《ウォッカ・ギムレット》


《ウォッカ・ギムレット》

カードデータ


カード名ウォッカ・ギムレット効果:
(テキストなし)
種族ゴーレム
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白5無3移動コスト白2無2
パワー12000スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-1V-1 150/205Common?「ギムレットにはまだ早すぎるわ」 〜マザーのアバター〜結城 遼也?


解説

 V-1 覚醒の刻にて登場した、大型?ゴーレム

 見る人の度肝を抜く程のバニラ?最強カードである1枚。
 《ギムレット》のリメイク的立場でありながら、素のパワーは全ユニット中最高の値を誇る。
 ただしコストも度肝を抜いており、8コストの縛りが5つとやたら重い。加えて移動コストも4必要なので扱いにくさを感じてしまう。
 手札に来てしまっても出せない状況が多々あるが、そのパワーは魅力的なので効果の無いバニラ?である事を積極的に利用して行きたい。

 何はともあれまずは場に出なくてはならないが、に限らずコストを踏み倒して展開する方法は多いのでその中から好きなものを随時選択すると良いだろう。
 同色ので見るならば《白銀の衝撃》が安定しやすいが、《塗装工アーニャ》《運搬工マディナ》隊列召喚?勢を忘れてはいけない。多少構築に無理はあるが《検査官ベラ》なら安定した踏み倒しが実現できる。少し違うが《大いなる杯の乙女》でさっさと手札に加えてしまうことも可能だろう。
 色拘束が厳しいので多色構成は辛いのだが?に相性の良いカードが多く集まっている。
 代表的とも言える《紺碧の衝撃》を使えばこのデカブツを敵軍エリアにリリース?で置けるため使い方次第では地雷となる。
 バニラ?と言えば《恵みの雨の魔女》を忘れてはいけない。これを使えばなんと1コストでこのユニットが出現する事もあるので重さを軽減する要素としては十分。《産卵科病棟》も有効な手段になる。
 コスト踏み倒しとは違うが召集を上手に使えば中々に厄介なのも覚えて損は無い。
 ?は得意のエネルギーブースト?を利用すれば良いが、手っ取り早く出すなら《バージョン・アップ》という選択肢もアリ。ゴーレム/シードマン?ならば制圧兵器として機能するだろう。応用しやすい《獣王覚醒》とも好相性。
 上記の《産卵科病棟》と共に《大巨人バックス》を絡めた「産卵バックス」というギミックを搭載しても良い。特に《大巨人バックス》と共に出した場合は移動コストの軽減も相まって、まさに「動く超巨大城砦」のように機能するので侮れない。
 場に出した後は何らかの方法で中央か敵陣に切り込ませたい。
 難しいが《コメット・ペガサス》を使ったり、《無限のミラージュ》などの特殊移動法、素直に《ミリオン・ダラー》を使うなどしてできるだけ軽減してやろう。

 その圧倒的パワーから1対1で殴り負けたり、火力による除去では場から取り除きにくい。
 しかしお得意の豊富な確定除去?手段には無意味であり、また環境のインフレによるのかはわからないがフレアロードを相手にするとあっさり殴られてしまう事もあるため何らかの手段を用い守ってやりたい。
 少なくとも序盤に出ることが少ない超大型?と言っても良いので、後半戦に相手が除去を使い息切れしたタイミングで出してやるなどプレイングにも工夫したい所。
 パワー補助なら《忠実なる闘士フェンリル》《大巨人の盾》もあるので純粋なパワーならやはり一番であることは間違いない。

 バニラ?である事、各種パワー補助要素や防御手段を使いこのユニットを守るだけでもグッと勝利に近づける。
 超進化した「ギムレット」を存分に暴れさせてやろう。

  • ゴーレムの名前にちなみ、カクテルの名前「ギムレット(gimlet)」から取った名前だろう。
    「ギムレット」の元の意味は「錐」。その高いアルコール度数と独特な風味から愛されているカクテルである。
    元々「ギムレット」はジンという酒をベースに造られるカクテルなのだが、こちらのネーミングには「ウォッカ」と名前が付いているため、ジンではなくウォッカをベースにしたものだと思われる。
    ウォッカをベースにした場合に更にアルコール度数が高くなり、別名「スレッジハンマー」とも。猛々しく荒々しいという意味を持ち、非常に辛口で知られているカクテルになる。
    フレーバーテキスト?にある一文は有名なので知っている人も多いだろう。元ネタはレイモンド・チャンドラー作の小説「長いお別れ」の中で主人公に対し発せられた「ギムレットには早すぎる」というセリフから。
    このセリフは元々「ギムレットという強いお酒を飲むのには時期尚早」なのだと諭すような意味に取れるのだが、実際は物語終盤でこれが大きな意味を持つことになる。
    《マザーのアバター》が発している言葉の真意が、誰に向けられたものなのか、果たして一体何を指しているのか。これからのストーリーを示唆するような言葉なのかもしれない。

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  • 画像添付 -- 2010-07-18 (日) 15:33:23