アンブッシュ


いわゆるラッシュには、遠い位置に発生源のある「ラッシュ」以外に、ごく近い位置に前触れなく敵集団が配置される「アンブッシュ」があります。 アンブッシュの発生はラッシュ間隔とは別に管理されているようで、ラッシュとアンブッシュは連続して起こることがあるように思います(ただし、同時に発生することはありません)。

アンブッシュの感知

実はアンブッシュは、開始音よりもずっと早く始まっています。
アンブッシュの開始音は、アンブッシュで配置されたスレイブラットが一定数以上プレイヤーの周辺にそろった後に再生されます。
(また、この「一定数以上」の検知にはバグがあるようで、開始音がまったく鳴らない場合もあります)
つまり、アンブッシュはラットの湧出音やスレイブラットの配置によって事前に感知することができるのです。湧出音には常に神経を尖らせておきましょう。
(ラッシュ・アンブッシュとマップイベントでの湧出以外に、スレイブラットが湧くことはありません)
もし不自然に近い位置で湧出音がした場合は、かなりアンブッシュの可能性が高いです。ある程度近い位置で湧出音が聞こえた場合には必ず、湧いたラットを目視して確認するようにしましょう。それがスレイブラットなら、アンブッシュの始まりです。
受ける体勢を整えるまでに時間のある通常のラッシュと異なり、アンブッシュは非常に危険です。

アンブッシュへの対処

アンブッシュに気づいた時点で判断すべきポイントは、「味方がどこにいるか」「どこに移動して守るべきか」「proxy(範囲化ポーション)とボムを使用するかどうか」の三点です。
自分が孤立している場合、まずは味方と合流することを第一に考えます。
守るのに良さそうな地形に近いプレイヤーと合流すると良い場合が多いかと思いますが、パーティの端が遠い場合などは柔軟に対処したいですね。「2人が先に守備配置につき、一人が援護に残って最後の一人の移動を助ける」といった体勢が自然に取れると対処が安定します。失敗した場合は、2:2に分かれて、あるいは個々人の気合で対処することになります。
良い位置の味方とはぐれてしまった場合は気合で道を切り開いて味方の元へと急ぐのが良いですが、どうにもならない場合は一人で戦う覚悟を決めましょう。
開放地形でアンブッシュが始まった場合(つまり、通路や角ではなくただの壁や崖しか手近に無い場合)や、パーティメンバーどうしの配置が離れている場合はかなり危険な状況です。ポーションやボムなどを惜しまずに対応しましょう。
良い場所にこもれなかった場合は壁を背にして合流し、敵の方向を限定するのが第一の目標となります。包囲の薄い方角があるならそちらを優先して処理して安全な方向を作りましょう。次に、そちらを背にして通常のラッシュのように残りを処理していきます。
範囲拡大をつけたボムをうまく使えば少なくとも半分程度は片付けることができますので、ボム役が一人いると安定度が増すかもしれません。片面ラッシュにできればとあとは通常のラッシュのように処理できます。
また、アンブッシュ感知が早くかつ連携の取れたパーティなら、ガン下がりするのも良いかもしれません。後方の包囲を破壊して片側ラッシュにしてしまえば楽に処理できます。