キャラクター特性 †
世界にその名を轟かす、ビデオゲーム界のスーパースター。
スマブラにおいては最も基本的なキャラクターである。
(ディレクターもこのキャラクターをベースに他のキャラクターのステータスの調整をしていくとコメントしている。)
なので、スマブラで最も使い手の強さを反映するキャラと言われる。
隙が少なく使いやすい技・飛び道具・反射技・豊富な復帰手段・(主に絶による)機動力など、立ち回りに必要な要素がバランスよく揃っており、どんな状況でも安定した強さを発揮する。
操作感にも癖がなく、初めて本作をプレイする初心者などに推奨できるキャラクターである。
反面、これといって他キャラと比べ突出した長所がないためにキャラ性能に任せたごまかしやゴリ押しが効かず、プレイヤースキルで負けている相手だとキャラを問わず厳しい戦いを強いられやすい。
そういう意味ではシビアなキャラクターでもあり、特にマリオ同士での対戦にはプレイヤーの能力が真に試される。
とりあえず本作を始めたばかりなので早く慣れたい人、基礎を改めて覚えなおしたい人、自分のプレイヤースキルに自信がある人などにおすすめのキャラクターだと言える。
長所
・キャラクターにとって「必要な性能のある技」を全て備え、万能。
・必殺技3種が復帰に貢献する上に三角跳びも所持しており、復帰に融通が利く。
・能力のバランスが取れており、相性の悪いキャラが少ない。
・発生の早い技が多く、隙が少なめ。なのでコンボもしやすい。
・各種スマッシュが使いやすく、性能面でも非常に強力。
・絶の性能が高め。
短所
・突出した長所がないため、相性が良く勝ちやすいキャラが少ない。
・エアスラ運びや投げ連が通用しない相手には火力不足で悩まされがち。
・吹っ飛ばせる技が少なめで、少々決め手に欠ける。
・空中攻撃で撃墜できない。
・復帰距離自体はあまり高くない。
・必殺ワザのクセが少し強め。
・ジャンプ力が最低クラス。
・基本的なキャラだけに、基本的なテクニックを一通り身に着けていないと勝ちにくい。
各種ワザ解説 †
ワザリスト †
弱攻撃 †
- A
典型的な弱攻撃。相手と間を取る時に使うのも基本。
だが空中技の着地キャンセル後は別の技を当てた方が効果的なので完璧な基本ではないかもしれない。
また、この1発だけだと反撃を受けやすいので、繋げた方がいいだろう。
- A
1発目からもう1度Aを押せば出てくる技。ドクターマリオと比較すると技の出が早い。
ダメージ量など以外の性能は殆ど1発目と同じ。だがこの技が次につなげるかの分岐点であり、結構重要。
2発目で止めれば掴みが狙いやすく、相手によってはスマッシュを入れることもできる。
- A
他の弱攻撃よりやや吹っ飛ばし力が強めに設定されている。2発目同様医者の時と比べて出が早い技。
2発寸止めの利点は前述の通り。3発目まで当てた場合はすこし離す程度なので間合い取り、追撃に役立つ。
状況によってどちらを使った方がいいかを見極める力が必要。まあ面倒な時は適当にここまで出しておけばいいが。
ダッシュ攻撃 †
- ダッシュA
その名の通りスライディングしながら攻撃する。
攻撃しながら移動するので当てやすい部類に入り、追撃に適している。
ベクトルはやや後ろ向きで、復帰阻止などは出来ないが、更なる追い討ちもしやすい。
外すと後隙が目立つので、当てるときは確実に。
強攻撃 †
- 横A
前方に向かって中段蹴りを放つ。
弱攻撃と比べ威力、リーチなどが格段に上がった代わりに出の早さと隙の少なさが下がった技。
前述の通り足が長いのでリーチも長い。シフト可能で、上下に足の角度を変えれるが、その場合はリーチを殺すことになる。
下シフトの場合は何故か吹っ飛ばし力が固定となり、まったく吹っ飛ばせなくなってしまうのであまり使わないように。
- 上A
判定、攻撃範囲が強いアッパー。相手を微妙に浮かす。
見た目に反して攻撃範囲が結構広く、相手と少し距離があっても拾えるのでお手玉しやすい。
判定、攻撃範囲が同じぐらいな分上スマの方がいい時もあるが、こちらの方が出が早いので使い分けること。
- 下A
回転しながらのローキック。当てると相手を少し上に飛ばす。
