コマンド


コマンド

国取物語のコマンドには、
体力等のパラメータにより決められた行動時間毎にコマンドが一つずつ実行される「通常コマンド」と、
入力しておいたコマンドが5分毎に一括処理される「アクティブコマンド」の二つがありますが、
ここでは「通常コマンド」の解説を致します。
(その他のコマンドについては特殊コマンドを参考に)

開始初期は資金がありません。基礎コマンドをしつつ、給料を貰ってください。
自国以外の都市では「移動」と「仕官」しかできません。
仕官は何処の国にも属していない人のみ実行可能なので国に所属してる人は移動のみになります。
番号にALLを選択するとすべてのコマンドが選択したコマンドになります。
獲得EXはコマンドが成功したときの値で失敗したり限界に達した場合はより少なくなります。*1

基礎

休暇をとる

→自宅にて休養します。行動未入力や重複探知に引っかかった時もこの状態になります。
このコマンドを長期間実行しているとID凍結処理になります。
新規登録時に行動未入力だと10ターンで凍結処理されるので注意。
また、このコマンドを使うと武将の疲労度が0になります。
疲労が激しい時は無理をせず休暇をとりましょう。

街を巡察

→街を巡察します。起こるイベントは武将の能力値によって変化します。
巡察を通じてしか手に入らないアイテムもあります。

武官型巡察:畑を耕す/農業小UP 兵器工房で働く/技術小UP 山賊退治/治安上昇+稀に所持金UP 獣退治/人口上昇 吸血姫退治/部隊吸血姫化

文官型巡察:釣り/効果なし 雨乞い/農業大幅UP 悪徳商人取り締まり/商業大幅UP 農地開拓/農業最大値UP 市場設置/商業最大値UP 築城/防衛力最大値UP 民が喜ぶ/治安&人口微妙にUP

指揮官型巡察:道を造る/商業小UP 兵器工房で働く/技術小UP 民が喜ぶ/治安&人口微妙にUP 貢物/所持米UP

万能型巡察:道を造る/商業小UP 畑を耕す/農業小UP 精神統一/体力値が150になり行動速度UP 戦略指南/部隊の訓練度UP(限界を突破し総合値まで上昇可) 民が喜ぶ/治安&人口微妙にUP 貢物/所持米UP

内政


農地開墾

→荒地を開墾し農業を発展させます。農業値が上昇すると7月の収穫が大きくなります。
知力が影響。金50必要です。稀に農業に関係したアイテムが手に入ります。
十種能力:政治が高いと稀に数倍の効果有り。知力EX+1〜3&武力EX+0〜1。

商業発展

→都市の商業地を発展させます。商業値が上昇すると1月の収入が大きくなります。
知力が影響。金50必要です。稀に商業に関係したアイテムが手に入ります。
十種能力:商才が高いと稀に数倍の効果有り。知力EX+1〜3&統率EX+0〜1。

技術開発

→都市の技術力を上昇させます。技術が上昇すると様々な兵種を雇えるようになります。
知力が影響。金50必要です。稀に文書に関係したアイテムが手に入ります。
技術の低い都市で実行した場合、知力に関係無く上限と現在値の割合に応じたボーナス有り。
知力EX+1〜4。

防衛力強化

→守衛兵を募集し都市の防衛力を強化します。
都市を守備する武将がいなくなった時、守衛兵(城壁部隊)が侵入を防ぎます。
ただし、城壁部隊が損害を受けると、そのダメージに応じて防衛力は低下します。
防衛力が0になった時点でその都市は敵国に奪われてしまうので、高い値をキープしましょう。
総合力が影響。金50必要です。稀に鉱石に関係したアイテムが手に入ります。
武力型:武力EX+1〜4/知力型:知力EX+1〜3/統率型:統率EX+1〜4/万能型:各EX+0〜3。*2

城壁補修

→城壁を補修し耐久力を上げて城を堅くします。
この値(城壁耐久力)が高いほど城壁を守備する部隊の戦闘力が向上します。
知力が影響。金50必要です。稀に鉱石に関係したアイテムが手に入ります。
知力EX+1〜3&統率EX+0〜1。


施し

→米を施し治安と民忠を上げます。治安は領民の増減に関係してきます。
人望が影響。米50必要です。統率EX+1〜3&知力EX+0〜1。

緊急施し(5000R)

→米5000消費して民忠を上げ治安を25(固定)上げます。
通常の施しに比べると費用対効果はかなり悪いですが、上昇量は抜群です。
占領したばかりの都市や一揆が起こりそうなときに使用するコマンドです。
統率EX+1〜6&知力EX+0〜1。

軍事

徴兵

→兵士を雇用します。兵士数が増え、訓練度が低下します。
都市の領民と治安が減少、雇える兵種(兵種一覧)は主に技術力が影響します。
指揮官型武将の場合、訓練度の下限が50 & 治安低下率半減。武力EX+2.

