キャラクター特性 †
任天堂が誇る世界的人気ゲームキャラクターの代表の一人、マリオの双子の弟である。
ファンからの通称は「永遠の二番手」、「緑の人気者」など。
攻撃判定がある(しかもメテオ技の)アピールができる唯一のキャラであり、
他にも低確率で高い吹っ飛ばし力を誇る暴発を起こす横B、
カス当たりだとしょぼいが、正しく当てれば超威力の上B
といった一発逆転の可能性を秘めたギャンブル性の高いキャラとなっている。
ちなみに普通に走るより絶を連発した方が速い。
マリオよりもジャンプ力が高いが滑りやすく、全体的に動きが緩やかだが絶を出した時だけ異様な機動力を発揮するのが大きな特徴。
これといった遠距離戦に有効な技が少ないことと隙の少ない技の多さからインファイトが得意だが、その滑りやすい性質上ガードをしてもノックバック(攻撃をシールドで受けた際にその勢いによって後ろへ下がること)が大きいことや機動力が低いことが相俟って、
自分の得意な間合いをなかなか保てない苦労人キャラであり、きっちり対策を立てているプレイヤーが相手だと手がつけられなくなることもしばしばだ。
が、汎用性の高いテクニックである絶に圧倒的な移動距離の長さがあることから他のキャラには真似の出来ないスキルを数多く所有し、
相手の虚を突くことに特化したキャラでもあるといえるため、対策が進んでないプレイヤー相手ならかなり楽な試合になりえる。
独特な挙動で相手を惑わせつつ、ここぞというときに絶で相手の懐に潜り込むのが主な戦闘スタイルになるだろう。
絶で滑りまくるのが好きな人、ギャンブル要素が好きな人などにおすすめのキャラ。
長所
・ジャンプ力が高い。
・空中攻撃の性能が全体的に優秀。
・スマッシュ攻撃などの吹っ飛ばし力がマリオよりも優れている。
・横Bや上Bなどの一撃必殺的ワザを持っている。
・アイテム投げ動作が速い。
・絶の移動距離が全キャラ中最高。これを連発したほうがダッシュより速いほど。
・全体的に技の隙が少なめ。
短所
・地上、空中共に横移動速度が遅い。
・落下速度が非常に遅く、空中横移動も遅いことからお手玉や回避狩りから逃れ辛い。
・よく滑る性質上、ガードからの反撃がしづらい。
・復帰時の隙が大きく、軌道も読まれやすいため阻止されやすい。
・全体的にワザのリーチが短い。
・殆どのワザの吹っ飛ばす方向が上方向である故に、落下速度の速いキャラが相手の場合や戦うステージによっては撃墜が狙いにくい。
・全体的に癖の強い性質であり、それ故に扱いが難しい。
各種ワザ解説 †
ワザリスト †
弱攻撃 †
- A
典型的な弱攻撃。マリオのものと殆ど同性能であり、相手と間を取る時に使うのも基本。
だが、空中技の着地キャンセル後は別の技を当てた方が効果的なので、完璧な基本ではないのかもしれない。
また、この1発だけだと反撃を受けやすいので、繋げた方がいいだろう。
ルイージの弱は発生、後隙ともに非常に優れているので密着したらこれ。
- A
1発目からもう1度Aを押せば出てくる技。こちらもマリオのものとほぼ同性能である。
ダメージ量など以外の性能は殆ど1発目と同じ。
だがこの技が次に繋げられるかの分岐点であり、結構重要。
2発で寸止めすればダメージがよほど溜まってない限りスマッシュ攻撃がヒットしやすい。
- A
ヒップアタック。名称はマリオシリーズに登場した同名の敵からか。
2発寸止めの利点は前述の通り。
3発目まで当てた場合は少し離す程度なので間合い取り、追撃に役立つ。
状況によってどちらを使った方がいいかを見極める力が必要。
攻撃時に少し接近するので当てやすい。
ちなみに、技後は少しだけ前進するようになっている。
ダッシュ攻撃 †
- ダッシュA
駄々っ子のように両手を振り回して殴りかかる。
多段ヒットするが、後隙が大きくまったく吹っ飛ばせないため反撃を受けやすい。
