来生たかお大百科／コンサート
解説 †
2015年から恒例になった、タイトルに「Stand Alone」「Acoustic Tracks」を冠したコンサートツアー。
来生は、1曲目を選曲した2月末の段階でペギー・マーチの「I'll Never Forget You／忘れないわ」が現在の心境と吐露している*1。3月末の段階では、初披露する数曲を含めて半分程度の選曲は終わり*2、ツアー開始まで1箇月余りになった4月末には焦りつつも、全体的には哀愁感のあるしっとりとしたステージにしたいと述べている*3。また、5月末のメッセージでは、指の関節や腰の痛み、加齢による体力の低下等から自らピアノを演奏する楽曲を減らそうかと思っていたが、結果的に増えた事を明かしている*4。
2024年8月28日、台風10号の影響を鑑み、オフィシャルサイトにて兵庫公演、広島公演の開催の可否に関する告知がなされ*5、翌29日夕刻には兵庫公演の延期、広島公演の翌30日夕刻までの保留が発表され*6、最終的に開催へ向けて準備を進める運びとなった*7。
美術 †
前年の『来生たかお Stand Alone 2023 Christmas Color』と同じく舞台左右に格子戸状のオブジェが2つずつ設置され（東京公演、熊本公演、福岡公演を除く、神戸公演は1つずつ）、楽曲によってはステージの左右からパースが付けられたスリット入りの吊り物が配され（東京公演、熊本公演、福岡公演、神戸公演を除く）、白黒チェック模様のパンチカーペットが敷かれた（千葉公演、東京公演を除く）。また、北海道公演では各オブジェの下に直管型の調色可能なフットライトが、舞台後方（ピアノの奥）に2つのバックライトが設置された。
東京公演、熊本公演、福岡公演ではMC用のサイドテーブルにアンティーク調のスタンドライトが置かれ、適宜、点灯された。
楽曲 †
「デイ・ブレイク」は、エレキギターの伴奏で始まり、2番から他の楽器も参加した。なお、同曲のみギターがステージの前方（来生の右側）に出て演奏する関係上、通常とは異なる配置（ギターは下手、キーボードは上手）にされた。
自身が好きで歌ってみたかった提供曲として「雨のロードショー」「恋歌」「遠い海」が初披露された。
「雨のロードショー」「おだやかな構図」「遠い海」は、斉藤由貴版、山口百恵版、さだまさし版を基調にアレンジされた。
「水の消息」「永遠なる序章」「Simply」はスタンドマイクで披露された。
「永遠なる序章」はオリジナル版とアレンジが異なった他、リフレインの一部（歌詞で言えば「プロローグ」の部分）がサビと同じ音階で歌われた。
「デイ・ブレイク」「マダムとの散歩」では、ドラムの演奏にブラシが使用された。
「ステラ（Stella）」は来生のピアノで始まり、バンドメンバーは2番の後の間奏から参加した。
「Party’s Queen」の選曲に際し、同じく松田聖子への提供曲「SUNSET BEACH」も候補に挙がったが、歌詞の内容を勘案し、前者に決定した*8。
3日目の埼玉公演以降のMCでは、好きだった歌謡曲の一節を披露した。なお、最終日の神戸公演では、他の公演よりも長目に歌われた。
パーカッションは、ウインドチャイム、トライアングル、タンバリン*9、テンプルブロック、チャフチャス、スレイベル、フレクサトーン、サイレンホイッスル等で構成された。また、シンバルが7枚*10設置された。
その他 †
衣装は、白いチェック柄の入ったグレー系のジャケットと茶系のパンツで、腕にはアームバンドを着用した。
各会場のPA付近にビデオカメラが設置された。
各公演 †
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- 1日目（千葉県）
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主催：bay fm、公益財団法人千葉県文化振興財団／企画制作：テン・イヤーズ／後援：日本音声保存
「幸福」から「振り向くならせめて」に掛け、ヴォーカルマイクに異音や音切れ等のアクシデントがあった。
会場ロビーにはbayfm78からの花が飾られた。
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| | 主なMC
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コンサートの前は戦々恐々で、半年も空いて初日となれば尚更／笹生 優花、渋野日向子がワンツーフィニッシュした全米女子オープン選手権の賞金は1位が4億*11、2位が2億*12／昔から知っていたゴルファーのフィル・ミケルソンの53歳という若さに驚いた／政治評論家の田��史郎とは同い年／自分が70代なのが信じられず、先がないと思うと寂しい／夫婦で旅先で事故に遭うかもと考えると、何事もなく漫然と過ごせるのも幸せ／麻雀のように先の事が分からない人生はギャンブルみたいなもの／音楽が豊かな時代を過ごし、様々な出会いがあった／井上陽水、小椋佳に続く第三の男として華々しくデビューしたが上手く行かなかった／直ぐに売れていたら「Goodbye Day」「シルエット・ロマンス」「セカンド・ラブ」「スローモーション」は生まれなかったかも知れない／来年は歌手デビュー50周年に入るで頑張りたい／「遠い海」は悲しい曲調なので最後に歌うのに躊躇した
