オプションパーツには離型剤という油分がついているので
中性洗剤(台所用洗剤で大丈夫です)を水で薄めて丁寧に洗いましょう。
洗ったら日陰に吊るして乾かしましょう。一昼夜も吊るしておけば乾きます。
パステル、Mrカラー、リキテックス等です。
コーティングには、Mr.スーパークリアー『つや消し』スプレーを使用します。
人間用化粧品(ファンデ、マニキュア等)コピック、マジックは
キャストにとって有害な何が入っているか分からないので使わない方が良いです。
!!<注意>!!
Mrカラー(アクリル塗料)でメイクした唇、目元等に艶出ししたい場合は、同じMrカラーのクリアではなく、
水性ホビーカラーを使用して下さい。
Mrカラー同士を重ねると、下のアクリル溶剤が溶け出してしまいます。
もちろん、リキテックスの上からMrカラークリアを重ねる分には問題ありません。
「薄め液」を使用しましょう。
どうしても綺麗に取れない場合は「シンナーパック」が良いです。
薄いコットンに薄め液を染み込ませ、それでパックしてやりましょう。
あまり長時間放置するとキャストが傷んでしまいますので、具合を見ながら。
まずは、缶をよく振ってみましょう。溶剤が綺麗に混じっていないと白くぷつぷつになります。
距離が近すぎても、均一に吹けません。
パーツから25〜50cm程度離した辺りから吹いて、ちょうど良い距離を探してみてください。
缶の圧によって溶剤の噴射の勢いが違うので、一概に何センチとは言えません。
つや消しスプレーはMrカラー薄め液で落とせます。
ただし、メイクも落ちてしまうので、最後のコーティングで失敗した場合は
残念ですが諦めて、再度メイクを頑張って下さい…。
一からやりなおしがベターです。
加筆の際に大きなミスをやらかさないならMr.カラーでも良いと思われます。
リキテックスであれば乾く前に水で修正できます。
マニュアル上ではラッカーにラッカーの重ね塗りは危険というのが通説ですが
短時間、すなわち少量づつ書足すならMrカラーでも可能です。
(クリアーを溶かす前に乾けばいいということ)
もう返品交換が不可な状態なら、光沢も有効活用しましょう。
最終的につや消しを吹けば仕上がりには問題ないので、途中段階のコーティングの使用をおすすめします。
パステルメイクの後に光沢を吹き、最後につや消しを吹くなんて方法はどうでしょう。
光沢の方がカバー力が強いと言われていますので、まさに最適かと思います。
発想の転換で気を落とさず、つや消しスプレーも手に入れた上で頑張って下さい。
ヘッドの削りならば、セラカンナや小型のヤスリ使用が良いです。
鏡に映したり、逆さにしたりしながら左右のバランスを見て少しずつ削っていきましょう。
(セラカンナ使用の場合は少しずつ地道に削らないとでこぼこになります)
大きく形を整えたら、目の細かい紙やすり、荒い紙やすり、その中間の紙やすりを用意します。
荒いものから細かいものへ、円を描くようにしながら滑らかに整えます。
削りで出た粉は有害なので、吸い込まないように注意してください。
耐水紙やすりを使用し、水の中で削ると良いでしょう。
削れたら、水に漬けて削りカスを洗い流し、薄めた中性洗剤で洗って陰干しします。
セラカンナは削り過ぎそうで怖いという人は、前述の要領で紙やすりで地道に整えましょう。
指の切開は、カッターやデザインナイフでくっ付いている隙間を少しずつなぞりましょう。
刃先を使うと他の部分に傷がつきやすいので、刃とは逆のほうで少しずつ削っても良いです。
隙間が開いてきたら、折り畳んだ紙やすりで丸く整えながら隙間を大きくしていきましょう。
パーティングラインの除去は、セラカンナでラインをなぞった後、
スポンジ研磨材(水をつけて擦るだけで汚れが落ちるスポンジ。ピカっときれいなどの商品名です)で擦り、
紙やすりで整えてあげましょう。
同じ造形のヘッドでも、違うバージョンのメイクをしてもらうことは出来ません。