その動作と動作時の表情、加えてパンチとは到底思えないSE(名称の通りぽこぽこといった感じ)からギャグにしか見えない技で、
ついついダッシュ攻撃に頼る癖をなくすためにあるとさえ言われるが、
反応が悪い相手だと上Bクリティカルに繋げたりできるかもしれない。
といってもやっぱり封印安定。ルイージの滑りやすさ故に暴発しやすいので注意。
強攻撃 †
- 横A
シフト可能な中段蹴り。
身長の関係上マリオよりもリーチが長く、隙も少なくて非常に使いやすい技だ。
少し離れた相手の牽制に使おう。絶から出せばかなりのリーチになるため、奇襲にもってこい。
非常に当てやすく地上での主力技。差込や復帰阻止などで活躍する。
- 上A
猫のような手つきでパンチ。見た目とは裏腹にそこそこ使い勝手のいい技。
浮かせ技としてだけでなく、背後にも届くのでめくり対策にも使える。
意外と吹っ飛ばし力が高く、軽いキャラの蓄積ダメージが100%以上であればフィニッシュにもなりうる。
とはいえ発生、判定ともに微妙。浮かせるのであれば空Nか下スマのほうが安定はする。
- 下A
踵をぶつけてのローキック。
発生こそ早いが相手がほとんど吹っ飛ばず、後隙も大きいので使いどころに悩む技。
一応、蓄積ダメージが多い相手であれば程よい高さまで浮かせることができる。
封印安定。
スマッシュ攻撃 †
- 横スマ
逆手にした手刀で鋭い突きを放つ。
プロレスファンなら思わずニヤリとしてしまうであろう技。
スマッシュにしては威力は低いが、吹っ飛ばし力はパワータイプクラスに匹敵する。
ベクトルも斜め寄りの上方向と素晴らしく、おまけに前後隙も少ない。
威力の面を除いては非常に高水準な横スマといえる。
上下シフトも可能で、上シフトではベクトルがさらに上向きになる。
これで最大まで溜めると、ファイアジャンプパンチに匹敵する吹っ飛ばし力を発揮。
下シフトの場合は吹っ飛ばしは落ちるが、並みの横スマとほぼ同じベクトルになる。
上シフトでは結構上に吹っ飛んでしまうので、横方向への押し出しには横強もしくは下シフトを狙おう。
- 上スマ
勢いよく頭突きを繰り出す。
前後から上方まで広範囲に攻撃が及ぶ上に、マリオのものよりも威力に優れる。
加えて吹っ飛ばし力や発生の早さなどもよいことから使いやすい部類の上スマである。
ルイージの滑りやすい性質を利用し、ダッシュから直接出すことが可能。
またその際は横向きにリーチを伸ばしたりできる。
この事から、ルイージ真のダッシュ攻撃とも言われたりする。
ベクトルは上方向だが、蓄積ダメージが低い相手に対しては、
はりせんのようにこちら側へと吹っ飛ばすという性質がある。
- 下スマ
両足をそろえて前後の足元を蹴る。ルイージの地上戦の要。
前→後の順に攻撃するタイプだが、マリオのものと違って前後のどちらでも威力の変化はない。
前後を攻撃できる下スマ特有の性質はもちろん、発生の早さと後隙の少なさ、
そしてヒットすれば相手を浮かせられることなどから、かなり使い勝手のいい技と言える。
絶からの攻撃で猛烈なコンボを浴びせてやろう。
絶から出せば移動回避をかることも出来る。
空中攻撃 †
- 空中N
空中でのキック。64から変わり、当てた相手を上方向に吹っ飛ばす。
平凡な見た目とは裏腹に、空中Nの単発の威力ではトップクラスの威力と吹っ飛ばし力を持つ。(ゲムヲに次いで2番目)
軽い相手なら100%近くでも上バーストが狙える。
ワザの出もルイージの空中攻撃の中で一番。
ルイージの空中攻撃の中では判定の持続時間が最も長いが、出だし以外の威力は弱め。
KO狙いの時は当然ジャストヒットさせたいが、コンボの時はわざとカス当たりさせたほうが繋げやすくなったりする。
コンボやフィニッシュなど用途が広く優秀なワザ。
- 空中前
掛け声と共にチョップを浴びせる。
前後隙が少なく、吹っ飛ばし力も強めで使いやすい。
しかし、リーチはやや短めで持続が短いので当てるときは間合いを詰めるように。