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- 2日目（東京都）
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主催：ANY（J:COMグループ）／企画制作：テン・イヤーズ
ステージ上にギターが3本用意されたが、実際に使用されたのは2本だった。
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| | 主なMC
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コンサートの前は戦々恐々で、半年も空いたとなれば尚更／11月になると74歳になるが、自分が70代なのが信じられず、先がないと思うと寂しい／現在の住まいに越して来た当時は周囲は40代、50代の世帯だったが、今は高齢者ばかり／明日が来ないかも知れないと思うと天気予報を見ても憂いを覚える／二人目の孫が生まれた*13／夫婦で旅先で事故に遭うかもと考えると、何事もなく漫然と過ごせるのも幸せ／麻雀のように先の事が分からない人生はギャンブルみたいなもの／音楽が豊かな時代を過ごし、様々な出会いがあった／井上陽水、小椋佳に続く第三の男として華々しくデビューしたが上手く行かなかった／直ぐに売れていたら「Goodbye Day」「シルエット・ロマンス」「セカンド・ラブ」「スローモーション」は生まれなかったかも知れない／来年は歌手デビュー50周年に入るので頑張りたい／「遠い海」は悲しい曲調なので最後に歌うのに躊躇した
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- 3日目（埼玉県）
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主催：ANY（J:COMグループ）／企画制作：テン・イヤーズ
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| | 主なMC
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コンサートの前は戦々恐々／昭和は良い楽曲が沢山あった／自分の声や話し方が嫌い／興味の対象が多種多様な時代に、You Tubeで一番観ている棋譜の話や煙草擁護の話はし辛い／11月になると74歳になるが、自分が70代なのが信じられず、先がないと思うと寂しい／男性の平均寿命83歳まで間もないが、もっと生きるかも知れないし、もっと前に死ぬかも知れない／寝ている時に心筋梗塞や蜘蛛膜下出血で死ぬ可能性もあるので、起きる時は「今日も生きてる」と感じる／愛犬ミミを抱いて階下に下り、妻の健在な姿を見てほっとする／午前中はテレビ朝日系『モーニングバード』『じゅん散歩』を観て、昼過ぎまで自室で仕事をし、妻と買い物に行ったり、夕方に愛犬の散歩をしたり、映画等を観たりして1日が終わる／高田純次は77歳の今でもひょうひょう且つ矍鑠／デビュー60周年の五木ひろしが76歳で76曲を歌うコンサートを開催したようだが、60周年は無理だとしても来年のデビュー50周年に向けて頑張りたい／「遠い海」は悲しい曲調なので最後に歌うのに躊躇した
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- 4日目（神奈川県）
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主催：神奈川新聞社／企画制作：テン・イヤーズ／後援：ニッポン放送、日本音声保存
コンサートの前は戦々恐々／自分の声や話し方が嫌い／興味の対象が多種多様な時代なので話をし辛い／11月になると74歳になるが、自分が70代なのが信じられず、先がないと思うと寂しい／男性の平均寿命83歳まで間もないが、もっと生きるかも知れないし、もっと前に死ぬかも知れない／東京都知事選の当確が早くて驚いた／人は権力を持つと悪い事をする／地上波テレビは小池都知事のネガティブな報道をしないが、弁護士の郷原信郎は追及している／フランス映画『Une belle course／パリタクシー』はお勧め
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5日目（兵庫県）
