「ピィ〜カァ〜ピカァ〜〜?」
DXでも既にワンパターン(?)で攻めてきたCPUピカチュウ。あろうことか、今作ではさらにグレードアップした。ピカ厨の完成系である。
CPUの場合は遠距離戦にはでんげき(N必殺技)を発射する。これはまだCPUの一般的な戦術としてまだマシな方だが、近距離ではかみなり(下必殺技)を狂ったかのようにを落としまくる。
かみなりに至っては使用率がやたら高く、こちらを不快にさせるほど。
特に復帰阻止に至ってはこの二つをぶっ放してくることが多い。
それ以外にも、零距離戦ではずつき(弱攻撃)で動きを封じたり、ショートでんげき(横スマッシュ攻撃)を始めとした、強性能な電撃属性の技を多用する傾向がある。
実際に、これらの技ばかり使う「ピカ厨」というプレイヤーは結構いるが、どうやら厨は人間だけには留まらないらしい。
しかし、スピード系のキャラとはいえそれぞれの技に隙がある。空中技も強力なものばかりだが、その分、自身の当たり判定も乗り出すため、範囲技ならカバーできる。特に空中後攻撃のグライダーが大きな弱点。また、でんげきやかみなりなどは見切ってしまえば、反射、吸収、反撃、何だって利用できる。嫌らしいはずの復帰阻止かみなりも、実は「ある法則」に従って放っているだけ。
厨技だとか電撃技ばかりで、「この世界」では生きていけないことをコイツに教えてやろう。
地上戦 | 空中戦 | 復帰力(高所) | 復帰力(低所) | 復帰阻止力 | 総合戦闘力 |
B | B | B | C | C(法則さえ分かれば実は対応は簡単) | C+ |
射撃技 | 射撃反射、吸収技 | チャージ技 | カウンター技 | シールド無効技 | 復帰迎撃 | ワイヤー復帰 | 滑空 | 空中浮遊 |
○ | × | × | × | × | × | × | × | × |
通常技主力 | ずつき(弱攻撃)、ショートでんげき(横スマッシュ攻撃) |
空中技主力 | ピカチュウスピン(空中N攻撃)、グライダー(空中後攻撃) |
必殺技主力 | でんげき(N必殺技)、でんこうせっか(上必殺技)、かみなり(下必殺技) |
吹っ飛ばされた直後に使用する技 | でんげきスクリュー(空中下攻撃)、でんこうせっか(上必殺技)、かみなり(下必殺技) |
崖ジャンプ直後 | ピカチュウスピン(空中N攻撃)、ロケットずつき(横必殺技)、でんこうせっか(上必殺技)、かみなり(下必殺技) |
復帰技(高所) | でんげき(N必殺技)、ロケットずつき(横必殺技)、でんこうせっか(上必殺技) |
復帰技(低所) | でんこうせっか(上必殺技) |
復帰阻止 | ショートでんげき(横スマッシュ攻撃)、しっぽサマーソルト(上スマッシュ攻撃)、でんげき(N必殺技)、かみなり(下必殺技) |
コンボ技 | でんきプレス(下投げ)→かみなり(下必殺技) |
技分類 | 技名 | ダメージ | 使用頻度 | 備考 |
連打攻撃 | ずつき | 2% | S | 至近距離で連続発動。 抜け出そうとすると、歩いて間合いを詰めて、ショートでんげき(横スマッシュ攻撃)をかます。転倒すると、そこから投げにつながれる。だが、即座に範囲技で反撃する事も可能。 |
ダッシュ攻撃 | ジャンプずつき | 7% | B | ずつき(弱攻撃)から抜け出した相手、若しくは緊急回避対策で使用。 防がれた時の隙が大きい。 |
横強攻撃 | りょうあしげり | 9% | C | 中途半端な距離にいる相手に使用。稀に遠くで何故か発動することもある。 出が早く、隙が小さいので注意。 |
上強攻撃 | しっぽアタック | 7% | C | 地対空。 主に後方に着地しようとする相手に使用。 |