義勇兵募集

→義勇兵を募ります。費用は0ですが失敗する可能性があり、治安の低い都市では実行できません。
統率と総合力が高いほど成功しやすいです。兵士が集まった場合は領民のみ減少します。
指揮官型武将以外、兵士数が増えると訓練度も減少します。
集まってくるのは前回雇った兵種です。言い換えれば前回の兵種を何処でも補充できます。
効率がいいかは別として象でも忍者でも仙人でも集まります、統率EX1〜4。


義勇兵召集(10000G)

→お金を使って義勇兵を募ります。費用が最低でも金10000かかります。
失敗はありませんが、費用がどれくらいかかるかは想像もつきません。
所持金が十分にあれば兵士数MAXまで集まりますが足りなければ破産します。
統率が高い武将が実行すれば稀に金10000だけで上限まで兵士が回復します。
領民も治安も減少しません。指揮官型武将以外、兵士数が増えると訓練度も減少します。
集まってくるのは前回雇った兵種です。言い換えれば前回の兵種を何処でも補充できます。
効率がいいかは別として象でも忍者でも仙人でも集まります。
コストが高いので日常的に使うコマンドではありません。
地方限定の兵や隠し兵種を呼び寄せるために使うコマンドです。統率EX+3。

訓練

→兵士を訓練します。訓練度が高いと戦闘時の兵の消耗が少なくなります。
武力100以上の場合は自分の武力の値が訓練の上限値、そうでなければ100が最高です。
統率EX+1〜3、武力と知力の両方がそれぞれ高い場合は武力EX+1〜3。

猛訓練(3000R)

→米を大量消費し兵士に猛訓練させます。
訓練度が最低でも一気に武力まで上がります。米3000必要です。
武官型の武将は米1000で猛訓練できます。
訓練度が武力値に近いor超えている場合、総合力まで訓練度が上昇します。
上昇量は武力&総合力影響ですが、万能型の巡察イベントに比べて弱めの効果です。
統率EX+3、武力と知力の両方がそれぞれ高い場合は武力EX+3。

城の守備に就く

→自分が所在する都市の城を守ります。兵士0の場合は守備に就けません。
いちど守備任務に就けば、相手が攻めてくるまで自動的にその城を守備し続けます。
その間、他の作業をしたり移動しても問題ありません。
城の守備に就かないと相手国から攻められた時 戦争に出られません。
兵士を雇ったら出来るだけ守備に就くようにしましょう。武力EX+1〜2。

隊長の指示に従う⇒軍団長が軍団コマンドを使用し、貴方が設定予約した『守備位置』を随時変更できます。(軍団単位での一斉防御に活用)
この戦法で固定⇒軍団コマンドの影響を受けません。常に自分で設定した『守備位置』で守備します。

遠方守備(15000R)

→米を大量消費して遠くの城を守備します。
武将が移動するわけでは無く兵士のみの移動です。米15000必要になります。
派遣対象が自国の都市、救援指定先、事大指定先ならコスト5分の1。
隣接都市であればコストが更に半額になります。武力EX+1〜3。
このコマンドを利用することで国家間の援軍や後方都市よりの増援が実現可能です。
ただし、武将の滞在都市と守備する都市が異なる状態で戦闘すると弱体化します。


戦争

→隣接する都市にのみ攻撃をします。武力EX+2。*3
都市を陥落させれば自国の領土にすることができます。
建国後一定期間は攻めることも攻められることもありません。
『野戦時の侵入ルート』『城攻め時の侵入ルート』『戦争設定』『隊長の指示に従うかどうか』の、
4項目を選択してください。侵入ルートについては後述します⇒戦争

6種の戦争設定の詳細。
通常設定=基本戦術。ルート上の全戦闘に遭遇。
国境戦限定=敵最前線を慎重に突破する為の戦術。敵領の最前線地点のみを攻撃、地形罠解除&最前線罠解除&奇襲回避、防衛側の守備ボーナス打消し。
野戦限定=敵の遊撃部隊を削る為の戦術。城門戦闘&城壁戦がある時は攻撃中止、迎撃戦の罠回避&一定率で奇襲回避、防衛側の守備ボーナス半減。
敵城包囲=通常設定の城壁戦無しVer。特にこれといった恩恵はない。迎撃戦&城門戦に遭遇、城壁戦を除くルート上全戦闘をこなす。
城攻め限定=迎撃戦をしないかわりに城攻め戦に特化。迎撃戦がある時は攻撃中止、城門戦&城壁戦限定、城壁側先制攻撃回避。
城壁戦限定=攻城兵器用戦術。ターンが短いのが難点。迎撃戦&城門戦があるときは攻撃中止、城壁戦10ターン固定、城罠回避、迎撃戦貫通能力不発。

