BSA / Chapter 10 Chapter Summary


Chapter 10 Usability

要約

  • システムのユーザビリティは、ユーザーやりたいことを簡単にできるようにし、操作の間違いも最小限にする。 ユーザビリティというのは、ユーザーがほぼイライラなく目的を達成できることを意味する。
  • ユーザビリティは製品ブランドのコアとなるフィーチャである。製品のいろいろな側面に関わるものだ。
  • 使い物になることは決め手となる解決策である。ユーザビリティ長期的な利益に寄与する。
  • メンタルモデルは思考のセットで、世の中の物事を説明したり、シミュレートしたり、予測したり、コントロールしたりするのに使うものを構成する。
  • 概念モデルはメンタルモデルのいくらかを表現するもので、言葉や図といった、非形式的だったり形式的だったりするテクニックを使う。
  • メタファはあるものごとを、別の表現により理解を助けてくれるモデルである。
  • 保全性は、(たとえ完全には出来なかったとしても)ターキテクチャの残りの部分からUIを分離することで、高められる。
  • パフォーマンスは重要である。これはただ単にパフォーマンスのコンテキストでデザインの決定を追求していくものを正当化しているのではなく、むしろパフォーマンスは常に重要であることを確認するものである。
  • マーケテクトは、パフォーマンスに関する問題に対する、自信があって、信頼できて、そして特に的確である答を求める。これはエンタープライズのソフトウェアではとりわけ重要である。
  • パフォーマンスを向上するのに使えるテクニックには、キャッシング、バックグラウンドのワーカー、他のプロセッサへの割り振り、あるいは完全にはやらない、などいろいろなものがある。