、
対戦バランス調整で壁ペナ耐性が若干上昇したため、タイヤマネージメントさえ気を付ければ対戦でも十分に戦えるだろう。
TAでも引き続き箱根下りの番車である他、D7以降低迷していた妙義上りの番車にも返り咲いていた。
DACでは再び旧Ver.時代並みの高性能へ再々強化。高速属性ではFC3Sと共に強車の一角に数えられ、対戦での使用人口が急増。
シーズン2では更なる壁ペナ耐性の強化に加え、コーナリング性能も大幅強化され実車では考えられない程の高い回頭性を実現した。

北条凜仕様は、原作同様に前後異なるホイールが再現可能だが、原作やアニメで着いていたボンネットピンは再現されていない。
ボディカラーは、原作でダークシルバーと表現されており、ゲームやアニメでは「ガングレーメタリック」が採用されている。
モデルとなったR32はBee☆R*11の常連の車らしく、原作に北条凛が登場する少し前、同社社長がみんカラに画像を掲載していた*12。
以前の公式ブログにウイング無しの画像が掲載されていたが、カラーはゲームやアニメより明るいシルバーで、恐らくV・specIIではない*13。

EXカラーの内、「シャンパンゴールド」以外の4色は次期モデルのスカイラインGT-Rで採用されたカラーである。
「ブルー」は、中期型R33の特別仕様車「LM Limited」の「チャンピオンブルー」*14の再現と思われる。
「アクティブレッド」「ライトニングイエロー」は前期型R34、「ミッドナイトパープル」はR33のカラーである*15。

(最高出力:280ps/6800rpm　最大トルク:36.0kg-m/4400rpm)

※背景が水色で書かれているパーツは、D6で追加されたパーツ。橙で書かれているパーツは、DACで追加されたパーツ。

メーカーギア駆動方式吸気方式搭乗者1搭乗者2
日産5速4WDTURBO中里毅北条凛


カラーラインナップ †

■ブラックパールメタリック（初期色）・中里毅
■ガングレーメタリック・北条凛
■クリスタルホワイト
■スパークシルバーメタリック
■レッドパール
EXカラー
■ブルー
■アクティブレッド
■ライトニングイエロー
■ミッドナイトパープル
■シャンパンゴールド
■バーニングイエロー


チューニング †

チューン内容チューンポイント
機械式LSD10pts
タワーバー10pts
エアクリーナー10pts
高性能サスペンション10pts
ブーストアップ10pts
オイルクーラー10pts
ロールバー10pts
強化サスアーム10pts
ポート研磨10pts
強化クラッチ10pts
レーシングブレーキパッド10pts
大容量ラジエター10pts
大型インタークーラー10pts
フルコンピューター10pts
大口径タービン・中里毅/ハイフロータービン*1610pts
FULL TUNE 合計150pts


用品系パーツ †

マフラー ・ドレスアップトークン2枚 †

メーカー名パーツ名
頭文字Dマフラー（中里毅仕様）・中里毅
頭文字Dマフラー（北条凛仕様）・北条凛
nismoヴェルディナ NE-1
Mine'sSILENCE-VX PRO TITAN
TRUSTパワーエクストリームTi-R マフラー
柿本改HYPER2000 FULLMEGA N1+FullDual
BORDERBurn Outマフラー
JUNハイパーマフラー
FUJITSUBOPOWER Getter typeRS

ホイール・ドレスアップトークン2枚 †

メーカー名パーツ名
WORKMEISTER S1 3PIECE（SILVER）・中里毅
頭文字Dアルミホイールセット（SILVER）・北条凛*17
nismoLM-GT4（SILVER）
nismoLM-GT4 MAG（WHITE）
Mine'sLM EVOLUTION（MEDIUM GRAY METALLIC）
RAYSVOLK Racing Wheel TE37（BRONZE）
RAYSVOLK Racing Wheel TE37（WHITE）
RAYSVOLK RACING CE28N（BRONZE）
RAYSVOLK RACING CE28N（MERCURY SILVER）
YOKOHAMAAVS MODEL T6（DARK SILVER METALLIC）
YOKOHAMAAVS MODEL T6（GOLD）
YOKOHAMAAVS MODEL T7（DARK SILVER METALLIC）
YOKOHAMAAVS MODEL T7（GOLD）
YOKOHAMAADVAN Racing RG（GOLD）
ENKEIRacing NT03（SILVER）
ENKEIRacing NT03（WHITE）
RAYSGram Lights 57CR（SAKURA PINK）
RAYSTE37 SAGA TIME ATTACK EDITION（MATTE BLACK）
Weds SportSA35R（BLUE LIGHT CHROME2）
RAYSTE37 SL（PRESSD DOUBLE BLACK）
RAYSZE40（DIAMOND DARK GUNMETALLIC）

