第12章 設計パターンとモデルの関係 †
要約 †
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この本におけるパターンは今のところモデル駆動開発という文脈の問題を解決するためのものとしてきました。でも、多くのパターンは技術的な問題を解決するためのものとして公開されています。この設計パターンとモデルパターンの違いは何なのでしょうか?
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設計パターンは、LinkedList?やHashTables?のようなクラスや再利用されるものでもなければ、アプリケーションやサブシステムといった複雑でドメインに特化した設計ではありません。
この本での設計パターンは、一般的な設計上の問題を解決するためにカスタマイズできるオブジェクトやクラスの記述です。
(引用:オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン http://www.amazon.co.jp/dp/4797311126)
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すべてではありませんが、多くの設計パターンにおけるパターンは、ドメインパターンでも利用できます。
設計パターンは設計要素のカタログであり、その設計要素はさまざまな文脈の問題を解決するときに出てきたものです。
しかし、そのいくつかの要素は、ドメインモデリングと設計の文脈で広く適用できます。ドメインの中の一般概念として現れてくるので・・・。
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ここでは、2つのレベルでパターンを見ていくことにします。1つはコード上に現れる技術的なデザインパターン、そしてもう一つはモデルに現れる概念的なパターンです。
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COMPOSITEとSTRATEGYのデモにより、どのように設計パターンをドメインの問題に適用できるかを、それぞれ異なった方法で見ていくことにします。
担当者のつぶやき †
"デザインパターン"は、ここではあえて"設計パターン"としました。