後隙が非常に大きく、外せばほぼ反撃は確定。さらに当てたとしても大して吹っ飛ばし力がないため、下手すりゃ当てても反確。
「ピチューとか、背の低いキャラには横強は当たらないし、下シフトが出来ないからやりづらいんだよぉ!」
……と考えてる人は取りあえず使ってみよう。慎重に。
しかし、相手のダメージが多く蓄積している場合は程よい高さまで吹っ飛ばせるので、
その際は空中技などで追い討ちをかけるのもありか。
スマッシュ攻撃 †
- 上スマ
その場で思い切り頭を振りかぶって頭突きを放つ。
判定が強く、攻撃範囲の広いスマッシュ。上強同様広範囲を拾える。
上強と比べ威力がかなり高いが出が若干遅い。大して気にならないほどではあるが。
下投げ(重いキャラには上投げ)からの繋ぎで上強と使い分けよう。
- 下スマ
両足を揃え、回転蹴りで前後にいる相手を攻撃する。
出が早く、リーチの長いスマッシュ。発生5Fと並の強攻撃と同程度の出の早さ。
この出の早さから、空中攻撃の着地キャンセル後などにとりあえず出しておくだけで充分強力。
リーチも長いので下投げからの繋ぎで上スマが入らなさそうな時はこっちで。
あまりに使いやすいためぶっぱなしがちだが、さすがに横強よりはリーチが短いので、使い分けが重要。
空中攻撃 †
- 空中N
空中でのキック。
出がかなり早く、攻撃の持続が長い技。着地キャンセルしない場合も着地隙は少なめ。
意外とふっとばし力も高いので、相手とほぼ密着している時にジャンプと同時に使うと効果的。
復帰阻止には使えないわけではないが、持続が長いのが仇となって自滅の可能性も。吹っ飛ばしは強いが、KOを狙えるほどではないので注意。
- 空中前
左手を大きく振りかぶって勢いよく相手を殴り落とす。
技名からでも分かる通りメテオ技。出は遅いがメテオ技の中では平均的。
DXでは技発動中に急降下可能になったので、それでうまく緩急をつけると非常に効果的。
メテオの中では吹っ飛ばし力が弱めで後隙も大きく、復帰阻止に使うのは難しいが地上にいる相手に当てると色々なコンボが入る。
上手く使えばバシバシ当てまくることも出来る。嫌がらせ並に。
- 空中後
後方へ向かって両足でけりつける。
発生が6Fと非常に早く、リーチもマリオのワザの中では長め。しかも全体Fが28Fと、ルイージ、ドクターマリオと並んで空後の中で最も短いので、非常に使いやすい。その分ふっとばし力は控えめで、撃墜には期待できない。
コンボはあまりないが、発生の早さとスキの短さを利用して復帰阻止で使うことができる。もちろん、立ち回りでも強力で、背中を向けて引き絶と合わせながら攻め込んだり、持続の長さを生かして置きワザとして使ったりと、やれることが多く、全体的に優秀なワザ。
- 空中上
サマーソルトキックの如く、宙返りしながら上方を蹴る。これまたまずまずな威力の空中技。通称「エアスラ」。
見た目と比べリーチが長い上にサマーソルトのように弧を描いて攻撃するのでかなり当てやすい。
主な使い道は対空や上スマ・上強・上投げからの追撃。
また、浮いた相手にショートジャンプ→エアスラ→急降下+着キャンを繰り返しつつ追いかけていくことでコンボを決めつつ運んでいくことができる。(通称エアスラ運び)
遊撃のように落下速度が高いキャラだとなかなか決まらないが、クッパなどには非常に決めやすい。
- 空中下
下へ向かって錐揉みキックを繰り出す。
連続ヒット技だが、全段当てるのはやや難しい。
出は若干遅めで、狙って当てるのは難しい。判定は強いので置きとして使うといいかもしれない。
つかみ・投げ †
- つかみ・つかみ攻撃
投げ範囲は平均的。投げの威力も平均的。投げの性能がそれぞれしっかり決まっている。ただ掴める間合いは短い。
- 前投げ
そのまま相手を前方へ放り投げる。
後投げに比べ吹っ飛ばし力、ダメージ共に見劣りする。
ただし、モーションが小さいので場外の目の前で掴んだ時はとりあえず使っておこう。
そのあとに地上でメテオ出したりそのまま阻止に繋げたり。
- 後投げ
思いっきり相手を振り回して後方へ投げ飛ばす。投げ中唯一フィニッシュに使える。