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主催：サウンドクリエーター／企画制作：テン・イヤーズ
台風10号の影響により延期（→10日目）
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- 5日目（広島県）
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主催：広島ホームテレビ、ANY（J:COMグループ）、ミックスゾーン／共催：公益財団法人 呉市文化振興財団／企画制作：テン・イヤーズ
「永遠なる序章」等で歌詞が覚束ない場面があった。また、「夢の途中」では観客から手拍子が起きた。
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| | 主なMC
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今年6月から始まったコンサートツアーだが、自分の年齢を斟酌して貰い、8月はお休みだった／台風の影響で昨日の公演は順延になり、今日もぎりぎりまで分からなかったが、開催の運びとなった／台風で被害に遭った方々へのお見舞いを申し上げたい／コンサートの前は戦々恐々／年を取って些か図々しくなったものの、昔から引っ込み思案ではにかみ屋／自販機もクーラーもなかった幼少の頃は、駅の窓口で切符を買うのにも緊張し、デビューコンサートの挨拶でさえ何度も声に出して練習した／昨今は年齢的に最後まで歌えるのかどうかと考えてしまうが、それでも歌い続けているのは好きな音楽を伝えたいから／11月で74歳になるが、自分が70代になった事が信じられず、先がないと思ってしまう／死んでしまえば明日の天気などどうでも良いのだな、と天気予報を見ていても憂いを感じてしまうが、愛犬のミミの為にも頑張らなければと思う／日々だらだらと過ごしているが、夫婦で旅行に行って事故に遭ったらと考えると、毎日変化がない方が良い／先の分からない人生は或る意味ギャンブルで、阿佐田哲也（色川武大）曰く、答えが分かっていたらギャンブルではない／音楽が豊かな時代を過ごし、様々な出会いがあった／井上陽水、小椋佳に続く第三の男として華々しくデビューしたが上手く行かなかった／直ぐに売れていたら「Goodbye Day」「シルエット・ロマンス」「セカンド・ラブ」「スローモーション」は生まれなかったかも知れない／来年は歌手デビュー50周年に入るので頑張りたい
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- 6日目（熊本県）
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主催：KAB熊本朝日放送、FMK エフエム熊本、BEA／共催：くまもと森都心プラザ管理運営共同企業体／企画制作：テン・イヤーズ
メンバー紹介の際、担当楽器や名前だけでなく各人のエピソードが添えられた。
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コンサートの前は戦々恐々／年を取って些か図々しくなったものの、昔から引っ込み思案ではにかみ屋／自販機もクーラーもなかった幼少の頃は、駅の窓口で切符を買うのにも緊張し、デビューコンサートの挨拶でさえ何度も声に出して練習した*14／昨今は年齢的に最後まで歌えるのかどうかと考えてしまうが、それでも歌い続けているのは好きな音楽を伝えたいから／中村八大、いづみたく、浜口庫之助、小林亜星、筒美京平、中村泰二等、昭和の名作曲家は皆亡くなった／興味の対象が多種多様な時代に共通の話題となると「年齢」になってしまう／11月で74歳になるが、自分が70代になった事が信じられず、先がないと思ってしまう／以前は就寝前に読書をしていたが直ぐに文字がぼやけてしまうので、今はYou Tubeを観ている／You Tubeで自分の特集をしているラジオ番組*15を見付けたが、他人から「現在73歳」と年齢を紹介されて思わずどきっとした／74歳まで生きた孔子は「七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」と言ったが、80代、90代まで生きたら何と言ったか／日々だらだらと過ごしているが、夫婦で旅行に行って事故に遭ったらと考えると、毎日変化がない方が良い／Ｙ字路で選んだ先に不幸があっても、最終的には良し悪しが逆になる事もある／先の分からない人生は或る意味ギャンブルで、阿佐田哲也（色川武大）曰く、答えが分かっていたらギャンブルではない／音楽が豊かな時代を過ごし、様々な出会いがあった／井上陽水、小椋佳に続く第三の男として華々しくデビューしたが上手く行かなかった／直ぐに売れていたら「Goodbye Day」「シルエット・ロマンス」「セカンド・ラブ」「スローモーション」は生まれなかったかも知れない／来年は歌手デビュー50周年に入るので頑張りたい／誰よりも早く会場入りしてドラムセットを調整する野呂に感服する／20年近い付き合いのRYUMEIは1970年代の音楽に詳しく、デモテープ作りを手伝ってくれている／30年近い付き合いの山崎はコンサートの翌日に1人で観光をしたり、普段はソロキャンプをしたりしていて、編曲を頼む際はLINEを活用している
