内容紹介: 黒鳥亭、それがすべての始まりだった。 壷中庵、月宮殿、雪華楼、紅雨荘・・・。 殺人事件の現場はそれぞれ独特のアウラ(オーラ)を放つ館であった。 臨床犯罪学者、火村英生と作家有栖川有栖の二人が突き止めた真相とは。 大年を恐怖で多い尽くした猟期的な連続殺人事件! 影無き殺人樹=ナイト・プローラはあの”絶叫城”の住人なのか? 本格推理小説の旗手が、存分に腕を振るった、傑作短編集!