911 Turbo3.6(964)


911 Turbo3.6(964)

コラボ作品「湾岸ミッドナイト」の主要登場人物・島達也が搭乗する*1、通称「964ターボ*2」。 S30Zと同様、THE ARCADEと「湾岸ミッドナイト」とのコラボイベント開催を機に初登場した、頭文字Dアーケードシリーズ初の外国車・RR車である。

1989年にデビューしたポルシェ・911の3代目モデルであり、初のターボモデルによって鮮烈なデビューを果たし絶大な人気を博した先代モデル・タイプ930*3の後継車として、ボディデザインを大きく変える事を許されなかった為に外観のシルエットはタイプ930と初代モデル・タイプ901のイメージを踏襲しているものの、内部機構に関しては80%ものパーツを新規設計するという殆どフルモデルチェンジに近い凝った手法を採用している。*4

本作に収録されているターボ3.6モデルは、NAモデルのカレラに搭載される3.6L空冷 水平対向6気筒SOHCエンジンのM64型をベースに、ドイツ・KKK製*5タービンをドッキングしてシングルターボ化されたM64/50型エンジンを搭載したターボモデルの最上級グレードである。*6*7

ベースグレードのターボ3.3との相違点として、赤色に塗装されたブレーキキャリパーやスピードライン製3ピース18インチホイールなどの装備の他、20mm程度低められた車高とRSと同タイプのリアセンターバンパーなどの性能・外装面においての差別化がメインとなり、インテリアに関してはターボ3.3と殆ど同一である。またマフラーの形状は左右2本出しとされたが、実際には右側のマフラーエンドからのみ排気され左側のマフラーエンドはウェイストゲートの大気開放を行う為の排気口となっている。

達也の駆る「ブラックバード*8」は、本車をベースに最初に通っていたショップにて後付けのフルコンピュータを組み込んだ後、「悪魔のZ」の製作者である地獄のチューナー・北見淳の手によってシングルタービン仕様からツインタービン仕様への変更や各種のバランス取りが施され、同じく悪魔のZのボディ製作を手掛けたボディ製作者・高木優一によるボディ補強と、ECUセッティングの鬼・富永公が手掛けるコンピュータ・セッティングによって700馬力という強大なパワーを叩き出している。*9

そして前述の事故を契機として、一年後の車検切れの際に廃車にする覚悟を決めた達也の提案により、ブラックバードの修復を兼ねた車検取得が不可能なレベルの大改造に着手。高木とアキオの手によって、車体キャビン部のモノコックフレームのみを残して前後フレームを切断した後にパイプフレーム化*10*11。更には外装パネルやエアロパーツを全てドライカーボン化する事で、車体の更なる剛性アップとパワーウエイトレシオ(PWR)*121kg/ps台という数字を叩き出す極限までの軽量化を果たしたブラックバードは「点を線ではなく点で結ぶワープ感覚」と称される程の凄まじいトラクション*13と速さを誇る、正真正銘のモンスターマシンと化した。*14

ただし前述の脚注を見ればわかる通り、車体の大規模リニューアル後はその超軽量仕様ボディと更にリア寄りになった重量バランスから死を覚悟するレベルの危機に瀕した事も少なくないが、乗り手である達也自身の成長や「幻」ではない通常のF1タービン*15に換装した事に加え、セッティングを担当している富永が実装した電子制御スロットルによる最適化などにより、北見からは「C1辺りの200km/hクラスまでの速度域では敵無し」と評される程のキレた走りを見せるようになった。

(最高出力:360ps/5,750rpm 最大トルク:53.0kg-m/4,200rpm)

メーカーギア駆動方式吸気方式搭乗者
ポルシェ5速RRTURBO島達也


カラーラインナップ

ブラック
グランプリホワイト
インディアンレッド
マリタイムブルー
スピードイエロー
ポーラシルバーメタリック
EXカラー
コーラル
ライトニングイエロー
ダークパープルメタリック
ベイサイドブルー
ブルーグリーンメタリック
DXカラー
メタリック・レッド
メタリック・ブルー
メタリック・グリーン


チューニング

チューン内容チューンポイント
機械式LSD10pts
タワーバー10pts
エアクリーナー10pts
高性能サスペンション10pts
ブーストアップ10pts
オイルクーラー10pts
ロールバー10pts
強化サスアーム10pts
ポート研磨10pts
強化クラッチ10pts
ビッグキャリパー10pts
大容量オイルクーラー10pts
大型インタークーラー10pts
フルコンピューター10pts
大口径ターボ+エンジンリビルド / 大口径ターボ+RWBチューン*1610pts
FULL TUNE 合計150pts