ミラー・ドレスアップトークン2枚 †

メーカー名パーツ名
Mine'sカーボンエアロミラーTYPE II
EAST BEAR SPORTSエアロミラー
D.speedエアロミラー
GANADORスーパーミラー

ステッカー †

メーカー名パーツ名
頭文字D秋名スピードスターズステッカー
頭文字D赤城レッドサンズステッカー
頭文字D妙義ナイトキッズステッカー
頭文字Dエンペラーステッカー

アライメント・ドレスアップトークン1枚 †

チューン内容
ネガティブキャンバー3゜
ネガティブキャンバー7゜


エアロ系パーツ †


エアロセット（フロント・サイド）・ドレスアップトークン10枚 †

メーカー名パーツ名
柿本改柿本改 エアロセット
BN SportsBN Sports エアロセット

フロントスポイラー・ドレスアップトークン3枚 †

メーカー名パーツ名
頭文字Dフロントバンパー*18・中里毅
nismoエアインテーク付きバンパー*19・北条凛
TRIALフロントバンパースポイラー
EAST BEAR SPORTSNEWタイプフロントバンパースポイラーII
TRUSTフロントスポイラー
BORDERフロントバンパー
D.speedフロントバンパースポイラー
D.speedフロントリップウィング

サイド／フェンダー ・ドレスアップトークン2枚 †

メーカー名パーツ名
nismoサイドステップ
TRIALサイドステップ
EAST BEAR SPORTSサイドシェルプロテクター
TRUSTサイドスカート
D.speedサイドステップ

リアバンパー・ドレスアップトークン3枚 †

メーカー名パーツ名
TRIALリアバンパースポイラー
EAST BEAR SPORTSリアマッドガード
TRUSTリアアンダースポイラー
D.speedリアアンダースポイラー
BN Sportsリアバンパー

リアスポイラー・ドレスアップトークン3枚 †

メーカー名パーツ名
頭文字Dウイングレス
頭文字DGTウイング・北条凛
nismoエアリップスポイラー*20
HKS関西アクティブリアウイング翼
柿本改リアウイング
TRIALリアウイング
TRUSTリアスポイラー
D.speedリアウイングスポイラー
ingsZ-POWER WING
C-WESTGT WING ALUMINIUM II

ボンネット ・ドレスアップトークン3枚 †

メーカー名パーツ名
HKS関西エアロボンネット
柿本改エアロボンネット
EAST BEAR SPORTSカーボンエアロボンネット
BORDERエアスクープボンネット
D.speedエアロボンネット
BN Sportsボンネット


キャラクター仕様一覧 †

中里毅仕様
項目パーツ名メーカー名
フロントスポイラーフロントバンパー頭文字D
マフラーマフラー（中里毅仕様）頭文字D
ホイールMEISTER S1 3PIECE（SILVER）WORK
チューニングスタイル大口径ターボチューン
ボディカラーブラックパールメタリック
ナンバー群馬 33 が 26-037(D8まで) / 群馬 37 ひ 6-527(Zero/DAC)
※アニメ(Second Stage以降)仕様・新劇場版仕様では、
「フロントスポイラー・エアインテーク付きバンパー（nismo）」が装着されている。


北条凛仕様
項目パーツ名メーカー名
フロントスポイラーエアインテーク付きバンパーnismo
リアスポイラーGTウイング頭文字D
マフラーマフラー（北条凛仕様）頭文字D
ホイールアルミホイールセット（SILVER）頭文字D
チューニングロールバー
ボディカラーガングレーメタリック
ナンバー群馬 33 ぬ 37-564*21 / 群馬 33 ぬ 7-564(Zero)
※アニメ仕様では、
前後ホイールとも「R33仕様純正ホイール（NISSAN）」*22 が装着されている。