フィニッシュに便利。
- 空中後
背後にドロップキックを仕掛ける。ルイージの技の中では比較的リーチが長く、
隙も少なくて便利な技だ。復帰阻止などに使おう。
技のどのタイミングで当てても威力が変わらないところがマリオと異なる。
吹っ飛びはかなり微妙。
- 空中上
略称及び通称「エアスラ」。サマーソルトの如く宙返りをしながら上方を蹴る。
マリオのものと性能はほぼ変わらないが、こちらのほうが威力が大きい。
ルイージの機動力からエアスラ運びは難しいが、対空技としては充分役立ってくれる。
隙の少なさと攻撃範囲の広さからコンボにも組み込める。
浮かせ技として使うならば、これよりも空Nを使いたい。
- 空中下
開いた方向に単発の錐揉みキック。ちなみに前作ではマリオ同様の連続ヒット技だった。
持続は短めだが、強判定。
足の付け根あたりにメテオ判定があるが非常に当てにくく、実戦で狙うのはかなり難しい。
しかし、元々の威力や吹っ飛ばし力が高めなのでメテオを狙わなくても強力な空対地、
そしてフィニッシュ技として十分に機能する。
横に近いベクトルのため、遊撃へのとどめには最適。
つかみ・投げ †
- つかみ・つかみ攻撃
掴み間合いや掴み攻撃はマリオとほとんど変わらない。
しかし、ルイージは非常にすべるのでガーキャン投げは難しい。
ダッシュも遅いが、絶での移動を利用して掴みを狙いたい。
- 前投げ
前方へそのまま放り投げる。
標準的な前投げ。基本的な性能はマリオと変わらない。
後投げよりは吹っ飛ばし力は劣るが、隙が少ないので場外へ放り出す際に使える。
- 後投げ
相手を振り回した後に勢いよく後ろへ投げ飛ばす。ルイージは声を出さない。
こちらもマリオのものと性能は近いが威力は若干低く、ベクトルがやや上向きになってしまっている。
それでも吹っ飛ばし力は高いので、直接フィニッシュにはならないが復帰阻止をしやすい。
- 上投げ
相手を上に向かって放り投げる。
かなり使いやすい上投げだが、マリオと比べてこちらはやや斜め後方に吹っ飛ばす。
体重が重いキャラに対して使うと効果的で、投げ連やコンボにも役に立つ。
- 下投げ
相手を地面に叩きつけ、若干背後に吹っ飛ばす。
吹っ飛ばす方向やマリオよりも低めに浮かせる性質上、投げ連が狙いにくくなっている。
絶で追撃を入れたい。
必殺ワザ †
- B
緑色の炎の玉を、両手を擦るようにしつつ指で弾くという独特な動作で発射する。
マリオと比べて重力の影響を受けず、真横に飛ぶのが特徴。
発射までの隙がやや大きく、射程距離も若干短いため少し使い辛いものの
それでも牽制技としては使えなくも無い。
あまり振りすぎると危険。
- 横B
その場でパワーをためて勢いよく前方へロケットのごとく突進する。
いわゆるルイージ版「ロケットずつき」と言ってもよいだろう。
文字通りの突進系の必殺技で、ボタンの押し続けることでタメが可能。
なお、スマッシュ入力をしたかしなかったかによって、タメが可能な時間が若干変化する。
また1/8の確率で「暴発」することがあり、爆風と共に物凄いスピードで横へ吹っ飛んでいく。
吹っ飛ばし力も強くなるが、命中しないとステージを通過し自滅する可能性もある。
「暴発」時の移動距離は神殿の横幅の半分以上の距離といったらわかるだろうか。
ちなみに、斜面で使うと突進の勢いが殺されてしまうので注意。
復帰ワザとしての役目もこなすが使用後に頭を下にして若干落下してしまうため、縦への復帰が悪くなるという点も持っている。
また、復帰に使う場合は溜めて使うよりも溜めなしで使うほうがよい。
暴発すれば助かることもあるが、前述のように逆もまた然りである。
立ち回りでは封印安定。
- 上B
マリオ同様飛び上がりながらパンチを浴びせる。
が、こちらは単発技となっているのでただ単に当てるだけではコイン1枚のカス当たり。
しかし、出だしの根元で当てるとファイアジャンプパンチとなり、快音と共に猛烈に上へ吹っ飛ばす。