下強攻撃 | あしばらい | 7% | D | 転倒効果があるが、使用頻度は少ない。崖掴まり阻止? |
横スマッシュ攻撃 | ショートでんげき | 20〜23% | A | 攻撃範囲、威力が強い。他の相手などに攻撃が当たると、攻撃持続時間が長くなる。 中途半端に距離が開いたり、復帰や、崖掴まりしている相手に使用。ずつきからの連携に用いることもあるが、攻撃前の隙が大きく、出の早い技なら意外と対応できる。 |
上スマッシュ攻撃 | しっぽサマーソルト | 7〜13% | C | 地対空、稀に地対地。緊急回避した相手にも使用。 吹っ飛ばし力が高く、ダメージが溜まっていると、フィニッシュされてしまう可能性がある。できるだけ相手から離れるように緊急回避で避けたい。 |
下スマッシュ攻撃 | ねずみはなび | 2*6→3〜2→3→3→3→3→2→4% | B | 緊急回避、または崖掴まり時に使用。 攻撃範囲、攻撃力、吹っ飛ばし力共に申し分ない。しかし、緊急回避で回り込まなければ怖くはないはず。 |
空中N攻撃 | ピカチュウスピン | 6or12% | A | 緊急回避対策のほか、若干吹っ飛ばされたりすると即座に使用。 出が非常に早く、持続時間が長い上に、吹っ飛ばし力も高い。だが外すとしばらくは動けなくなる。序盤は投げ技などでちまちま攻撃しよう。 |
空中前攻撃 | でんげきドリル | 2→2→2→2→3% | B | 多段ヒット技。主に前面の相手に使用。 シールドがそこそこ削られるが、直後にわずかな隙がある。 |
空中後攻撃 | グライダー | 1*7→4% | A | 後方の相手に高確率で使用。 食らうとほぼ全発ヒットするが、シールドはあまり削られない。着地後の隙が大きいので、これが重要な反撃の起点になるだろう。 |
空中上攻撃 | しっぽはたき | 6% | C | 上方向の相手に使用。 出が早い。連発されないよう、高い足場にいるときは立ち位置を考えよう。 |
空中下攻撃 | でんげきスクリュー | 12% | B | 下方向の相手や、ピカチュウスピン(空中N攻撃)同様、若干吹っ飛ばされたりすると頻繁に使用。 地面に着地した時も当たり判定が発生するので注意。 直後の隙が大きいので攻撃のチャンスにもなり得る。 |
つかみ攻撃 | つかみでんきショック | 2% | 速い | MOTHER系の連中とは打って変わってテンポがよい。できれば早めにレバガチャで脱出したいところ。 |
前投げ | でんきなげ | 10% | A | |
後投げ | じごくぐるま | 9% | C | |
上投げ | でんきトス | 10% | C | |
下投げ | でんきプレス | 10% | B | よく直後にかみなりのコンボを持ってきたりする。大柄なキャラは当たりやすいので注意。範囲技なら、側面から反撃可能。 |
通常必殺ワザ | でんげき | 6%,球体は9% | S | 距離があると、かなりの頻度で使用してくる。復帰する相手にも使用するので非常に厄介。 攻撃力は低いので、シールドなどでかき消してやろう。反射、吸収技を持つ相手にも普通に使用するので実は対応しやすい。 |
横必殺ワザ | ロケットずつき | 20→17→14% | C | 高い所へ吹っ飛ばされた時の復帰、また中距離戦でも使用する。 たいていは溜め無しで撃ってくるが、不用意に緊急回避したところに、溜め攻撃を当ててくることがある。火力が高いので油断しないように。 |
上必殺ワザ | でんこうせっか | 3→2% | B | 主に復帰時に使用する。 使用場所によって、l字型、Λ型、Γ型、くの字型と移動方向に変化が出る。崖掴まりより、そのままステージに着地する要領で使う場合が多い。 また攻撃にも使用し、平行に位置している時はその場を往復するかのように突進、高い所から復帰してきた時も、こちらに突進するように使う。しかし、威力は極めて小さいのであまり脅威にはならない。果たして、攻撃の足しになっているのか。 |