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*1 原作ではこの2人の他にも、中里がR32に乗るきっかけを作った相模の走り屋「島村栄吉」（ドラマCD「黒い稲妻・新たなる不敗伝説」やテレビアニメシリーズの回想シーンに登場）が中里仕様と色以外は全く同じ白のR32に搭乗し、パープルシャドウの星野好造も搭乗場面は無いが、過去の所有車としてその名を挙げている。
*2 カタログ上は280馬力だがそれは市販車としてパワーを封印しているだけであり、グループA規定では改造範囲が狭いため実は素で600馬力に耐えうる設計になっている。
*3 普段はFRだが、加速・コーナリング時等で後輪に加重が掛かった際にセンサーが感知、前輪にも駆動力を与えて4WDへ変化する。
*4 メインステージのJTCでは当時最強だったフォード・シエラRS500他ライバルを駆逐して事実上のワンメイクレースにしてしまった他、WTCCマカオギアやスパ24時間といった名だたるレースを荒らし回った。それどころか、ナンバー付きですら車検に通らない仕様のドラッグレースマシンより速かったのである。
*5 ただし、畑違いのWRCだけは結果を残せなかったが。
*6 これらの装備は、グループAより改造範囲の狭いグループNに対応する為に行われた改良とされる。
*7 しかしながら、エンジンブロックが強度を重視して鋳鉄製とされたことでただでさえ重い直6エンジンがさらに重くなり、その結果R32からR34までの第二世代GT-R共通の弱点としてスーパーフロントヘビーによるアンダーステアがあり、足回りを強化したV ・spec系でもこの弱点は消せず、原作でも中里、北条凛、島村、そしてR34の星野と、第二世代GT-Rに乗る4人全員がバトル終盤でこのアンダーステアに苦しめられている。実際に当時のレースシーンでもブレーキフェードによるリタイアは少なくなかった。そのほか、強大すぎるパワーはトランスミッションなど他のコンポーネントへのダメージも大きく、バルブなどエンジン内部でもパワーに負けている部分は多々あった。
*8 D6のTAでは中里の地元である妙義上り、公道最速伝説で北条凛の登場する椿ライン下り、他にも秋名（雪）など複数コースで好タイムを記録。D7では全体的性能が若干抑えられたが、椿ライン下りで上位に食い込んでいた。但し壁ペナ耐性は両作品共にGT-Rシリーズに漏れず低かった為、全国対戦での勝率はイマイチであった。
*9 稼動直後からRev.4での再弱体化まではTA・対戦ともにR32一強状態となる程の最強車種であり、むしろもみじラインや八方ヶ原を得意とするプレイヤーが好んで使っている事から「32もみじ」「32八方」というワードが作られるほどそのコースでは遭遇率が高くなっている。
*10 例えば箱根以外ではGT-R繋がりで筑波復路でも番車となっている他、アップデートで復活したもみじライン下りと八方ヶ原往復でも事実上の番車となっており、もみじに至っては現在では上りでもBNR34に次ぐ準番車となっている。
*11 ビー・レーシング。東京・町田市のチューナー。
*12 2ちゃんねるの原作スレッドでも話題に挙がっており、それによるとBNR32の「シルバー」「3D高めウィング」「エアロ無し」「車高少し下げ」「ロールバー」という条件で探していた模様。
*13 モデルとなったR32にはV・specIIのエンブレムが付いておらず、またアニメ・頭文字D Fifth Stage SOUND FILEにも、例えばZ33の場合は「Z33 FAIRLADY Z Version S」というように詳細な型式が記載されているにも関わらず、GT-Rは「BNR32 SKYLINE GT-R」としか書かれていない。
*14 ル・マン24時間レース参戦記念として発売されたが、カラー自体はJTCやJGTCでシリーズチャンピオンを幾度も獲得していた「カルソニック スカイライン」のカラーに近い色合いである。
*15 BNR34のD.NET有料会員専用カラーの「ミッドナイトパープルII」とは違う色である。
*16 Ver.1.2より追加。ルート属性がAR(オールラウンド)になる。
*17 原作同様に前輪と後輪で別々のホイール。前輪にR33の純正ホイール、後輪に中里と同じWORK製MEISTER S1 3PIECE（SILVER）を装着しているものと思われる。
*18 nismoのエアインテーク付きバンパーにVeilsideのE-I MODELフロントリップスポイラーを装着しているものと思われる。
*19 通称「ニスモダクト」「ブタ鼻」と呼ばれる、冷却効率の改善の為に開口箇所が追加されたバンパー。グループAのホモロゲーション取得の為500台生産された「GT-R NISMO」と、グループN用の「N1仕様車」に装着されていた。ARCADE STAGEシリーズにおいては、Ver.3までのR32にはこれが標準装備されていた。
*20 純正リアウイングとセット装着される。上記の「GT-R NISMO」に装着されていた。
*21 語呂合わせで「皆殺し」が由来か？
*22 ゲーム中では選択できない。