GR YARIS 1st Edition RZ ''High performance''(GXPA16)


GR YARIS 1st Edition RZ "High performance"(GXPA16)

頭文字D本編では未登場、2021年7月15日にVer.1.1へのアップデートが行われるDACにて収録された、通称『GRヤリス』。
トヨタの4WDスポーツの発売は21年ぶりであり、頭文字D ARCADEシリーズにおいてもトヨタに4WDスポーツが追加されるのは2002年のセリカGT-FOUR以来18年半ぶりとなる。

このクルマについて

トヨタの主力コンパクトカー・ヤリス*1の最上級スポーツ仕様として2020年に販売を開始。2019年に復活したGRスープラに次ぐ「GR」ブランドの専売車種でもある。
スポーツカーとしてはMR-S以来13年ぶり、4WDスポーツとしてはセリカGT-FOUR以来21年ぶり、果てはテンロク3ドアハッチとしてはAE8#型カローラレビン/スプリンタートレノ以来じつに33年ぶりとなる復活劇であった。

元々はWRC(世界ラリー選手権)でのホモロゲーションを取得するために開発されており、専用工場での生産やテストドライバーにレーシングドライバー(と、普通の車好きおじさんと自称している当時の社長)を起用する、少数生産になるためベルトコンベアを使わない生産工場など、今の日本ではありえないほどの開発・生産体制が整えられた。
プラットフォームからしてノーマルのヤリスとは異なる設計で*2、ボディは軽量・高剛性化のため3ドア化。カーボンルーフとすることで低重心化し、専用のブリスターフェンダーで大きなタイヤを許容すると同時に空力の清流効果を高めた。しかしGRヤリスが専用設計しすぎたため、オリジナルのヤリスと同一車種とはみなされず*3、グループRallyのホモロゲーションを取得するのにGRヤリス単体で年間2.5万台、RZ単体で2500台の生産が必要となってしまっているのだが、公式資料によると年間4万台、うちRZが4000台が生産されると余裕で超えていた模様*4

エンジンも専用設計となるG16E-GTSを搭載。オリジナルのヤリスが積むM15A型とシリンダー数を共有するが、G16E型は高回転・高負荷となるモータースポーツでの多用を前提としたアレンジが加えられ、総排気量も1,618ccへ増加。燃料噴射方式は86/BRZでも定評のあるD-4Sを採用。過給機つきということを差し引いてもテンロクとして驚異的な272ps/37.7kgmを発生させ、0-100km/hは5.5秒を切り最高速は欧州仕様で230km/h(リミッター作動)。また独自の技術でバルブシートを打ち込む、水漏れのトラブルに対処するため空冷式のインタークーラーを採用するなど徹底して実戦主義が貫かれている。3気筒による振動はバランサーシャフトの装着でカバーされた。なおこのエンジンはGRカローラを挟み後年出荷段階からブーストが上げられついに304PS/40.8kgmへと到達。わずか1.6LのエンジンなのにRB26最終型の280PS/40.0kgmをぶち抜いてしまった。

ドライブトレーンはiMT*5を採用する6速MTと、これも専用開発された「GR-FOUR」と呼ばれる四輪駆動システムが組み合わされる。電子制御式カップリング・センターデファレンシャルを用いたもので、通常走行時の「ノーマル」(駆動配分60:40)、積極的にマシンを振り回せる「スポーツ」(駆動配分30:70)、トラクション重視で速さを高める「トラック」(駆動配分50:50)の3つからモードを選べる。

ゲーム内において

ゲームに登場するGRヤリスは3種類あるグレードの最上級となる「RZ」で、さらにBBS製鍛造アルミホイールやミシュラン・パイロットスポーツ4S、ブレーキ用冷却ダクト、トルセン式LSD、インタークーラースプレーを装備する「"High performance"」仕様となる。また「1st Edition」は2020年に東京オートサロンでワールドプレミアを果たした際に発表された特別仕様車で、ラジエターグリルやフロントサイドディフューザー、リアスポイラー、リアバンパー、そしてアルミホイールに至るまでマットブラック塗装、フロントウィンドウにモリゾウの落書き豊田章男社長(当時の肩書、2023年より会長)のサインが施されている。