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- 7日目（福岡県）
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主催：TNCテレビ西日本、FM FUKUOKA、BEA／共催：電気ビル みらいホール／企画制作：テン・イヤーズ
スタンドマイクで歌った後、一旦はMC用のスツールに腰掛けたものの、ピアノ脇のテーブルに置き忘れた眼鏡を取りに戻り、「眼鏡を忘れた」と笑いを誘う場面があった。
「浅い夢」の最後の歌詞「あなたの手をとった」を「あなたを選んでしまった」と歌った。
メンバー紹介の際、担当楽器や名前だけでなく各人のエピソードが添えられた。
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| | 主なMC
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今年もコンサートを開催出来て嬉しい／コンサートの前は戦々恐々／年を取って些か図々しくなったものの、昔から引っ込み思案ではにかみ屋／自販機もクーラーもなかった幼少の頃は、駅の窓口で切符を買うのにも緊張し、デビューコンサートの挨拶でさえ何度も声に出して練習した*16／昨今は年齢的に最後まで歌えるのかどうかと考えてしまうが、それでも歌い続けているのは好きな音楽を伝えたいから／中村八大、いづみたく、浜口庫之助、小林亜星、筒美京平、中村泰二等、昭和の名作曲家は皆亡くなった／幼少期は「雨に咲く花」の「ままになるなら」の意味を解らずに歌っていた／11月で74歳になるが、自分が70代になった事が信じられず、先がないと思ってしまう／午前中はテレビ朝日系『じゅん散歩』を観て、昼過ぎまで自室で仕事をし、夕方には妻と買い物に行ったりして1日が終わる／今年の夏は密かにコロナ感染が増えているし、暑過ぎたので映画ばかり観ていた／小津安二郎に影響を受けたアキ・カウリスマキの映画『枯れ葉』『浮き雲』はお勧め／以前は就寝前に読書をしていたが直ぐに文字がぼやけてしまうので、今はYou Tubeを観ている／You Tubeで自分の特集をしているラジオ番組*17を見付けたが、他人から「現在73歳」と年齢を紹介されて思わずどきっとした／74歳まで生きた孔子は「七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」と言ったが、80代、90代まで生きたら何と言ったか／来年は歌手デビュー50周年に入るので頑張りたい／誰よりも早く会場入りしてドラムセットを調整する野呂に感服する／20年近い付き合いのRYUMEIは1970年代の音楽に詳しく、デモテープ作りを手伝ってくれている／30年近い付き合いの山崎はコンサートの翌日に1人で観光をしたり、普段はソロキャンプをしたりしていて、編曲を頼む際はLINEを活用している
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- 8日目（愛知県）
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主催：中京テレビ放送、ANY（J:COMグループ）、ミックスゾーン／企画制作：テン・イヤーズ
「振り向くならせめて」にて、2番の歌い出しがサビからになってしまい、頭から歌い直す場面があった。
メンバー紹介の際、担当楽器や名前だけでなく各人のエピソードが添えられた。
