《新生獣S・アンチオン》


《新生獣S・アンチオン》(しんせいじゅうエス・アンチオン)

カードデータ


カード名新生獣S・アンチオン効果:
補給(あなたがこのカードをプレイするコストを支払うにあたり、その使用コストに必要な無色エネルギーを、あなたのベーススペースのスクエアにあるベースの枚数1枚につき−1する。)
急襲2(あなたは、このカードの移動コストを支払うにあたり、その移動コストを支払うかわりに、あなたのベーススペースのスクエアにあるリリース状態のベースを2枚選び、フリーズしてよい。)
加速(このカードは、第1バトルステップでダメージを与える。その後、第1バトルステップにダメージを与えていないユニットが、第2バトルステップでダメージを与える。)
種族ガーゴイル
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑2無3移動コスト緑1無2
パワー4500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 095/105Uncommon?-添田 一平?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、?中型?ガーゴイル
 3種類のキーワード能力を抱え持つ。

 全体的にかなりわかりやすい1体。
 3つのキーワード能力はいずれも強力なもので、それぞれ相性が良い。
 補給?急襲のシナジーは言わずもがな、それに加速が加わる。
 補給?による最大軽減ができれば非常に安い使用コストを可能できる上、急襲が生きてくる。加えて進みやすくなればそれだけ加速による戦闘補助が期待できるので相互にシナジーしあっている。

 ベース?を主軸にしている場合なら全体的に扱いやすいが、パワーが低いというかなり致命的な欠点を抱えている。
 いくら加速により戦闘では有利とはいえ、4500という数値は比較的弱い。
 なんらかのサポートが期待できなければ同コスト帯のみならず小型?にすら蹴散らされる心配もあり、肝心の戦闘面ですら活躍できなくなる。
 またベース?が存在していない状態ならば、かなり非力になるのでベース?破壊に対してもかなり弱い。

 このカードを伸び伸び使うなら、何らかのパンプアップ?はほぼ必須となる。
 幸いガーゴイルはサポートが豊富で、?という色はサイズアップに長けたベース?も多いのでこれは難しくない。
 極力常時パンプアップ?を期待したいので、《花園の歌姫》《新生獣L・エルビオン》などを活用させ、ベース?ならば《超高速バイオコンピューター》《花咲く結界》などとの相性が良い。
 一度大きいパンプアップ?を獲得さえできれば、このカードの存在は非常に強力になる。
 スマッシュ?補助のために《ゲリラ屋のフィールド》と併用しても良いので、ベース?依存タイプの赤緑ビートでも活躍できるだろう。

 単体ではやや力不足に感じてしまうが、周辺のサポートは優秀なものが多いので色々工夫して使っていけばかなりハイパフォーマンスなカードとなるだろう。

  • ガーゴイルの名前らしく、元ネタとなった原子は「アンチモン(Antimony)」。
    原子番号51、元素記号は「Sb」で表し、原子量121.760μ。
    光沢のある銀白色で、硬くて脆く毒性がある。
    人類の歴史と共に歩んできたような原子で、古くは有史以前から顔料(化粧品)などに用いられていたという痕跡も残っているほど。
    毒性はあるものの、加工しやすい物質としてさまざまな工業品などに使用されていた。氷と水の様な体積変化をする事から活字金に用いられいた事もある。
    古くから毒性が認められてはいたが、それほど研究が進んでおらず危険視する声もあるなど難しい立場にある。
    名前の由来は、単体で産出する事が無い事にによりギリシア語で「孤独ではない・孤独嫌い」を意味する「anti-moson」からとされる。また俗説であるが、ある修道士に与えられその後死亡した、という話から「アンチ・モンク(抗修道士)」とするものもある。
    余談だが、何故「アンチモン」なのに元素記号が「Sb」なのかというと、輝安鉱(硫化アンチモン)を意味するラテン語「Stibium」からとなっているためである。

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