カード名 | 料理長コック・ハワード | 効果: ●隊列召喚−ビッグアイ[青1無1](同じラインの自軍エリアと敵軍エリアのすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストでそのラインの中央エリアのスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。) ●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、あなたは自分の山札を見て使用コスト5以下のユニットを1枚まで選び、対象のバトルスクエアにフリーズして置き、残りの山札をシャッフルする。ターン終了時、そのユニットを持ち主の手札に加える。 | ||
種族/属性 | バードマン | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 青2無4 | 移動コスト | 青1無2 | |
パワー | 6000 | スマッシュ | 2 |
V-1 覚醒の刻にて登場した、青のバードマン。
妙に高性能な隊列召喚−ビッグアイ?を持つ。
隊列召喚−ビッグアイ?に関しては、特化した構築をしなくても青には特殊移動効果を持つカードが多いので自然に条件は満たしやすい。
覚醒急襲だけではなく、隊列召喚−スモールアイ?を持つ《チャイルド・スピリット》や閃光?を持つ《サンダーラッツ》も利用すれば簡単だろう。
そして隊列召喚−ビッグアイ?成功時に誘発するサーチ効果が何故か優秀なのがこのカードの特徴。
コスト5以下という条件を除いて一切の制限無しにデッキから持ってくるというのはやはり強力であると言えるだろう。
手札に戻ってしまうのだが、間接的に手札に回収が可能で隊列召喚−ビッグアイ?に使用した手札の損失を軽減させることもできる。擬似《香魔マナカ》となってユニットがデッキから出てくると言ったほうがわかりやすいか。
バトルスクエアなら何処にでも出るため、相手のユニットを踏みつつ回収するのが一般的。
もちろん、CIP時に発動するものを出せば簡単にアドバンテージを稼ぐことが可能である。
同色のみならず、各色と組み合わせても遺憾なくその力を発揮できる。
赤ならば主にダメージを与える効果を持つユニットが多いので、フィールドアドバンテージを稼ぎやすい。《焔魔カンゼミズ》が筆頭候補か。
黒は青と好相性なだけに使いやすい除去ユニットも豊富。《ケット・シー》や《切りつける人形ノエル》・パワーを削る《レディ・シャワー》、それで足りなければ《調整体ノゼ》の採用も見込め、さらにそれらを手札に抱える事ができれば相手に対する十分なけん制になりやすい。
緑?では《妖魔の勇者》《神を討つ魔剣の勇者》らを出せるのは大きく、そこからエルフ寄りにも構築できる。他にも奇をてらった形としてガイアロードを引っ張ってきて変形させるのにも利用できよう。また同じ隊列召喚−ビッグアイ?を持つ《ホウキ・ドリアード》とも使い分けしながら戦っていける。
青は言わずもがなこのカードとの相性は非常に良い。
スカイロードであれば《香魔キャラ》を除く全てのスカイロードを出せるので、効果促進・手札補充に役立つ。他にも隊列召喚そのものをサポートしやすい《アトロシティ・アトラス》、手札にある事で嫌らしさを見せる《ギガント・トリトーン》と候補は多い。加えて相性が非常に良く同時採用が望まれるカードに《古物商人クレイン・ホーマー》が存在する。同じバードマンというだけではなく、《古物商人クレイン・ホーマー》のデメリットを利用しこのカードを戻す事で緩和、そして
更なる隊列召喚?に繋げる事ができるためだ。
多色の採用でも更なる広がりを見せやすい大きな魅力を持ったカードである。
他にも《スカルメガロケロス》などの使われる事の無さそうなノーマル?タイミングユニットらも隊列召喚?のタイミングで展開できるので固めてしまえば採用候補として十分なパワーを持っているだろう(決して《メロー・カード》の方が使いやすいと言ってはいけない)。
また隊列召喚?促進として各種「衝撃」の名を冠するリリースイン?ストラテジー?との相性も良い。CIP時に発動する効果を持つユニットを多量に含んでいるため《紺碧の衝撃》他採用する色?により変えていけば扱いやすいといえる。
注意点として、隊列召喚?ありきのカードであるためこれ以外の様々なカードの積みすぎによる事故には注意。そもそもこのカードが手札に無いと始まらないのだが、ドロー?し過ぎていくと隊列召喚?に成功しても出せるユニットがデッキに無いという事態を引き起こしかねないのにも注意しよう。
また採用するカードの選択をする際「プレイした時」と書いてある場合にはこのカードで出しても効果は誘発しない点に留意すること。(《バーミリオン・ハンター》《蒼天星エーギルセイバー》など)
このカードメインに非常にトリッキーに動くデッキを構築する事もできる高性能なカードだが、その構築範囲が非常に広いので緻密な構築を要求されてしまう。
上手く構築してやると環境の流行にも負けない面白いデッキが作れるので、挑戦してみることをおススメしたい。