隊長の指示に従う⇒軍団長が軍団コマンドを使用し、貴方が設定予約した『進軍ルート』を随時変更できます。(軍団単位での一斉攻撃に活用)
この戦法で固定⇒軍団コマンドの影響を受けません。常に自分で設定した『進軍ルート』で攻め込みます。

賊討伐

→支配領域内の賊砦へ攻め込みます。遠方からでも弱体化しますが攻撃可能です。
賊は良かれ悪かれ内政を荒らしまくります。力をつけ有害になった賊は討伐しましょう。
ただし、通常の城壁戦闘に比べて防衛力を低下させるのに時間がかかります。武力EX+2。

城を強襲

→賊専用コマンド。都市を支配する城へ攻め込みます。
守備部隊との戦闘を避け、城の衛兵(城壁部隊)と直接戦闘できます。
城壁部隊との戦いに勝利すると稀に金品を強奪することがあります。
都市の防衛力を0にすると、当該都市を占領した上でそのまま建国することができます。
ただし、通常の城壁戦闘に比べて防衛力を低下させるのに時間がかかります。武力EX+2。

便利屋稼業

→賊専用コマンド。呼び名が違うだけで巡察と全く同じ効果です。

米泥棒

→賊専用コマンド。農家から米を強奪します。知力EX+1〜4。
所持米が僅かに増え、農業値が低下します。(知力影響)


金強奪

→賊専用コマンド。商店から金を強奪します。武力EX+1〜4。
所持金が僅かに増え、領民数と商業値が低下します。(武力影響)

商人

米売買

→米を売買できます。通常取引(都市のレートで取引/最大3万まで)と、
一括取引(固定相場で取引/上限なし)の二種類の取引方法が有ります。
各都市には交換レート(米相場)が設定されていますので上手く取引してください。
米相場は1月or7月orイベント月に変動します。
固定相場で一括取り引きをすることも可能です。文官型の武将は損失がありませんが、
それ以外の武将は取引時に悪いレートでの交換となります。

武器購入

→武将が装備できる武器を販売しています。
武器を装備すると戦争で攻撃力にプラス補正がかかります。
高ランクの武器を持つと一騎討ちの時に強力な必殺技を発動できます。

書物購入

→武将が装備できる書物を販売しています。
書籍を装備すると内政全般にプラス補正がかかります。
一部の書物を持つと戦争時に何かが起こります。


諜略

登用

→他国の武将を引き抜くことが可能です。知力EX+1。
金100必要です。相手が応じるとその武将を自国に引き抜くことができます。
義理が30以下の武将を登用する事は出来ません。
解雇・下野した武将の再登用には、上公以上の役職を持つ幹部からの登用文が必要。
登用を行ったことによって宣戦布告されることはまずありえません。

密偵

→他国の都市の内情を探ります。知力EX+1〜2。
金100必要です。知力が影響。調査目標が隣接都市の場合は成功率UP。
対象都市の治安が低いと必ず成功。
調査できる項目は、領民数、治安、農業、商業、技術力、城壁、城壁耐久力、守備武将の数、罠の数。
敵都市に仕掛けられている罠も解除できます。冷静や集中力が少し影響。罠一つ解除ごとに知力EX+0〜1。
密偵を行ったことによって宣戦布告されることはまずありえません。

流言工作

→隣接している交戦指定を出している国の都市に悪い噂をばら撒きます。
金100必要です。知力が影響。敵都市の治安を下げることが出来ます。
計略が成功すれば相手国には伝わりません。
失敗するとたまに敵国にばれてしまい宣戦布告の口実になります。
十種能力:諜報が高いと稀に数倍の効果有り。知力EX+1〜4。

焼き討ち

→隣接している交戦指定を出している国の都市に忍び込み焼き払います。
金100必要です。武力が影響。敵都市の商業or農業or技術or治安を下げることが出来ます。
計略が成功すれば相手国には伝わりません。
失敗するとたまに敵国にばれてしまい宣戦布告の口実になります。
十種能力:諜報が高いと稀に数倍の効果有り。武力EX+1〜2&統率EX+0〜2。