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早いものでもう10月／この会場は1年振り／今年もコンサートを開催出来て嬉しい／コンサートの前は戦々恐々／元広島東洋カープの黒田博樹が「パーフェクトと思えるピッチングは1度もなかった」と言っていたと同じく、自分も最高と思えるステージは1度もない／年を取って些か図々しくなったものの、昔から引っ込み思案ではにかみ屋／自動改札機に切符を2枚（特急券、乗車券）入れると1枚（乗車券）だけ出て来るのは改めて凄いと思った／自販機もクーラーもなかった幼少の頃は、駅の窓口で切符を買うのにも緊張し、デビューコンサートの挨拶でさえ何度も声に出して練習した*18／菅副総裁の就任記者会見が他人事と思えないくらい、昨今は年齢的に最後まで歌えるのかどうかと考えてしまうが、それでも歌い続けているのは好きな音楽を伝えたいから／中村八大、いづみたく、浜口庫之助、小林亜星、筒美京平、中村泰二等、昭和の名作曲家は皆亡くなった／幼少期は「雨に咲く花」の「ままになるなら」の意味を解らずに歌っていた／11月で74歳になるが、自分が70代になった事が信じられず、男性の平均寿命81歳まで先がないと思ってしまう／でも、30歳になった時には「三十路に突入しました」、40歳の時は「不惑の年齢です」、50歳で「人事を尽くして天命を待つ」、60歳で「到頭、還暦を迎えました」と言っていた／74歳まで生きた孔子は「七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」と言ったが、皆がそうなれば世の中は平和になる／細野晴臣の言葉「もう本当の事なんて知りたいと思わなくなった」／成田悠輔の言葉「言っちゃいけない事は大体正しい」／年金受給年齢を80歳にし、100歳まで働きましょうと主張する小泉進次郎が自民党総裁にならなくて良かった／人生100年時代と言うが、団塊の世代が後期高齢者になったら益々寝た切り老人が増え、自分もそうなるかも知れない／孔子が80代、90代まで生きたら何と言ったか／来年は歌手デビュー50周年に入るので頑張りたい／誰よりも早く会場入りしてドラムセットを調整する野呂に感服する／20年近い付き合いのRYUMEIは1970年代の音楽に詳しく、デモテープ作りを手伝ってくれている／30年近い付き合いの山崎はコンサートの翌日に1人で観光をしたり、普段はソロキャンプをしたりしていて、編曲を頼む際はLINEを活用している
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- 9日目（滋賀県）
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主催：ひこね市文化プラザ、ソーゲイ／企画制作：テン・イヤーズ／協力：ANY、ミックスゾーン／後援：彦根市、彦根市教育委員会、彦根商工会議所、公益社団法人彦根観光協会、彦根商店街連盟、エフエムひこねコミュニティ放送株式会社
「気配」の1番（2番目のAメロ）で歌詞を失念する場面があった。
メンバー紹介の際、担当楽器や名前だけでなく各人のエピソードが添えられた。
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| | 主なMC
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早いものでもう10月／今年もコンサートを開催出来て嬉しい／彦根でのステージは久し振りで、35年前の野外コンサート*19以来／今日は本当に気持ちの良い天気／彦根でのコンサートは今日が最後だろうから、しっかり見届けて欲しい／コンサートの前は戦々恐々／元広島東洋カープの黒田博樹が「パーフェクトと思えるピッチングは1度もなかった」と言っていたと同じく、自分も最高と思えるステージは1度もない／年を取って些か図々しくなったものの、昔から引っ込み思案ではにかみ屋／自販機もクーラーもなかった幼少の頃は、駅の窓口で切符を買うのにも緊張し、デビューコンサートの挨拶でさえ何度も声に出して練習した*20／菅副総裁の就任記者会見が他人事と思えないくらい、昨今は年齢的に最後まで歌えるのかどうかと考えてしまうが、それでも歌い続けているのは好きな音楽を伝えたいから／中村八大、いづみたく、浜口庫之助、小林亜星、筒美京平、中村泰二等、昭和の名作曲家は皆亡くなった／幼少期は「雨に咲く花」の「ままになるなら」の意味を解らずに歌っていた／11月で74歳になるが、自分が70代になった事が信じられず、男性の平均寿命81歳まで先がないと思ってしまう／明日が来ないかも知れないと思うと天気予報を見ても憂いを覚える／午前中はテレビ朝日系『じゅん散歩』を観て、昼過ぎまで自室で仕事をし、夕方には妻と買い物に行ったりして1日が終わる／今年の夏は密かにコロナ感染が増えているし、「なんじゃい」と言うくらい暑過ぎたので、映画ばかり観ていた／小津安二郎に影響を受けたアキ・カウリスマキの映画『枯れ葉』はお勧め／誰よりも早く会場入りしてドラムセットを調整する野呂に感服する／20年近い付き合いのRYUMEIは1970年代の音楽に詳しく、デモテープ作りを手伝ってくれている／30年近い付き合いの山崎はコンサートの翌日に1人で観光をしたり、普段はソロキャンプをしたりしていて、編曲を頼む際はLINEを活用している
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- 10日目（北海道）