用品系パーツ

マフラー

メーカー名パーツ名
湾岸ミッドナイトスポーツマフラー・島達也
RAUH-Welt BEGRIFFRWB Special Muffler

ホイール

メーカー名パーツ名
BBSLM(GOLD)・島達也
SPEED STAR WHEELSSR EXECUTOR EX02(FLARE BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(WHITE)
RAYSVOLK Racing CE28N(BRONZE)
RAYSVOLK Racing CE28N(MERCURY SILVER)
ENKEIRacing GTC01(HYPER SILVER)
RAYSGram Lights 57CR(SAKURA PINK)
RAYSTE37 SAGA TIME ATTACK EDITION(MATTE BLACK)
Weds SportSA35R(BLUE LIGHT CHROME2)
RAYSTE37 SL(PRESSO DOUBLE BLACK)
RAYSZE40(DIAMOND DARK GUNMETALLIC)

ミラー

メーカー名パーツ名
湾岸ミッドナイトエアロミラー・島達也

アライメント

チューン内容
ネガティブキャンバー3゜
ネガティブキャンバー7゜


エアロ系パーツ

エアロセット(フロント・サイド・リアバンパー)

メーカー名パーツ名
RAUH-Welt BEGRIFFRWB WIDE BODY KIT

フロントスポイラー

メーカー名パーツ名
湾岸ミッドナイトフォグ付フロントバンパー*17島達也

リアバンパー

メーカー名パーツ名
湾岸ミッドナイトリヤバンパー・島達也

リアスポイラー

メーカー名パーツ名
湾岸ミッドナイト大型リヤウイング*18島達也
RAUH-Welt BEGRIFFGT2 type wing+CHAMPION WING

ボンネット

メーカー名パーツ名
湾岸ミッドナイトボンネットフード*19島達也


キャラクター仕様一覧

島達也仕様
項目パーツ名メーカー名
フロントスポイラーフォグ付フロントバンパー湾岸ミッドナイト
リアバンパーリヤバンパー湾岸ミッドナイト
リアスポイラー大型リヤウイング湾岸ミッドナイト
ボンネットボンネットフード湾岸ミッドナイト
マフラースポーツマフラー湾岸ミッドナイト
ホイールLM(GOLD)BBS
ミラーエアロミラー湾岸ミッドナイト
ボディカラーブラック
チューニング大口径ターボ+エンジンリビルド
ナンバー品川33 う 2-246*20
原作登場初期からとびっきりのGT-R編終盤*21まででは、
「フロントスポイラー・964RS純正 ダクト付フロントバンパー(PORSCHE)」
「リアスポイラー・ノーマル(PORSCHE)」が装着されている。
続編「湾岸ミッドナイト C1ランナー」では、
「フロントスポイラー・フロントエアダムバンパー(湾岸ミッドナイト)」
「ホイール・VOLK Racing CE28N(MERCURY SILVER)(RAYS)」
「その他・ラッピングフィルム(SILVER)(湾岸ミッドナイト)」が装着されている。