城壁破壊

→隣接している交戦指定を出している国の都市の城壁を破壊します。
金100必要です。知力が影響。敵都市の城壁耐久を下げることが出来ます。
計略が成功すれば相手国には伝わりません。
失敗するとたまに敵国にばれてしまい宣戦布告の口実になります。
十種能力:諜報が高いと稀に数倍の効果有り。知力EX+1〜4。

住民扇動

→隣接している交戦指定を出している国の都市の住民を扇動させて一揆を促します。
一揆が発生すれば敵都市の防衛力・城壁耐久・技術が大幅に低下します。
金100必要です。統率が影響。治安が高い都市には効果ありません。
(統率が高ければ治安20以下で成功し始めます/治安0なら高確率で成功)
計略が成功すれば相手国には伝わりません。
失敗するとたまに敵国にばれてしまい宣戦布告の口実になります。
統率EX+1〜4。

鍛錬

自己鍛錬

→自分自身の能力を強化できます。
上昇させたい三種能力のうち2つ(強・弱)と十種能力のうち1つを選んで下さい。
こればかり実行していると国への勲功が上がらないため、給料がもらえません。
全武将のうち最も総合力の高い武将から経験値の分量を割り出しているため、
強い武将には経験値が入らないので注意してください。
弱い武将には一回の鍛錬で経験値数百が入ることがあります。
後発組みが先発組みに追いつくために用いるのが最も効果的です。
そうでない場合はこのコマンドを使わず実戦経験をつむ方がいいこともあります。
特に一種類だけの能力を絞って上げたいときには使わない方がいいでしょう。

移動

移動

→隣接する他の都市に移動することができます。
移動先の国が敵の支配地であっても滞在中は都市情報を見ることが可能です。
敵国に滞在中は移動か仕官しか実行することができません。

仕官

→在野武将の時に国家に仕官するためのコマンドです。
何処かの国に所属した状態だと実行できません。
一旦下野して在野武将になってから仕官してください。
解雇された場合、下野した場合、元の国に仕官しなおすことはできません。
(上公からの登用コマンドで再採用可能/賊砦への仕官は制限無し)

下野

→国を抜け在野武将になります。義理が低下します。
国に嫌気がさして抜けたい場合はこのコマンドで他の国に移動するのも一つの手段です。
他の国に自由に仕官することができますが、元居た国には再仕官できなくなります。
(上公からの登用コマンドで再採用可能)
下野ばかりしていると仕官先を失いますので注意してください。

その他

ループ作成(1〜5番までストック可能)

→特定の行動パターンを記憶し、ボタン一発で繰り返し実行させることが出来ます。
複数のコマンドを選択し『ループ作成』を実行してください。
『ループ用コマンド』に行動順序をストックできます。
ストックされた『ループ用コマンド』は、『ループ転写』画面で利用できます。
『ループ用コマンド』を作成するに当たって、特に制限等はありません。
MAXターンまでのループを自由自在に作成できます。
『1.2.3.4.5.6』(連番)をループさせるというだけでなくctrlキーを押しながら、
『1.4.6.7.8.11.23』(バラバラの番号)を連結させてループさせることも可能です。

国庫に金を納付

→国庫に金を納付します。 納付できる最高額は所持金依存。
納付額が多ければ稀に義理が上昇します。

※ID凍結申請

→凍結ターンの残りを5に変えます。
『※ID凍結申請』コマンドは何回入力しても残りターンが5になるだけで凍結にはなりません。
(操作ミスを防ぐため)
IDを本当に消す時は『※ID凍結申請』の下に『休暇をとる』を5つ入れてください。
長期間旅行に行く時など、リアル事情で手が離せなくなる時にこのコマンドを使ってください。

建国

→新天子を擁立し、空白地に国を建てます。予め空白地に移動しておく必要があります。

賊旗揚げ(200000G)

→賊空白域において賊を旗揚げします。
ゲーム途中での旗揚げには金20万の費用がかかります。
予め賊空白域に移動しておく必要があります。

遠方建国&遠方仕官

→新天子を擁立し遠くの空白地に建国、又は他国に遠くの都市に仕官可能。
初年度零の月のみ実行可能なコマンドです。

自己推薦

→特定幹部(執金吾・上公・三弧を除く)が空席の時に実行可能なコマンド。
仕官年数100年以上の古参武将であれば、幹部に就任する事が出来ます。
(賊の場合は仕官年数の制限無し)


*1 コマンド実行以外でも罠設置時に知力EX+7〜11/敵将撃破で統率EX+1など
*2 オリジナルより武力型と統率型の獲得EXが向上/もともと多い万能型や罠設置可能な知力型はそのまま
*3 攻め込み時、敵将撃破で得られる経験値は別