下必殺ワザ | かみなり | 10%,衝撃波17% | S | 接近時にも、小ジャンプからにも、地対空にも、復帰阻止や崖掴まり阻止にも…。とにかく、ありとあらゆる場面で使用してくる。 両手を上に掲げた瞬間に雷が発生するので、攻撃モーション中に殴っても雷の落下を阻止するのは難しい。CPUは接近戦や崖掴まり相手には、雷よりも衝撃波を直接当ててくる傾向がある。吹っ飛ばし力が他の技より比にならないほど高いので、対CPU戦では最も警戒すべき技。 |
距離があれば、「こっち来んな!!」と言わんばかりにでんげきをマシンガンの如く連射。ピカ厨の基本動作である。
…って言ってしまうと、射撃技を持つCPU全員が厨になってしまう。距離があると射撃技をひたすら使用するのは、CPUから見れば正当法でもある。……でっていうとか、一部の奴は除くが。
遠〜近距離にかけて、小刻みにジャンプしつつでんげきを発射。地面に着弾した雷球は、地面を這う。実質、マリオのファイヤーボール(N必殺技)の強化版。ピカ厨さんは、他のCPUより射撃技の使用頻度が若干高め。
長い射程距離、広い攻撃範囲、速い連射速度の三拍子そろった、強力な射撃技なため、乱用されたらたまったもんじゃい。攻撃力は高くないので、飛んできた弾をシールドなり緊急回避なりで対処して、発動直後を潰し、一気に攻めよう。
いくら厨と言い張っても、「これくらいなら許せるんじゃね?」なんて思ってるアナタ。厨は甘くはありません。そんな期待を裏切るのが、次です。
タイトルのまんまです。このピカ厨さんは本当にかみなりばっか落として来ます。
何かしらの理由があったのか、今作で強キャラとなってしまったピカチュウ。異常強化された電撃系の技の中で、かみなりは、ねずみはなびと同じくトップクラスの吹っ飛ばし力を誇る。たとえ10%ダメージの雷部分に当たったとしても、結構吹っ飛ばされてしまう。
その上、発生した衝撃波の当たり判定が狂っている。攻撃直後の隙を埋め合わせるかのようにピカチュウを守るせいで、普通に攻める場合、射撃技やよほどの範囲技で無い限り反撃は難しい。
そんなかみなりにも弱点はある。直前の予備動作が非常に大きく、気をつけていれば簡単に回避できる。隙あればカウンターを当てに行ってもいいし、反射なり吸収なり利用できる。
先にシールドで雷と衝撃波の両方を防いでしまえば、ガーキャンつかみなどであっさり反撃できてしまうのも事実。
回避する場合、相手から離れるように緊急回避しよう。どうしても無理ならシールドでも大丈夫。間違ってもその場緊急回避はダメ。
接近戦ではでんげきと併用
距離が近いと、でんげきに混じって頻繁に使うようになる。緊急回避で離れれば特に問題は無いだろう。小ジャンプ中に使用してきた場合は、離れる事により、自身にかみなりを当て損ねたピカチュウが、丁度目の前に落ちて来るのだ。
勿論回避潰しにも使います
CPUは緊急回避されると、前後判定の強いスマッシュ技ばかり使うが、ピカチュウは、スマッシュよりもかみなりの衝撃波で対応しようとする。ゆっくり歩いて(走って)近づいてきたら、離れるように緊急回避すれば、勝手に外す。少し距離があっても反応するため、対応するのは難しくないはずだ。
逆にピカチュウ側に緊急回避すると、かみなりのほか、ねずみはなびやしっぽサマーソルト(上スッシュ攻撃)など、これまた強力な攻撃を食らう可能性がある。
地対空かみなり。64からの伝統
Xはおろか、64やDXのCPUピカチュウにも共通する戦法。前作ほどは使ってこないが、