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*1 第2部となる続編「湾岸ミッドナイト C1ランナー」にて、3年の間ドイツに医療留学する達也本人から託されたブラックバードを、フロントバンパーを交換しシルバーのラッピングフィルムを貼った上で、主人公である瀬戸口ノブが一時的に搭乗車とした他、第3部「銀灰のスピードスター」及び第4部「首都高SPL」においても、主人公・元木明彦の愛車としてノブ仕様ブラックバードと同様の外装を纏った964ターボ3.6が登場。また、本作品の原作コミック「頭文字D」の番外編「ウエストゲート2」においても、消化器系の炎症に苦しむ史浩を病院に搬送する為に赤城の下りを全速力で飛ばす涼介のFCに軽くチギられるという役まわりで、グレードは不明ではあるもののタイプ964に乗るカップルが登場している。
*2 車検証上での正式な型式名は「E-964T2」。他の通称としては3.6ターボや、単にポルシェ・ターボとも。
*3 達也はタイプ964の前にもタイプ930を所有しており、エンジンブローを機にタイプ964へと乗り換えた。
*4 また、このモデルからRRレイアウト故の「フロントリフト」という悪癖を克服すべく4輪駆動レイアウトのグレードが追加された。本モデルにおいてはフルタイム4WDレイアウトのNAモデル・カレラ4のみであるが、次代モデル・タイプ993以降はNAモデル・ターボモデル共に可変トルク配分式のスタンバイ4WDシステムを搭載するグレードが用意される。
*5 Kuhnle, Kopp & Kausch AG(キューネ・コップ&カウス株式会社)。現:ボルグワーナー・ターボシステムズ。
*6 それに加えて、生産期間が短かった事などから日本国内への正規輸入は60台弱とされ、総生産台数も含めて911シリーズの中では個体数が少なくレアとされているモデルのひとつである。
*7 なお、ターボモデルのエントリーグレードは先代モデル・タイプ930からキャリーオーバーした、3.3L空冷 水平対向6気筒SOHCエンジンのM30/69型を搭載している事からターボ3.3と称される。
*8 正確に言うと、この異名で呼ばれるようになった時の搭乗車は930ターボであり、初めてのクルマである930カレラから乗り替えた後に10年もの間、共に湾岸を走り続けていた。この964ターボは劇中で行った無茶なブーストアップによりエンジンブローしてしまった930ターボから乗り換えたクルマである。この設定が踏襲されているのは原作のみであり、実写で撮影されたVシネマ版と劇場版では通して930ターボに搭乗。「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 5DX」以降のストーリーモードでは、その辺りの展開を一切無視した上である話数から言及も無しにいきなり乗り換えている。アニメ版では930ターボのエンジンブロー描写がカットされたうえで乗り換えているが、ナンバープレートがそのまま引き継がれている。
*9 しかし、大阪・阪神高速環状線からやって来たランエボ乗り・神谷英次を交えて悪魔のZと幾度目かの決着を着けてから数日後の夜、都内の一般道を走っていた際に車道を歩いていた酔っぱらいの男2人組を避けようとするも、進路上に割り込んできたタクシーを見落とした事でコントロール不能に。左側リアフェンダー前を電信柱に強打し、車体全体に致命的なダメージを負ってしまう。
*10 厳密に言えばパイプフレーム化したからといって車検に通らないわけではなく、強度証明書を作成した上で日本自動車研究所に提出し、破壊検査をクリアすれば取得は可能。ただし同一の車両を最低でも3台以上は作成しなければならず、個人レベルで実践するには限界がある。
*11 しかし、本編完結から2年が経過している「C1ランナー」の時点でも未だに廃車にはされていない。ノブは達也からブラックバードを預かって以降は、ブラックバードと正面から向き合う為に愛車・FDの車検証登録を一時的に抹消。その代わりとしてノブのFDに手を入れたチューナーの一人・渋川圭介が製作した改造バイク(ヤマハの125ccスクーター・シグナスXをベースに、同社製の200ccスポーツバイク・SDR200のフルチューンエンジンとミッションを組み込んでいる)を足代わりに使っているため、検切れのまま走行している可能性もあるが。その後、達也の留学期間が当初の予定より1年延びた事から彼が留学しているドイツ本国にブラックバードを船で送る。しばらくして、達也からノブ宛にブラックバードを撮った写真が送られてきた事から、達也と共にドイツで走り続けていると思われる。
*12 日本語では重量出力比と呼ばれ、単位馬力あたりの重量を指す。重量 (kg) を馬力 (ps) で割った値であり、値が小さいほど加速性能に優れる。参考として、2013年シーズン規定のF1マシンは車重が642kg、パワーが750馬力であり、そこから割り出されるパワーウエイトレシオは0.86kg/psとなる。本作のプレイヤーには馴染み深い280〜300馬力クラスのスポーツカー(VAB型WRX)では4.80kg/psとなる為、新生ブラックバードのPWRがどれだけ凄まじいモノなのかがお分かりになるだろう。
*13 クルマが加速する際にタイヤが路面を蹴る力。このトラクションを発生させる事によって、クルマは前へと進んでいる。
*14 だが、この新生ブラックバードの初陣となったアキオの悪魔のZと自動車評論家・城島洸一の「ゼロのFC」を相手取っての三つ巴バトルにおいて、極限までの軽量化で元々悪い重量バランスが更にリアへ寄った事により、250km/hオーバーの速度域で「前輪の接地感が完全に消え去る」程のフロントリフトが発生。湾岸線の大井ジャンクション手前でスローダウンし、バトルを降りてしまう。また、超一流のタービン屋・木村のとっつぁんによって後に悪魔のZに搭載された「幻のF1タービン」ことIHI製・RHC6 RACINGタービンを装着して挑んだ、アキオの悪魔のZと「R殺しのインテR」としてC1(首都高速都心環状線)にて名を売っていた、チューニングショップ「ガレージACE」のデモカーである「ACE32R」の乗り手・友也を交えた湾岸最高速バトルにおいても、アキオ・城島戦で起こった強烈なフロントリフトが再発。「幻のF1タービン」による終わりの無い強烈な加速とパワーによる後方への更なる荷重移動も相まって「踏めば死ぬ」と戦慄し、東京港トンネルにて再びスローダウンしてしまう。更に、キャバクラに勤務しながら読者モデルを務める女性・森下マコトの駆るZ32型フェアレディZを交えての悪魔のZとの3回目の決戦では、大井ジャンクション手前の高速左コーナーにてリアセクションの荷重が抜け「リアタイヤが乗り手を追い越した」事により達也の技量をもってしても「操舵不能」と言わしめる程のハーフスピン状態に陥るも、更に外側のラインから横に並んだ悪魔のZの車体側面部にリアセクションを押してもらう事でバランスを取り戻し事なきを得るなど、幾度となく窮地に陥っている。
*15 恐らく、同じくIHI製のRX6タービンと思われる。
*16 Ver.1.05より追加。ルート属性がAR(オールラウンド)となる。
*17 ナンバープレートが取り外される。なお、モデルはオートガレージTBK(高橋板金工業)製のフロントバンパーと思われる。
*18 モデルはNAモデルのRS3.8に装着されている純正ウイングと思われる。
*19 純正エンブレムが取り外される。
*20 ひらがなまではアニメ版(品川33 う 22-039)、数字は実写版(品川320 ひ 22-46)準拠。
*21 原作単行本2巻〜5巻までの間