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主催：道新文化事業社／特別協力：HBC北海道放送、STV札幌テレビ放送、STVラジオ、エフエム北海道／後援：日本音声保存／企画制作：テン・イヤーズ
「水の消息」でヴォーカルと演奏がずれる場面や、「P.S.メモリー」で歌詞を失念する場面があった。
メンバー紹介の際、担当楽器や名前だけでなく各人のエピソードが添えられた。
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| | 主なMC
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早いものでもう10月、急に寒いくらいになって家で暖房を点けた／今年もコンサートを開催出来て嬉しい／コンサートの前は戦々恐々／年を取って些か図々しくなったものの、昔から引っ込み思案ではにかみ屋／クーラーどころか扇風機もなかった幼少時の頃は、駅の窓口で切符を買うのにも緊張し、デビューコンサートの挨拶でさえ何度も声に出して練習した*21／昨今は年齢的に最後まで歌えるのかどうかと考えてしまうが、それでも歌い続けているのは好きな音楽を伝えたいから／中村八大、いづみたく、浜口庫之助、小林亜星、筒美京平、中村泰二等の昭和の名作曲家／小林亜星の「過ぎ去りし日々」は嫉妬するくらい良い楽曲／また『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』みたいなコンサートをやりたい／11月で74歳になるが、自分が70代になった事が信じられず、男性の平均寿命81歳まで先がないと思ってしまう／減退著しい昨今は、風呂て髪を洗うのも疲れるし、空港の中を端まで移動したりバスに乗ったりするのも疲れる／山田太一のエピソード（友人と待ち合わせの約束をしたと錯誤して愕然とした話）／福岡県警から遺失物（クレジットカード3枚）の通知があり、最初は詐欺を疑ったが、発見された場所と日時に記憶があり*22、後日郵送して貰う事になったものの、年齢故のアクシデントかと思ってしまった／普段は現金払いのみで、高い買い物の時は同伴した妻のクレジットカードで支払う／誰よりも早く会場入りしてドラムセットを調整する野呂に感服する／20年近い付き合いのRYUMEIは1970年代の音楽に詳しく、デモテープ作りを手伝ってくれている／30年近い付き合いの山崎はコンサートの翌日に1人で観光をしたり、普段はソロキャンプをしたりしていて、編曲を頼む際はLINEを活用している
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- 11日目（兵庫県）
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主催：サウンドクリエーター／企画制作：テン・イヤーズ
MCにて、年齢的に先々の事を考えるとぞっとすると締め括った際、客席から「素晴らしい音楽を頼むよ！」と声が掛かり、「そうですか、じゃあ頑張ります」と笑いながら応えてピアノに移動した。
MCにて「過ぎ去りし日々」を披露した際、コードにミスマッチがあった。
「夢の途中」のイントロで拍手が起きた。
メンバー紹介の際、担当楽器や名前だけでなく各人のエピソードが添えられた。
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| | 主なMC
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漸く涼しくなったと思ったらまた暑い／今日は8月31日の振替公演で、チケットを払い戻ししなかった方、新たに購入してくれた方に感謝したい／最近はこのライヴが最後かもと思ってしまう／福岡県警から遺失物（クレジットカード3枚）の通知があり、最初は詐欺を疑ったが、発見された場所と日時に記憶があり*23、後日郵送して貰う事になった／16歳から嗜んでいる煙草やコーヒーがなければ作曲は出来ない／普段は現金払いのみで、高い買い物の時は同伴した妻のクレジットカードで支払う／山田太一のエピソード（友人と待ち合わせの約束をしたと錯誤して愕然とした話）／中村八大、いづみたく、浜口庫之助、小林亜星、筒美京平、中村泰二等の昭和の名作曲家／小林亜星の「過ぎ去りし日々」は嫉妬するくらい良い楽曲／また『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』みたいなコンサートをやりたい／11月で74歳になるが、自分が70代になった事が信じられず、男性の平均寿命81歳まで先がないと思ってしまう／30歳になった時には「三十路に突入しました」、40歳の時は「不惑の年齢です」、50歳で「人事を尽くして天命を待つ」、60歳で