カード名 | 機械竜コンブリオ | ☆禁呪3 効果: このカードは対象にならない。 このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、相手はバトルスペースのスクエアにある自分のユニットそれぞれにつき[無4]を支払ってよい。支払われなかったユニットは、そのユニットがリリース状態ならばフリーズする。そのユニットは、次の支配者のリリースフェイズにリリースしない。 | ||
種族 | ドラゴン | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 白3無5 | 移動コスト | 白1無2 | |
パワー | 8000 | スマッシュ | 2 |
IV-3 王を超える力にて登場した、白の大型?ドラゴン。
王を超える力にて全色に登場した、禁呪3を持ち合わせる大型?ユニットサイクル?の白。
8000というサイズを誇り、かつ強力な効果を持つ。
このサイズながらアンタッチャブル?常備はそれだけでもう凶器に近く、単体でのビートダウン性能は高い。
CIP時に誘発する効果はかなり特殊であり、場面次第では強力な拘束力を発揮する。
まずこのカードがCIPした時、相手は自分のユニット1体につき[無色4]を払うか否かを選択する。そして払わなかった場合はそのユニットをフリーズ?しなくてならなず、しかもそれは次ターンにリリース?しない。
当然払った場合には問題は一切無いが、それは払えればという話。
1体に付き[無色4]ものエネルギーを消費するというのは非常に痛く、1体分ならまだしも2体や3体と増えていけばそれだけどんどん払えなくなっていく。
性質上相手が物量戦を仕掛けてきた時や、エネルギーを完全に支払い捨て身で特攻してきた時に非常に刺さる。
単純に相手が自軍にユニットを複数展開している場合、それらが移動できなければ新たな展開ができないということになり、その前にこのカードで中央を陣取ればかなりのプレッシャーになる。
またこの能力はCIP誘発であるため、コスト踏み倒しで展開した際も有効である。しかし同サイクルの他のユニットと比較するとアンタッチャブル?が時としてデメリットに働く場合もあり、例えば《密閉されたサイバーワールド》で対象に取れないため、使い回す分には苦労するのが難点か。
また既にフリーズ?状態の相手にも作用するのもミソで、相手はユニットを展開していればしているほどに苦渋の選択を迫られる。
相手の計算を崩し、切り返すのに特化したかなり万能な性能だと言えるだろう。
ただしこのカードは重さ以外にも欠点は多く、どうしてもピンポイントで対処できないのが苦しい所だろう。
繰り返し利用が難しいというのはせっかくの禁呪3を使い捨てにする機会が多いということになり、《断裂の魔氷クレバス》のように持続してボードコントロールができない。
また大勢のユニットをフリーズ?できるとはいえ、ただフリーズ?させてもその間待っていても意味はない。
相手のタイミングのみならず自分が攻め入るためのタイミングをも見計らわなければならないので、実戦で十二分に性能を発揮させるのは比較的難しいというのも覚えておこう。
それでもシンプルに使って駆け引きしながら大きなアドバンテージを生み出せるのは禁呪3らしい。実際このユニットが何かしらのパンプアップを受けた場合、相手のデデッキによっては致命的な存在となり得る。
またどうしても使い回したいと思うのであれば《大地の緒》を使うと良い。
《ドラゴンの山脈》や《シルヴィアの竜姫》などのサポートを使いつつ、この圧倒的な制圧力で確実に勝ちに繋げて行こう。