《空間偏向リフレクターユニット》


《空間偏向リフレクターユニット》(くうかんへんこうリフレクターユニット)

カードデータ


カード名空間偏向リフレクターユニット効果:
[白1無1 このカードを廃棄する]《クイック》あなたはこのカードと同じラインのスクエアにある対象の相手のユニットを1枚選び、そのユニットと隣接するこのカードと同じラインの相手のユニットのないバトルスペースのスクエアにリリース/フリーズ状態を変更せずに置く。
属性-
種別ベースタイミングクイック
使用コスト白1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-4IV-4 074/100Common?白の大陸を焼き尽くす浄化の炎に対し、赤の覇王は反撃を選び、白の聖王は守ることを選んだ。長澤 真?


解説

 IV-4 天魔光臨にて登場した、軽量?ベース?
 使い捨てベース?であり、相手ユニットを動かしてしまう風変わりな一枚。

 強力な退避能力を持っていた《電脳魔方陣》の対極に位置しているようなカード。
 あちらは相手が攻め込んだ時自分ユニットを守るために使うのが常だったが、こちらは相手ユニットが対象になるため使い方が若干異なる。
 ある意味相手ユニットを自由自在に動かすことができるので、味方の強力なユニットに対し、《花園の歌姫》などの立たれていたら面倒な相手ユニットを強制的に引き込んだりできれば美味しい。
 吸引といった部類に近いので《ロサ・フェティダ》のように迎撃に際し力を発揮させるユニットとのシナジーも高く、《ウオッカ・ギムレット》?のように移動させるのが面倒なユニットを陣取らせながら引き込めればかなり厄介。
 《コメット・ペガサス》と併用すればかなり遠くにいる相手も無理矢理自軍に引き込んでしまえるなどのトリッキーな使い方も魅力となる。
 また『相手ユニットのいない』と書いているため、ルールエフェクト同士による破壊はできない。と思われがちだが、相手がユニットプレイすると宣言した場合にスタック?させてこの効果により滑り込ませることができればルールエフェクトによる破壊が成立するので大きなプレッシャーを与えることができる。
 このような攻撃的な使い方は《電脳魔方陣》には無い大きな利点といえるだろう。

 ただしこのベース?が既に貼られている場合にそんな迂闊な行動をしてくる望みは殆ど無いであろうと思われるため、先に出しておくと普通に警戒され最悪腐ってしまいかねず使うタイミングには注意を払いたい。
 発動タイミングはクイックなので手札に抱え込んでおくのが理想となるが、逆にこのベース?をわざと発動しておき心理的な駆け引きに持ち込むのも良いだろう。
 そもそもこのベース?は嫌がられる部類に入るので、相手は攻め込むラインを制限されてしまう事になり、ベース?破壊を撃つか否かという二択を迫ることもできる。
 このような使い方ができるという点でも中々面白いカードだとも言えよう。

 ただ注意しておきたいのはこのカードのコストは1だが、効果を使う際のコストはこのカードのプレイするそれより重い。
 なのでこのカードを手札に抱えている場合はエネルギー残量に注意を払いたい。また、既に発動している場合でもブラフとしてでも機能させるような運用が求められるだろう。

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