6.1 概要


前章:

  • Web Author
  • CMSベースサイトのコンテンツ制作

CMSページが保存されると、CMSコンテンツレポジトリに保管される。しかし、それらの保存されたページは必ずしもすぐに本番サイトで有効になるとは限らない。編集モードでのみ見えるかもしれない。ほとんどのウェブサイトはページが承認の過程を通る必要がある。

CMSは次のような3段階の発行プロセスを備えている。

  1. 制作者はページを作成して保存し、承認のためにページを発行ワークフローに送信する。
  2. 編集者はページのコンテンツを承認する。編集者は制作者が制作したページを修正することができる。編集者がページを却下すれば、ページは制作者に送り返される。
  3. 調整者がページを承認すると、ページが発行される。必要ならば、表示名、発行属性(発行スケジュールを含む)、それに発行フラグ(「重要なページ」など)を修正することができる。発効日と、2つのウェブロボットフラグは隠すべきである。調整者がページを却下すれば、制作者に送り返す。
  • (図6-1 CMS publishing workflow)

CMSには発行プロセスに参加するビジネスユーザーのために、3つの形式的な役割が定義されている。次のように:

  • 制作者: 制作の権限を持っているチャネルに、コンテンツを制作し、編集し、保存することができる。
  • 編集者: 制作者が送信した、編集者が編集の権限を持っているチャネルのコンテンツを編集し、承認することができる。編集者の役割は制作者と重なる(overlap)する。変種者の仕事は、制作者のすべての仕事に加えて、コンテンツの承認をすることができる。編集者がコンテンツに関してできることは、
    • 承認
    • 変更と承認
    • 却下
  • 調停者(moderators): 権限を持っているチャネルのページの、公開のhowと日程を承認することができる。割り当てられたチャネルの制作もできる。