TAではシーズン全体を通して秋名湖右周りと、シーズン2から再登場した筑波(雪)往路でトップにランクインしている。

EXカラーのボルドーマイカメタリック、シアンメタリック、サーモテクトライムグリーンは、いずれもオリジナルのヤリスに設定のあるボディカラーである。

メーカーギア駆動方式吸気方式コース属性ルート属性搭乗者
トヨタ6速4WDTURBO高速AR(オールラウンド)/DH(ダウンヒル)なし

カラーラインナップ

スーパーホワイト(初期色)
プラチナホワイトパールマイカ
エモーショナルレッドII
プレシャスブラックパール
EXカラー
オレンジ
ブルー
ボルドーマイカメタリック
シアンメタリック
サーモテクトライムグリーン
ピンク


チューニング

チューン内容チューンポイント
機械式LSD10pts
タワーバー10pts
エアクリーナー10pts
高性能サスペンション10pts
ブーストアップ10pts
オイルクーラー10pts
ロールバー10pts
強化サスアーム10pts
ポート研磨10pts
強化クラッチ10pts
レーシングブレーキパッド10pts
大容量ラジエター10pts
大型インタークーラー10pts
フルコンピューター10pts
ハイフローターボチューン/オーバーランブーストCPU*610pts
FULL TUNE 合計150pts



用品系パーツ

ホイール・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
RAYSGram Lights 57CR(SAKURA PINK)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(WHITE)
RAYSVOLK Racing CE28N(BRONZE)
RAYSVOLK Racing CE28N(SILVER)
ENKEIRacing GTC01(SILVER)
RAYSTE37SAGA TIME ATTACK EDITION(MATTE BLACK)
WedsSportsSA35R(BLUE LIGHT CHROME2)
RAYSTE37 SL(PRESSD DOUBLE BLACK)
RAYSZE40(DIAMOND DARK GUNMETALLIC)
YOKOHAMAADVAN RACING R6(GOLD)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37V(BRONZE)
YOKOHAMAADVAN Racing TC-4(Racing Candy Red & Ring)
YOKOHAMAADVAN Racing TC-4(Racing Gun Metallic & Ring)
RAYS57DR LUMINOUS(LUMINOUS YELLOW)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37V(GUNMETALLIC)
WORKMEISTER S1 2PIECE(SILVER)
SPEED STAR WHEELGTX03 (MACHINED GRAPHITE GUN METAL)
ENKEIRPF1RS (SBC)
ENKEIRPF1RS (Matte Dark Gunmetallic)
ENKEIRPF1RS (Silver)
WORKWORK EMOTION ZR10(Candy Red)
WORKWORK EMOTION ZR10(Energy Lime Green)
WORKWORK EMOTION ZR10(Energy Mint)

アライメント・ドレスアップトークン1枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dネガティブキャンバー3°
頭文字Dネガティブキャンバー7°

エアロ系パーツ

フロントスポイラー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
VARISF/SPOILER

サイド/フェンダー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
VARISS/UNDER SKIRT

リアバンパー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
VARISR/SKIRT

リアスポイラー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
PANDEMREAR WING PLUS PARTS WING
VARISR/WING(With variable flap)

ボンネット・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
VARISCOOLING BONNET HOOD

エアロセット(フロント・サイド・リアバンパー)・ドレスアップトークン10枚

メーカー名パーツ名
PANDEMWIDE BODY KIT


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*1 ヴィッツのグローバルネームであり、同車が2019年にフルモデルチェンジを果たし4代目となる際にリニューアルを印象付ける形で現在の車名に統一された。
*2 フロント部はオリジナルのヤリスと同じGA-Bだが、リア部は上位クラスのカローラが採用するGA-Cが選ばれている。
*3 これはランサーエボリューションVIIIでも起こった現象。エボVIIIもトレッド幅の違いからランサーセディアと同一車種とみなされずにGr.A公認を取れなかった。
*4 WRCには2022年から投入されたが、このシーズンから市販車に由来しない鋼管フレームに全車共通のハイブリッドシステムを使用する「Rally1」規定が施行されたため現行のGRヤリス ラリー1ハイブリッドは市販車をベースとしていない。なお、トヨタはRally1への移行=1年限りになることを承知で2021年シーズンに向けてGRヤリスWRCを開発したが、様々な影響で実戦投入されず幻のマシンに終わった。市販GRヤリスをベースとした世界を戦うマシンとしての役割は下位クラスのWRC2で用いられる「Rally2」のマシンが担うこととなり、2024年シーズンより投入される。
*5 インテリジェント・マニュアル・トランスミッション。シフトダウン時に自動的に回転を合わせてくれるオートブリッピング機能が搭載され、ヒール・アンド・トゥを不要としている。
*6 Ver.2.01 Rev1+Aより追加。ルート属性がDH(ダウンヒル)になる。