事件当日、中学1年の佐久間奈々さん(当時13歳)は自宅で友人2人と勉強会をしており、
夜中に、夜食のお菓子を買うため、3人揃ってコンビニエンスストアへ出かけた。
その帰り道に、補導員を名乗る40代くらいの男に声を掛けられ、奈々さんだけが連れ去られた。
奈々さんが連れ去られた27日の午前1時20−30分に、現場付近の交差点で、 奈々さんと男らしい2人連れを、通りがかった車の運転手が目撃していた。
午前4時過ぎにも、隣接の住宅地、千城台の方を歩いている2人連れを目撃したとの証言もあった。
しかし、それ以降の情報はぷっつり切れたままの状態。
それから21年後の2012年12月、千葉市126号線周辺が、日本国内の北韓工作員の秘密ルートであったことが明らかになり、北韓工作員に拉致されたとする説が提起され、事件が再び注目を集めたが、それも根拠の乏しい仮説であるとして葬り去られている。
1991〜2000