「到頭、還暦を迎えました」と言っていた／74歳まで生きた孔子は「七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」と言ったが、80代、90代まで生きたら何と言ったか／細野晴臣の言葉「もう本当の事なんて知りたいと思わなくなった」／成田悠輔の言葉「言っちゃいけない事は大体正しい」／年金受給年齢を80歳にし、100歳まで働きましょうと主張する小泉進次郎が自民党総裁にならなくて良かった／人生100年時代と言うが、寝た切り老人は増えるし、安楽死制度を考える党も出て来ているので、先々の事を考えるとぞっとしてしまう／誰よりも早く会場入りしてドラムセットを調整する野呂に感服する／20年近い付き合いのRYUMEIは1970年代の音楽に詳しく、デモテープ作りを手伝ってくれている／30年近い付き合いの山崎はコンサートの翌日に1人で観光をしたり、普段はソロキャンプをしたりしていて、編曲を頼む際はLINEを活用している
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スケジュール †
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| No. | 日付 | 会場 | 開場／開演 | 料金／席種 | 備考 |
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| 1 | 2024.06.08（土） | 千葉県・青葉の森公園芸術文化ホール | 14:30／15:00 | 7000円／指定席 | | | 2 | 2024.06.15（土） | 東京都・日本橋三井ホール | 15:15／16:00 | 7000円／指定席 | | | 3 | 2024.06.29（土） | 埼玉県・富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ | 15:15／16:00 | 7000円／指定席 | | | 4 | 2024.07.13（土） | 神奈川県・横浜市市民文化会館 関内ホール | 14:30／15:00 | 前売7000円／指定席 | | | 当日7500円／指定席 | | | 2024.08.31（土） | 兵庫県・神戸朝日ホール | 15:30／16:00 | 7000円／指定席 | 台風10号の影響から同年10月17日に延期 | | 5 | 2024.09.01（日） | 広島県・新日本造機ホール（呉市民ホール） | 15:00／15:30 | 7000円／指定席 | くれフレンドリー友の会会員：6300円 | | 7000円／自由席*24 | | 6 | 2024.09.22（日） | 熊本県・くまもと森都心プラザ プラザホール | 15:15／16:00 | 7000円／指定席 | | | 7 | 2024.09.23（月） | 福岡県・電気ビルみらいホール | 15:15／16:00 | 7000円／指定席 | | | 8 | 2024.10.04（金） | 愛知県・Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール | 18:15／19:00 | 7000円／指定席 | | | 9 | 2024.10.05（土） | 滋賀県・ひこね市文化プラザ グランドホール | 15:00／15:30 | 7000円／指定席 | | | 10 | 2024.10.10（木） | 北海道・札幌市民ホール（カナモトホール） | 18:00／18:30 | S席7000円／指定席 | | | A席4000円／指定席 | | | 11 | 2024.10.17（木） | 兵庫県・神戸朝日ホール | 18:00／18:30 | 前売7000円／指定席 | 同年8月31日の振替公演 | | 当日7500円／指定席 |
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出演 †
- Vocal, Piano：来生たかお／Keyboards：山崎教昌／Acoustic Guitar, Electric Guitar, Chorus：RYUMEI／Drums, Percussions：野呂尚史
セットリスト †
2024.06.08（土）／2024.06.15（土） †
2024.06.29（土）／2024.07.13（土）／2024.09.01（日） †
2024.09.22（日）／2024.09.23（月）／2024.10.04（金）／2024.10.05（土） †
2024.10.10（木）／2024.10.17（木） †
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