世捨用語辞典


とりあえず「解説文方式」で見出しだけあげておきます。 管理人が自分で書き込む場合もあれば、みなさまに勝手に加筆していただくのもありとします。


ああ【ああ】
日本世捨協会会員のあいさつ。実際には「ウ」「ア」「エ」の間に近い音になる(各世捨人によって差あり)。起源は諸説あり。昔首都圏事業本部長がこの語をよく叫んでいたことを記憶しているものも多い。北海道本部長は「ああ。」と表記することが多いが、首都圏事業本部長はこの声を畏れ多いものとして普通は表記しない。
かみのもとのひとまろ【加美乃素人麻呂】
詩人。透明で繊細な詩風を有する。詩集「空間」あり。中の「無題」という一篇は、日本世捨協会総会の展開を思わせ、その成功を予祝した詩として愛誦されている。→「無題」加美乃素人麻呂
きひんをもって、ぞくっぽく。【気品を持って、俗っぽく。】
日本世捨協会のコンセプトを表すものとして、成立時によく用いられたコピー。当時開局した「テレビ北海道」の一番組「朝一番OL生ワイドHi!Hi!Hi!」の番宣中、髭を生やした男性パーソナリティが気取りながらしゃべったものが会員にウケ、すぐさまとりいれられた。当時会長を中心とした気品あふれる別のあつまりが形成されていたことから、世捨協会はそのあつまりとは違って、気品あるだけではなく、その気品をもって俗っぽくあろうぞ、という気概を示したものである。 →日本世捨協会総会コンセプト
ちょうじ【弔辞】
日本世捨協会総会において会長が読み上げる式辞のこと。この一年に姿を消した世捨なモノ、ヒト、コトに対する哀惜の念をうたいあげるため「弔辞」と題されている。1997年開催の第9回総会において行われた会長の式辞が初の「弔辞」であり、会員に対するウケもよかったことから定着。なお、最近は単に会長の趣味関係の物故者を羅列することに終始しており、当初の姿からはかけはなれたものになってしまっている。
トイレかけこみ【トイレ駆け込み】
日本世捨協会総会において、会長のなんらかの(逝カス)発言がトリガーとなって、その他の全員がトイレへ駆け込む事象。1989年第1回総会以前にたまたま起こった事象が毎年の総会に受けつがれ、半ば儀式化したもの。総会の盛り上がりを示す一種のバロメータであるともいえる。札幌市内のかつて聖地といわれたジャズバーで主に行われたが、その店のトイレが狭くなったこともあり、残念ながら最近は行われてゐない。
んー、おいちい。【ンー、オイチイ。】
総会をはじめ、日本世捨協会関係の宴会において乾杯時に唱えられることば。「乾杯」の発声でジョッキを乾し、勢いよく卓上に置いたあと、感に堪えぬようにこのことばを合唱する。もともと某エロビデオ(藤木孝主演「女校生飼育」)内で主人公により発せられたセリフらしいが、会長が就職活動時(1980年代末)に多用したのをきっかけに乾杯中に採り入れられ、1989年開催の第1回総会ではすでに行われていたとみられる。なお、90年代に発表された前米国大統領に関する独立検査官報告書に"It tastes good."なる重要な記述がみられたが、協会ではこれも「ンー、オイチイ。」と訳され、原文のニュアンスを忠実に伝える迷訳と評価された。