BSA
フィードバックを利用する(Harnessing Feedback) †
- マーケテクトは、意思決定を行うために以下のような、公式·非公式、外部と内部のフィードバックループを使用する。
- 組織あるいはユーザカンファレンス(自分自身や競合他社)に出席
- 一次および次ラインの技術や製品サポートログの確認、顧客による機能リクエストの確認
- 営業担当者へのインタビュー(たびたび「win/loss分析」と呼ばれる)
- 主要顧客や諮問(アドバイザリ)グループとのミーティング
- 業界やマーケットのアナリストとのミーティング
- ターキテクトは技術動向を常に把握し続けて似たフィードバックループに従事している。
- ミーティング、雑誌、メーリングリスト、自宅のコンピュータ、および飽くなき好奇心はすべてのデータとそれらを提供する。
- これらのマップの作成と継続的なメンテナンス(例えば、四半期ごとの更新が)が、ターキテクチャとマーケテクチャのマップ間の発散を防止するための最良の方法である。
[コラム]彼らが言うべきでないことをいったらどうなるか? †
- 一次フィードバックを活用するための一つのシンプルで効果的な戦略は、顧客と直接働いている開発者に尋ねること。
- 例えば、私のあるクライアントは、提案する製品について現在の顧客からのフィードバックを求めためのユーザーカンファレンスを実行したが、ほとんどすべての開発スタッフはプレゼン資料を作成してデモを実施し、顧客と連携することが。この直接の関わりは、顧客が本当に望んいる製品を構築するための重要な要素だった。
- もちろん「開発者と顧客が話をできるようにするつもりはない」と、思っているかもしれない。「彼らが言うべきでないことをいったらどうなるか?」という恐怖があるかもしれないが実際には大きなリスクではない。本当に憂慮しているのなら、開発者への以下のガイドラインがある:
- 優先順位に関わるどのような約束もしない。
- 当社製品や当社の競合他社の製品についての否定的な話をしない。
- 「それは簡単だろう。」と言ってはならない。これは期待をとても高く設定する。
- 「それはあまりにも難しい。」と言ってはならない。これは達成する方法を時期尚早にに停止することになる。
- 中立的に聞く。顧客にはあなたが知らない優先すべきことがあるかもしれない。
個人的な感想 †
- 顧客と開発者が直接話をするのは勉強会参加者のみんなはどんな感じでやってるのだろう?
- 個人的には、顧客とのミーティングの場に、時々アーキテクトが参加して技術的な面を含む回答や相談をその場でやっている気はします。それから、「それは簡単だろう。」、「それはあまりにも難しい。」は、自分が口数がかかる、あるいはかからないという意味で結構言っちゃってたなぁ、。次回のイテレーションの計画を考えるときに、顧客(正確には顧客の営業)が「こんな機能は簡単なの?」って聞いてきて、それのざっくり工数見積もりとして簡単とか難しいとか答えて、優先度決めていくとかやってましたね。ざっくりでも工数がわからないと優先度って決まらないし、特に営業とかかもだけどミーティングの場で要望が出てくるので、そうしないとプロジェクトが回らなくて、、(ダメだったんかなぁ、)。