マリオなら60%程度で撃墜できるほどの凄まじい吹っ飛ばし力を誇る。
空中では快音は鳴らず、いくらかダメージが下がるものの強力なことに変わりはない。
前絶で相手の懐に飛び込んで打つと当てやすい。
しかし復帰ワザとして見た場合、気安く使えるものではない。
垂直にしか飛び上がれないうえに飛び上がった後の左右への移動が全くと言っていいほど利かず、崖に近いところでないと復帰するのは難しい。
使うにしても最終手段のつもりで使うのがいいだろう。
- 下B
両腕を左右に広げ、高速回転しながら攻撃を仕掛ける。
マリオと同じように見えるが、こちらも単発ヒットとなっている。
その分、1ヒットの威力は高い。
なおこの技には「充電」があり、充電済みの状態でこの技の使用中にBを連打することでマリオ程ではないが上昇することができる。
充電をするには、1度この技を地上で出し終えること。初期状態で充電が完了しているかどうかはランダムらしい。
スティックにより左右に移動することもできるので、復帰にも役立つ。
また、地上ではかなりの速さで横に移動することができるので奇襲にも使える。移動距離は終点の足場の崖際から中央付近まで。
ただし、崖際で出した際は自分の向いている方向に問わず、滑って落下してしまうのでその場合は出すのを控えたほうがよいだろう。
後隙は長いので連打が足りないとただ落下するだけになる。
アピール †
虚ろな表情でいじけたように足元を蹴る。
26キャラ中、唯一攻撃できるアピール。しかもメテオ。
実践で使うことはないが、レギュラー戦の軍団戦でポイント稼ぎができる。
立ち回り・戦略など †
立ち回り †
まず、絶は必須テク。全地上移動を絶で行うぐらいの気持ちでいいだろう。
異常な距離を持つ絶から各種地上技を出していくが、
空中での機動力は低いのでこちらからは突っ込まず、相手の動きをよく見て当てていくこと。
コンボも決めやすく、攻撃力は高いが場外に吹っ飛ばされるとほとんど詰んでいるので注意したい。
使いやすい下スマッシュと横強をメインに戦おう。
下スマで浮かせれば比較的コンボは決めやすい。空Nでさらに浮かすこともできる。
フィニッシュは空前、空下、横スマなどが中心となる。
復帰 †
上の二つの方法に言えることだが、ルイージロケットの最中にマリオのスーパーマントなどを食らうと復帰が絶望的になってしまうので注意を。
予めルイージサイクロンを地上で出し切っておき、吹っ飛ばされた際の復帰に備えておこう。
方法1 復帰最優先 †
- 空中ジャンプ→ルイージサイクロン→ルイージロケット(溜められたら少し溜め)→スーパージャンプパンチ
復帰力最優先。ルーペ化した時などに。
最初に空中ジャンプを使ってしまうために復帰軌道を読まれやすく、復帰阻止されやすい。
方法2 復帰阻止対策 †
- ルイージサイクロン→ルイージロケット(溜めなしお勧め)空中ジャンプ→スーパージャンプパンチ
復帰力は方法1に負けるが最後に空中ジャンプをとっておけるので自由度が高く、ステージ際の復帰阻止対策である。
また場合によっては空中攻撃にも移れるため、使い勝手がよい。
方法3 崖際での復帰 †
- 空中ジャンプ→ルイージサイクロン→スーパージャンプパンチ
- ルイージサイクロン→空中ジャンプ など様々の方法が考えられる。
もう少しで復帰できそうな程度に吹っ飛ばされた時はこれ。
状況に合わせて使い分けよう。
とはいえルイージは基本的には復帰の状況に陥った時点で詰んでいるも同然。
復帰するにはロケットで上へ無理やり戻るか、ロケットを崖の根元に当ててから上B崖捕まり。
復帰阻止 †
空中では、空前と空後。
地上からは横Aか、前スマッシュ。
地上からは迎撃しづらいので、飛び込んで攻撃したい。
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