ピカチュウの頭上を徘徊していると、かみなりで叩き落とされることがある。特にピカチュウに近い位置だと使用頻度が高い模様。
空から攻める場合、かみなりの軌道に重ならないようにしよう。ピカチュウの前方に着地しようとすると、高確率でしっぽサマーソルトで撃ち上げようとする。空中緊急回避で十分対応可。
吹っ飛ばされてもかみなりで反撃
一度吹っ飛ばすと、たいていCPUは空中緊急回避で逃走を図るか、空中下攻撃で奇襲しようとする。コイツは空中下攻撃のほか、かみなりも落としてくる。
着地狩りに慣れていない時は、シールドで空中攻撃の対策をし、もしかみなりを落としてきたら、その軌道から緊急回避で離れよう。
また、空中戦を挑んでいると、時々落とすことがある。ピカチュウ自体、しっぽはたき(空中上攻撃)以外はリーチが短く、範囲技があれば楽に叩き潰せるが、この時もまた、かみなりの衝撃波で攻撃する傾向がある。もともとCPUに空中戦を挑むのは難しいので、素直に地上から攻める方がいいだろう。
かみなり発動中に、素早く側面から射撃技やアイテムをぶつけてしまうのも手。
下投げされたら注意
当然のことだが(?)、コンボにもかみなりを使ってくる。
相手を投げ飛ばした直後に落としてくる。特に下投げされた時は注意。他の投げ技より、かみなりを落とす確率が高い。
普通にピカチュウから離れれば問題は無いが、大柄なキャラ、空中での動きが鈍いキャラを使っていると、当たってしまう可能性がある。空中緊急回避と併用して離れよう。
崖掴まり攻撃の代用
ステージに復帰する際、よく崖掴まりジャンプからかみなりで反撃してくる。崖掴まり攻撃の代役としても使うくらい、彼のかみなりへの愛着はすさまじいようだ。
CPUは基本崖からジャンプした後は、空中下攻撃などで反撃するか、相手からせっせと離れるのが主流だが、一部必殺技で反撃するタイプがあり、ピカチュウはその部類の一つに当てはまる。
崖からジャンプした後、自分の真下に相手がいる(相手と重なる)と、すぐに落っこどしてくるので、前述のとおり、ピカチュウから離れる(崖から遠ざかる)事により、無防備なところにすぐ攻撃を当てることができる。
崖掴まりジャンプ直後に必殺技で反撃する仲間に、ドンキーコングや残念なお姉さん等がいる。
復帰阻止に関しては……
CPU同士の乱闘では、「ある意味」最強と詠われている理由の一つとして、これがある。この習性に関しては、後述。
どこからどう見たって、コイツのやってることはピカ厨同然。あの卵投げ依存の恐竜もビックリだ。
地対地戦で、でんげきやかみなり以外で気をつけるべき技として、ずつき(弱攻撃)が挙げられる。近距離戦を挑んでいると、よく4〜8発ぶっ続けで使用してくる。
ヒットストップずらし(進行方向にスティック(Wiiリモコンの場合は十字キー)をはじいて連続技から脱出するテクニック)で抜け出せるが、そうなった場合、脱出した相手に対して歩いて間合いを詰めようとする。直後の動作は、つかみ、ダッシュ攻撃、再度ずつき、各種スマッシュ技など。これが怖ければ、空中緊急回避しつつピカチュウを飛び越せば、大概誰もいないところで暴発する。あえて暴発させることにより、立て続けに攻撃されるのを阻止できる。
ずつき直後に歩いて近づいてきたら、歩行状態を人為的に解除させ、でんげきを撃ってくる状態に戻してやろう。
弱攻撃を抜け出した相手に、歩いて間合いを詰めようとするCPUは、ほぼ全キャラに共通していることだが、
カービィや漢は、特にその傾向が強い。
ピカチュウと平行に位置していると時折使ってくるのがでんこうせっか。その場を往復するかのような動きをしてこちらに突進する。出は速い部類だが、攻撃力が非常に低く、吹っ飛ばし力も全くない。
