研究室ゼミM2-1


するべきこととか

論文

http://www.nature.com/nphys/journal/v5/n7/full/nphys1299.html

背景


論文を読むとき、とてつもなく気をつけること

  • アブストに、近藤ブレイクダウンとAFのQCPのInterplay、とあるがどういうことか
  • この論文のおもしろいところは、一言でいうと何か
  • 銅酸化物と、どのようにつなげるられるか、端的に。
  • 端折れるところは、どこか。ゼミを意識して。

論文を読みながらの、メモ

  • Ref11のCeCuAu?の例について、以下の考え方は破綻しているらしい、「QCPにおいて、重い電子的な純粒子的な秒像は保存されたまま、磁気秩序が発達する」 -- 2010-05-17 (月) 02:18:11
  • フェルミ面の再構成は、要勉強 -- 2010-05-17 (月) 02:19:40
  • ↑ref7 -- 2010-05-17 (月) 02:20:53
  • ref9.12で、Yb2Rh2Si2のお勉強すべし -- 2010-05-17 (月) 02:21:14
  • そもそも、YRSって超伝導なん? -- 2010-05-17 (月) 02:22:49
  • ref13、ホール効果から、T*のもとの定義、abrupt change -- 2010-05-17 (月) 02:45:33
  • ref14,T*に関する先行研究、必須! -- 2010-05-17 (月) 02:48:14
  • Ir,Coの置換濃度依存性については、refにもないですよね・・・。 -- 2010-05-17 (月) 03:30:44
  • なぜT*は、置換効果によって変化しないのか? -- 2010-05-17 (月) 04:57:02
  • ac磁化率の傾きは、何の物理量を反映しているのか。T*では、何がクロスオーバーしているのか、がわかる。 -- 2010-05-17 (月) 05:02:00
  • やっぱり、T*は何のエネルギースケールを表しているのかについて、ある程度わかってるようなので、ちゃんと調べるように -- 2010-05-17 (月) 05:05:51
  • 6%Irについて、TNとTFLが離れたというが、TNが小さすぎて観測できなかっただけでないの?本当はTNとTFLがくっついて、QCP作ってるんじゃないの? -- 2010-05-17 (月) 05:18:44
  • 必ず、自分達のデータとの整合性を聞かれるはず。相分離との関連とかを、きちんと考えとこう。 -- 2010-05-17 (月) 05:22:00
  • 我々のデータは、QCPの奥まで磁気秩序が見られる。一方、この論文では、磁気秩序はQCPの手前で終わっている。この点が決定的に違うのではないか。 -- 2010-05-17 (月) 05:22:55
  • だから、この論文を紹介するおもしろさは、我々のデータを説明できるよというところではなく、高温超伝導の相図もしくは機構の理解、をするうえでスピン液体がどのような振る舞いをするのかに対するヒントを与える、という意味でおもしろいという方向に持っていくべきである -- 2010-05-17 (月) 05:23:53
  • Fig4の上インセット、赤い領域がAFではなくT*に対応している、というのは重要にして大事でおもしろいところである -- 2010-05-17 (月) 05:27:24
  • 「スピン液体」の勉強のために、ref8、22 -- 2010-05-17 (月) 05:34:13
  • スピン液体状態は、C/Tが発散するらしいでー。量子臨界状態の振る舞いと同じってこと? -- 2010-05-17 (月) 05:42:42
  • 磁気秩序ではない新しい基底状態が魅力的で、理論・じっけんてきに検証していくべきであるほどのおもしろさである、というのを主張するとよしかも -- 2010-05-17 (月) 05:45:23
  • Fig5,実は置換濃度依存性のデータ持ってたんかい!! -- 2010-05-17 (月) 05:46:46
  • スピン液体=NFL、MnSi?、βYbAlB4で観測されている、ref25,26,27 -- 2010-05-17 (月) 05:53:18
  • スピン液体状態がキーワードであったとしても、どうしてHTSCでは高音超伝導で、YRSでは超伝導がでないのかについても、ゼミでは言及しないとおもしろくない -- 2010-05-17 (月) 23:33:14
  • 測定方法について。交流磁化率については、14-20を見るべし。複素成分はまったくないとかいてあるが、それならばなぜ交流でやるのだろうかがわからない。 -- 2010-05-18 (火) 07:21:31
  • なぜか、電気抵抗率も交流でやってるようだ。おそらく同様に複素成分はないものと思われる。 -- 2010-05-18 (火) 07:21:55
  • ていうか、やっぱり高温超伝導とのつながりがよくわからない。APSのあのセッションでは何が話されていたのか?? -- 2010-05-18 (火) 16:19:11
  • 交流磁化率の最大値がT*ということだが、なぜだね?フェルミ面の再構成が、ゆるやかな磁化率を生み出す、といえるのかね? -- 2010-05-18 (火) 23:30:32

Supplemental


I Comparison of chemical and external pressure

  • なんかよくわからんかったあ。FigS1がわからん。Ref読まないとあかんかもね。 -- 2010-05-17 (月) 03:51:45
  • ref1が見つかりませんですた -- 2010-05-17 (月) 04:22:40
  • いや、論文のref1のタイトルの方がまちがってんだ! -- 2010-05-17 (月) 04:26:31
  • 格子定数を目安に、外部圧力と化学圧力の整合性をとってるようだ -- 2010-05-17 (月) 04:36:50
  • つまり、置換したほうは外部圧力をかけていない! -- 2010-05-17 (月) 04:37:12
  • ようやく理解した。化学圧力については、この系に関しては電荷ポテンシャル的な意味で磁気転移温度に影響は与えていないというのが結論。なぜかというと、外部圧力による格子定数変化とTN変化、置換効果による格子定数変化とTN変化の割合が一致するから。ポテンシャル的に影響を与えたならば、TN-格子定数曲線は一致しないはずだから。 -- 2010-05-17 (月) 04:40:17

2 Bifurcation of the lower transition in field for 7% Co

  • TLが二つに分岐してますよ、と言いたい。? -- 2010-05-17 (月) 04:49:23
  • Fig2が、なぞ。どこが分岐しているのやら -- 2010-05-17 (月) 04:50:06
  • Hc1,Hc2も何を表しているのか、なぞ -- 2010-05-17 (月) 04:50:25
  • 結局、TLが二つあるのは、謎ということで。 -- 2010-05-18 (火) 23:28:55

3 Width of the crossover at T*


4 3D SDW-type AF QCP in 7% Co


5 T*(H) in Ir0.17-YRS

  • Irを0.17置換すると、当然のごとく磁気秩序は完全に消える。一方で、やはりT*はほとんど影響を与えられない -- 2010-05-17 (月) 05:31:36