観察会ご参加の皆さんへ


観察会の初めの案内のドラフトです。これを参考に追加コメントお願いします。

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↑は表面のドラフト

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#観察会前の紙芝居by文恵案([ura_maru] [00813]参照)

紙芝居について

前回ミーティングで出ていた紙芝居とは、 私が以前観察会で説明に使っていた紙芝居です。

キーワードをB4くらいの大きい紙に書いて、 それを見せながら説明をします。

■は紙芝居に書く文字 □は説明すること をあらわしています。

<観察会を始める前に>

■浦安自然まるごと探検隊 □今回の観察会の主催がまるごとであること、  まるごとの活動について説明。

■浦安の自然 □まるごとは、浦安の自然を知り伝えることを  目的にして活動していることを説明。

■日の出ひがた □観察会で紹介するこの干潟のことを  私たちは「日の出ひがた」と呼んでいることを説明。

■アクティブガイド □アクティブガイドを広げて簡単に説明。  私たちの作ったアクティブガイドを活用してほしい。

<注意事項>

■すべりやすい □特に濡れているところはすべりやすいので注意。  走らない。ジャンプしたりしない。

■貝がら □貝殻はとがっていてけがをする恐れがある。  決してはだしで歩き回らないように。  フジツボの貝殻は護岸にもついていて痛い。

■アカクラゲ □アカクラゲに注意。  死んでいてもさわらない。

■アカエイ □アカエイの尻尾に注意。

■マナーを守って □観察した生きものは干潟に返すこと。誘拐しない。  生きものをいじめないこと。  ごみは持ち帰ること。

■日ざしに注意 □特に夏は日差しに注意。  帽子をかぶる。首を日に当てない。  水分補給を忘れず。

<観察会が始まる>

■○○(今日のテーマ) □今日のテーマは、○○です。  この季節にはこんなものがみつかるよ。

■(次の集合時刻) □次に皆さんに集まっていただくのは、  「どこ」に「何時ごろ」です。  目印は「これ」です。

#@日の出北公園

本日は(お暑い中/寒空にも負けず) 日の出干潟観察会にようこそお越しくださいました. 私は今日の観察会のリーダーを担当します●●と申します. ●●(なにか一言自己紹介) どうぞよろしくお願いします. それでは早速ではございますが, 簡単に今日の会と流れをご説明します.

1:"浦安自然まるごと探検隊"です

まず,簡単に会をご紹介させていただきます. 私たちいまこちら側にいるメンバーが浦安自然まるごと探検隊のメンバーです. 2003年から始まり,身近な自然に気づき大切にしてもらうことを目標に 浦安市周辺を中心に今日のような干潟観察会や自然情報を 集めたりしております比較的若い会です.自己紹介は後ほど皆さんでやるときということで、

2:注意事項

早速ですが、公園で立ち話もなんですから、まず干潟が見えるところまで行きましょう。 その前に注意事項です。
これから行く場所は東京湾奥最後の未開の地、三番瀬です。そのため三番瀬までの抜け道を通るにあたって3つ注意事項があります。

  • 通常は立ち入り禁止 今日は届出をして、浦安市管理の公園予定地から公団管理の道路を通り、国土交通省管理の護岸をとおります。 そのため、この道は通常は立ち入れません。
  • トイレはありません。 この説明の後公園で済ませてください。 原則として途中解散もありませんのでご注意ください。 緊急時は班長に連絡し名簿にチェックしてもらってください。
  • 護岸を超えます。途中溝などもありますので足元にご注意ください。 護岸を超えたら一度集合します。
  • >順次移動開始。

#@護岸を越えて

3:*現在位置;昔の地図

現在いる位置がわかりますか? ここが市役所で、市川、船橋、えー駅はまだありませんね。(てきとうな話) あれ、昔の地図でした。

4:地図・本日の流れ

  • 地図(時間と内容は切り張りできるようにしておく) さて,今日は干潟観察会ということでなにをするのか
    本日の流れをご説明します.

まず,今,●●時ですが,
松林の中の秘密のルートを通って護岸を超えて干潟の見える場所に行きます.

このあと簡単に干潟の説明と注意事項,自己紹介をします. そしてはじめに岩場の生物の観察をします. 次に大体●●時ごろ到着を目指して,沖の日の出干潟まで観察しながら歩きます. 日の出干潟についたら,・・・

5:干潟とは1:埋め立ての歴史

なぜ重要といわれているのでしょうか。 東京湾はかつては干潟が広がっていましたが、 埋め立てによってなくなってしまったのです。 この図のピンク色の部分が埋立地ですが、よくわかります。 では、その失われた「ひがた」とは一体なんでしょうか。

6:干潟とは2:しおのみちひき

ひがたとは潮のみちひきによって陸地が出たり消えたりする場所です。 沖縄の慶良間諸島のように年に一度しか渡ることができない場所をテレビで見たことがあるでしょう。 右の写真は同じ場所なのですが、ここも実はそんな場所なのです。

では、潮のみちひきはどうして起こるのでしょう。 つきと太陽の力です。特に月。つきと太陽と地球が一列に並ぶ満月と新月の時期によく引きます。

このような場所は生物にとって厳しい環境ですが、実は重要なのは多くの生き物がいることができるです。


7:生物多様性と浄化機能1

これは三番瀬の調査の結果です。 難しい図ですが、よく見てください。 物質の循環と生物の食物網をあらわしています。 14万人分の窒素リンの浄化があることがわかり、 これほど複雑に生き物が入り組んでいます。

8:生物多様性と浄化機能2

これをわかりやすい図にしたものがこちら。 先ほどの食物網に出てこなかった重要なものがあるのですが、わかりますか。 鳥と人間です。 三番瀬には実にラムサール条約の基準に足りる鳥が10種類以上、漁業生産高は年間●●億円もあげています。これが、海からエネルギーや栄養を再び大気や陸に戻しているのです。

9:護岸の影響

しかし、現在日本の海岸のほとんどが護岸に覆われて近づけません。 理想的には下のような干潟なのですが、 ●●●など、現在こんな課題があります。

10:注意点1護岸

すべります。特にぬれた護岸や海藻は滑りますのでご注意ください。

11:中には危険な生き物もいます。

一番危険なのはアカエイです。尻尾のトゲに猛毒があります。見かけたら、いたずらせずに周りの人に教えてあげてください。そのほかにアカクラゲは死んでいても針の細胞が残っています。体質によってははれあがります。あとは、カニ、中でもイシガニは凶暴ですので注意して触ってください。


12:沖に行くと深いです。

なかなかこんなに沖までいけませんが、潮が満ちてくると干潟でも渡るのが難しくなりますのでご注意ください。

注意事項

  • 最期にもう一度復習します
  • 護岸すべる
  • 危険生物(アカエイ・アカクラゲ・フジツボ・貝殻)
  • 満ち潮で取り残されないよう・深いところに気をつける
  • マナー(掘ったところは埋め戻す、生きものは持ち帰らない)
  • 何かあれば「(鍵と救急箱を持っている人)」まで.
  • 帰りは必ず集合して帰る

13:ネタ

では最後に今日の目玉の写真をお見せします。
ハイ、今日の目玉と書いた文字ですね。
目玉は皆さん自身探してみてください。最期に皆さんに何が目玉だったかお聞きしたいと思います。目玉、忘れないでくださいね。

裏側を見えるおおきい字で


ミーティング議事メモ20051210