ただ、すんごくチマチマした戦法なのでイライラする。厨はやっぱりストレスを溜める要因……なのだろうか。
ピカチュウが突然急停止したら攻撃の合図。すぐにシールドを張ろう。
その場を往復するので、しっかり2回分ガードし、着地地点に投げ技や攻撃をぶち込んでやろう。
隙は一瞬だが、距離が近ければ攻勢に転じることができる。
また、でんこうせっかの一回目の突進終了時、足元が奈落の底だと無抵抗のままバーストしてしまう。
ただしピカチュウは崖際ででんこうせっかをあまり行わないので、狙って発動させるのは難しい。
前述にも記載した通り、空中の相手にもかみなりを落とす習性がある。落とす確率はプレイヤーがCPUに近いほど高くなる。
CPUと戦うときは地上のCPUに空中から接近し、あえて対空技を誘発させて後隙を叩く戦法が望めるが、相手がピカチュウの場合、かみなりのせいでやや難易度が高い。
かみなりや、それ以外の地対空技の有効範囲から離れつつ、ピカチュウの頭上をかすめるように着地する。地対空技の一つ、しっぽサマーソルトは相手がピカチュウの前面に着地しようとしているときによく使う。その時は、空中緊急回避も駆使しよう。
余裕があれば、放たれたかみなりに対して反射、吸収を狙ってみるのも良いのではないか。
ちなみにこの地対空かみなり、先ほど話した通り旧作シリーズのCPUピカチュウ(ピチュー)も好んで使用する。特にDXの方はタチが悪く、ちょっとでも頭上を徘徊されると、蚊をはたき落とすかのように乱射する。
この戦法、対人戦でもよく活用されるが、相手が上級者だと逆に利用されかねないので注意。
お察しの通り、自分が空中にいてもかみなりを使用する。衝撃波で吹っ飛ばしを狙う傾向が高い。
加えてでんこうせっかによるチマチマ戦法も健在。
前後隙がでんきプレス(空中下攻撃)などの空中技と一緒。つまるところ、これらの厨技は着地狩りに弱かったりする。でんこうせっかに至っては尻もち落下状態になる始末。
また、相手が背面にいるときのみグライダー(空中後攻撃)で攻撃することがある。コイツは手数が多いものの、シールドを削る能力に乏しい上に着地隙も大きいという欠点がある。コンボに持っていくなら、この技を誘発させた方が一番安定するだろう。
ただし、それ以外の空中技はシールドを無効化する時があるので注意(特に電撃属性のついたやつ)。
復帰中は流石にかみなりを使わない。ただしでんげきは使う。残念。
高所復帰する際には、空中ジャンプが使用出来る場合はでんげきを撒きつつ垂直落下、出来ない場合はでんこうせっかでこちらに突進する。
前者の場合、垂直落下しかできないので、遠くから射撃技をぶち込んでやろう。また、荒技だが空中技ででんげきをかき消すことができる。同時にピカチュウを殴ってやろう。
後者の場合、真下に足場があるとすぐにでんこうせっかを使用、こちらに突進する。ただし相手との距離関係なしに発動するうえ、使用後は尻もち落下状態。はい、ジャイアントパンチの出番です。
低所復帰ではでんこうせっかの一択のみ。ピカチュウの位置によって移動方向に変化が出る。主に、
・崖と平行な時は、I字、Λ型
・崖よりも低い時はくの字型
・その中間の位置の時はΓ型
・それ以上に崖と距離がある場合は、一回目で斜め上、二回目で垂直に移動、順番が逆な場合もあり
などが挙げられる。
使用場所から軌道を読み取れるので、着地場所を先読みしよう。崖掴まり阻止も有効。
ついでに言うと、崖掴まりジャンプ後にもかみなりを使用することがある。
相手と上下に位置した時、確率で発動。とは言っても、慣性にのっとってピカチュウ自身に雷が当たることは稀。一旦距離を置けば、自身に雷を当て損ねたピカチュウが隙をさらけ出して転がってくる。
