第1次試験小論文


【重要】2007年度から一次試験の小論文は廃止されます。

第一次選抜は書類選抜のみになります。
http://www.law.kyushu-u.ac.jp/lawschool/pages/entrance.html

旧選抜制度における小論文試験について

  • 第一次選抜筆記試験(小論文)は2005年11月5日土曜日の13:00-14:00に行われました。
    試験時は問題文と解答用紙に加え、下書き用紙が配布されます。
    なお、平成18年度試験問題は大学院HPの「入試情報」で見られます。
    http://www.law.kyushu-u.ac.jp/lawschool/
    第1次試験の小論文の内容について、再現もしくは構成を書いてください。
    一問目二問目感想
    冒頭に、「民族と民主主義との関係は、民族という観念が民族国家を生み、民族国家から民主主義が派生したという関係にあると筆者は主張している。」と書く。
    次に、課題文の表現をなるべくそのまま利用して字数を埋める。
    民族という観念から民主主義が形成されるまでを時系列に沿って書いた。ほとんど課題文の要約。
    日本については一切書かず。
    最後に、「以上のように、民族と民主主義とは前者から後者が派生したという関係にあるのである」と繰り返して締める。
    筆者の意見に賛成。
    この点、反対説「民主主義は民族という観念に基づくものではなく、自然権思想に基づくものである」。
    しかし、妥当でない。
    (∵現在の日本でも在日外国人に国政参政権が認められないと解されているように、参政権は人が人であるゆえに与えられる自然権ではない。
    アメリカで黒人に長く人権が認められていなかったように自然権といえど実際には一部のものにしか認められていなかった。)
    思うに、民主主義とは構成員が同質のグループ内での政策決定方法である。
    よって、筆者の主張が妥当。
    一問目に40分。
    筆者の主張を分析するのに時間がかかった。問いに形式的に答えるなら日本や国連の話は不要だと考えた。
    後になって考えれば、過去の関係・現代の関係とわけて日本や国連の話も記述すれば良かったと思う。
    二問目はグダグダ。
    自然権思想と民主主義の関係は現場での思いつきだがズレている。黒人の話は形式論だけでなく実質論で補強しようとしたものだが、反論になっていない。

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