平成13年5月18日、午後7時30分の目撃を最後に、千葉市若葉区貝塚町居住の夫妻、
会社員、杵渕清さん(当時59)と妻の郁子さん(当時54)が行方不明となった。
両親と連絡が付かないことを不審に思った娘さんが、留学先から急遽帰国し、
警察に届け出て、事件が発覚。が、未だに発見には至っていない。
郁子さんが5月15〜18日に仕事を休んだ理由は、「警察の人が来る」からだったという。
郁子さんは知人らに「 警察の人から「お宅は泥棒に狙われている」と言われ、
通帳の保管場所などを事細かに話した」「朝から晩まで話をした」と話している。
しかし、それらしい男の情報はなく、県警も「該当する警察官はいない」と語る。
失踪前に、親しい友人に送った「今日は人生で3本の指に入る辛いことが起きた」
という謎のメールが何を意味するのかも解っていない。
(1)自宅風呂場などから夫婦の血痕が発見される。
(2)失踪当日、杵渕さん本人を名乗る男が銀行を訪れ、口座から350万円を引き出している。
清さんとその男は、顔見知りのように親しげな雰囲気だった、と近所の住民は語る。
(3)夫婦と共に消えていた愛車は、4ヵ月後、自宅から300キロ離れた名古屋で発見。
車内には指紋もなく、トランクからは夫婦の血痕、さらに後部座席から尿反応がでた。
(4)失踪3日前から、ニセ警官が自宅に出入りをしていた。
8:00 妻、郁子さんが職場に「今日は30分程遅れます」という電話を入れる。
9:20 郁子さんの職場に夫を名乗る男から「親戚に不幸があったので2、3日休む」という電話が入る。
通話記録では自宅から発信されていたが、この時、夫は埼玉県三郷市の職場にいた。
13:45 千葉駅前銀行で男が夫婦の口座を解約。現金350万円を手にしている。
19:30 夫、清さんと不審な男が談笑しながら家の中に入って行くのを近所の住民が目撃。
20:00(頃)杵渕さん宅から何かの衝撃音が響く。
20:00(頃)自宅で男が電話に出て「今、臥せ(ふせ)っています」と言った。
夫を名乗った男と、警察官を装う男との関連は分かっていない。
http://www.police.pref.chiba.jp/police/police_department/chiba_e/info.php
http://choco.2ch.net/news/kako/1017/10179/1017930660.html
http://www.tv-asahi.co.jp/telechika/contents/sos/0091/index.html#f1
2001〜2004