復帰阻止かみなり。一度CPUピカチュウと戦ったプレイヤーならわかるだろう。CPU同士での戦いで最強、そしてコイツがピカ厨と呼ばれる最大の理由がこれである。
とにかくウザい。普通のCPUなら高所復帰する相手には、ジャンプ→任意の方向に空中技で迎撃するが、コイツの場合はその場でとどまってかみなりを垂れ流し、壁を作って復帰を妨害する。ピカチュウと距離が近いときも同様、衝撃波を当てようとする。
オマケ程度だが、低所復帰する相手に対してはでんげきをホイホイ投げ、相手を寄せ付けない。
どれもその連射数には目を見張るものがある。将にピカ厨の本気である。
こちらが崖つかまりからジャンプで上がる場合、空前を置いてきたり、緊急回避上がりは連打攻撃、崖上がり攻撃にはガーキャンと
なかなか抜け目ない。
焦って対処法が見いだせない時、空中ジャンプを使い果たしたときなどは、この二種類の技だけでパターンにはまる危険がある。
これ以外にも使う技はあると言えばあるのだが、横、上スマッシュくらいである。何故か下方向から崖掴まりを狙う相手に、下方向への判定が薄い上スマッシュを使う始末。上スマッシュ→かみなりのコンボを狙いたいのか、単に技の知識に乏しい厨の宿命を背負っているだけなのか…。
ただ……この復帰阻止かみなり、ある致命的な欠点を持っている。
「復帰中の相手がちょっとでもピカチュウ側に接近すると、すぐにかみなりを放つ」という法則に従っている。逆を言えば、ピカチュウに接近しなければ発動されない。
つまり、かみなりを発動する権限は、こちらが握っているということだ。
この習性、相手がどんなに高いところにいようが、たとえかみなりの射程外にいたとしても、さらにはチートの無限ジャンプコードを使ってとてつもない高さへと逃れても適応されるようである。
本当にちょっとでもピカチュウ側に移動すれば発動する。前もって誘発させ、攻撃が終了した隙に復帰しよう。この方法は、空中ジャンプが連続で出来るキャラならやりやすい。
慣れてきたら、空中緊急回避で強引に切り抜けてしまおう。
しかも、この性質を利用して(当然ながら)無理やり隙を作らせることができる。
意図的に誘発させれば、攻撃終了際を狙うことができる。シールドで防ぎきってから反撃しよう。
しかもしかも、相手が射撃反射、吸収技持ちだろうが、フランクリンバッジ装備済みであろうがお構いなし。誘発させたかみなりを反射するだけの簡単な作業。スーパーサドンデスなら完封できるだろう。
MOTHER勢のサイマグネットでリカバリーかけたり、ゲーム&ウォッチのオイルパニックで一網打尽できたりする。
しかもしかもしかも、付近に爆薬箱やボム兵があってもそっちのけ。…もうダメだコイツ…。
余談だがピカ厨にはいろんな種類があり、ねずみはなびを主体とするヤツ、でんげきをぶっ放しまくるやつ、かみなりでガン攻めするヤツと、いろんなタイプがある。
このCPUはかみなりばかり使うので、雷厨と称される。
※CPUがこの戦法に弱いワケ
復帰中のCPUは自分のペースでしか動けないため、非常に討たれ弱いのはもう知っているだろう。他のキャラ別攻略の項でも、復帰を利用したハメ戦法をいくつか紹介してきたくらいだ。
空中ジャンプを使い果たしたCPUは積極的にステージに寄ってくるため、ピカチュウのかみなりの発動を招きやすい。そのせいで、
・相手CPUがステージに接近
・CPUピカチュウが反応し、かみなりを発動
・相手CPUにヒット、高い位置に吹っ飛ばされる
・それでもめげずにステージに接近
・CPUピカチュウが反応し…
このループが延々と続く。相手のダメージが蓄積されても、同時にかみなり連射によるOP相殺も上昇、これによってなかなか決着がつかない。
