12.4 テンプレートの設計


CMSに新たに取り組む開発者が極めてよく犯す間違いは、サイトの設計(あるいは一般的にアプリケーション開発の計画)を怠ることだ。CMSの使えるサイトを作ることは重要だが、CMSの使えるよいサイトを作ることも重要だ。従来のウェブ開発とは違って、作るものはページではなくテンプレートだ。ページを作るときには、制作者がサイトの全てを完全にコントロールすることができる。そこに驚きや感動はない、というのもサイト全体を見据えていて一度に1つずつページを作っているからだ。fitしないページに出くわしたら正しく動くように微調整することができる。不幸にも、サイトが発展してページが増えるにしたがって、それぞれのページのコーディングで途方に暮れるようになる。(略)

一方、CMSを使うと、テンプレートを使うことでサイトの拡大を一貫した規則でコントロールできる。テンプレートの概念にはWordやDreamweaver、FrontPageなどでなじみがあるかもしれない。いずれの場合も、テンプレートはコンテンツにenterしてコンテンツを機能的に追加するできるように枠組みを提供する。(略)こうした開発をすると一般に、メンテナンスの手間の削減、一貫したサイトデザイン、ユーザー体験の改善などの成果が得られる。しかしながら、こういった恩恵を得るためには、新しいサイトを適切に設計することに注意を払わなければならない。

そのための方法をこれから示す。

サイトの分析

After reading the first part of this chapter, you're probably beginning to analyze your own Web project. You're mentally walking through the different page types within your own site, or you may even be "flipping" through your site right now. ..

サイトが発展するにつれて、最初の設計が100%正しかったわけではないことに気づくだろう。気落ちしてはいけない、私たちでさえそうなのだから。覚えておいてほしい、あなたが加えようとしている変更はサイトを改善する見込みが高い。

これを始めるには、コンテンツのグルーピングに共通しそうなページのデザインを見つけることだ。サイト全体に共通(これが理想的)かもしれないし、コンテンツのサブセットに共通かもしれない。何か"generic"なものを探しているのである。

テンプレートフレームワークの作成

(略)