高所に吹っ飛ばされると相手の位置関係なしに復帰技で突進するスターフォックス勢、ルカリオ?などがこの被害を受けやすい。フワフワするロボットなども同様。
逆にステージに到達する寸前で空中緊急回避するヨッシー、プリンなどはこの被害を受けにくい…はず。
鬱陶しいはずの復帰阻止かみなりの正体は、なんとピカチュウの攻撃対象自身が操作していた。それならとことん利用するまでだ。
切りふだ名 | ダメージ | 回避難易度 | 発動タイプ | 復帰中発動 | |
最後の切りふだ | ボルテッカー | 14〜21% | S | 入手後、即発動 | ○ |
ボルテッカーと言えばスーパーソニック同様、突進系の切りふだである。尋常じゃない攻撃力も売り。ボタン入力でスパークさせ、さらに火力の底上げが可能。
ただし操作時には強い慣性が働くため、狙って当てるにはそれなりの技術が必要となる。攻撃終了間際は減速するので、命中率が上がる。
ピカ厨=切りふだの操作が下手糞
というイメージが強いが、このピカチュウは寧ろその逆だ。命中精度もCPUのレベルが高いほど上がる。もちろん、他のCPUはそっちのけ。確実にプレイヤーを狙ってくる。
一応慣性を利用してテンポよく避ければある程度はしのげるが、最後の減速突進は回避が非常に困難。減速と書いても実際は結構速い。
よって回避難易度はSと評価できる。要約すると、「スマッシュボールは取られる前に取れ」ということだ。
ピカチュウがスマッシュボールを攻撃する際、でんこうせっかを使うときがある。着地際を素直に殴ってあげよう。
そうでなくてもこの時のピカチュウは、スマッシュボールにしか目が無い状態。どっちにしろ歩くサンドバッグ状態だったりする。
慣性に振り回されている瞬間に、突進を緊急回避で避ける方法がある。ただしすごく難しい。
まずはピカチュウと上下に位置する。ボルテッカーが上下に往復するように動くので、回避がある程度楽になる。
平行に位置するとボルテッカーがべったりとくっつくため、突進を避けきれない。
ボルテッカーで突っ込んできたら、それをテンポよく緊急回避を繰り返す。
その場を往復するように連続して緊急回避すれば当たらない。
突進の方向転換に時間がある程度かかるので、その間に次の突進が来るタイミングを計ろう。
暫く緊急回避を繰り返していると、突然ボルテッカーが減速する。こうなると往復緊急回避では対応できなくなるので、急いで離れよう。
相手との距離にもよるが、緊急回避をする回数は12〜3回が目安だ。
プレイヤーがサムスの場合、転がって緊急回避すると次の突進に間に合わなくなる。その場緊急回避を使おう。
減速中のボルテッカーは恐ろしい精度でこちらを追尾する。攻撃力も異常極まりなく、かすっただけでも50%以上、直撃で200%ダメージも喰らう。
とにかくピカチュウから離れる。緊急回避を使いつつ離れたり、猛ダッシュで逃げ去ろう。
足場が無い場合思い切って飛び降り、出来る限り下方向へのバーストラインへ近づこう。この時のボルテッカーはステージの底へ近づくことができない。自分の復帰力も考慮して、ステージから飛び降りよう。
ただしこの方法は機動力及び下方向からの復帰力が弱いキャラだとどうしようもできない。被ダメは覚悟で。
ソニックやスネークなら復帰力が高いので、上記の方法で回避出来る。フォックスなら空中でリフレクターを連続使用することで、ステージ底部で停滞が可能。
限られた一部のキャラでも可能。ただしいずれもタイミングは非常にシビア。
厨ポケとは言えど、切りふだだけは馬鹿に出来ない。スマッシュボールはこちらがいただこう。
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