場外に背を向けて掴んだ時だけではなく、相手の蓄積が130%以上あれば使おう。復帰の低いキャラはそのまま沈む。
投げの動作は長いが振り回している相手にも攻撃判定があり、周りにいる相手を蹴散らせるので乱戦でも安心して使える万能な投げ技だ。
- 上投げ
相手を真上に向かって放り投げる。
コンボの始動技。
重い、または落下速度が速いキャラに対して下投げの代わりに使おう。
相手によっては投げ連が可能。
- 下投げ
真下へ投げて相手を地面に叩きつける。
同じくコンボの始動技。
こちらは普通〜軽いキャラに大して使おう。
この投げのあと上スマ、上A、下スマなど様々な技がヒットする。
こちらも同じく投げ連が可能。
必殺ワザ †
- B
マリオを象徴するに近い技。小さな火球を左手から放つ飛び道具。
ダメージは低めで、吹っ飛ばし力もほぼ皆無。
だが軌道的に当てやすく、当てた瞬間ほんの少し隙を生じさせることが出来るので、
出した直後ダッシュ→当てると同時に追撃などで役立つ。もちろんダメージ稼ぎや牽制にも有効。
- 横B
黄色いマントを前方に振るう。ちょっと変わった性能を持つ反射(リフレクト)技。
出は見た目より遅いようで早い。中途半端に速いので逆に反射が狙い難い。
しかし、相手に対する攻撃判定よりも飛び道具を反射する判定の方が長いため、不意を付きやすいという利点もある。
なお、このマントを相手に直で当てると相手の向きを逆にする性能がある。
その性能のおかげで相手の隙を晒す以外にも、崖捕まりを不可にさせたり突進してくる相手を跳ね返したりと、復帰阻止には大いに貢献する。
相手キャラでいえば、漢や大魔王、狐や鳥の上必殺ワザには特に決めやすいが、クッパやドンキーの上必殺ワザなど全く通用しないものもあるので注意。
空中で使うと1度だけ少し浮くので復帰にも使える。しかし2回目以降は逆に横移動力を狭めるので注意。
ちなみに相手が掴みの動作をしている最中、もしくは相手が掴まれている最中にこの技を当てると怯ませることができる。
他にも特定の動作をしているキャラに対しても同様である。(ネスの上スマor下スマ、ファルコのファルコビジョンなど)
ダメージの蓄積量が多い場合はダウンさせることも可能。
- 上B
お馴染みのSEと共にジャンプしながら相手を攻撃する。
対空技、そして復帰技として機能を果たしている。
相手に当てた場合はコインを撒き散らす連続ヒット技で、最大14%。
上昇力はそれほどでもない。良く考えて、できる限り崖つかまりを狙っていこう。
出した瞬間に無敵判定が発生するので、敵に袋叩きにされている時の回避技としても使える。
出した直後の1発目、最後の1発にそこそこの吹っ飛ばし力があるが、狙って使うのは難しい。
- 下B
高速回転しながら攻撃し、最後に相手を真上へ打ち上げる連続ヒット技。
64時代に比べると、メテオ効果の削除、拘束力の低下、発生の遅延など、
かなり弱体化しているが、発動中にBボタンを連打すると多少なりとも上昇力が出る。
ちゃんと連打すればジャンプ1回ぐらいは稼げるがその後の操作不能状態を考えると大した上距離は伸びない。
でも横にスティックを傾けながら使えば横移動も出来るので、復帰には十分活躍する。
アピール †
キノコを取ったときのように巨大化し、ダメージを食らったときのように縮む。
64時代ではガードボタンを押しっぱなしにしていると途中でキャンセルできたが、今作ではできない。
立ち回り・戦略など †
立ち回り †
遠距離の場合は隙の少ないNBを出しながら距離を詰めよう。ジャンプNB急降下を繰り返して待つのもOK。相手の呼び道具はかわすのはもちろん、余裕があるなら横Bで跳ね返してやろう。
中距離は絶やステップをしながら相手に隙ができるのを待つが、たまにSJから飛び込んだり、横スマを置いたりしてもいい。絶で滑りながら横強は見切られにくいのでおすすめ。
近距離・密着状態ではしゃがみ下スマや弱攻撃で間合いを取る。つかみや、めくりSJ空下などでもいい。
対空には空上が手堅い。相手の吹っ飛びによってはそのままエアスラ運びが可能。上強も使いやすい。
浮かされたときの対地では横Bなどでフェイントをかけつつ、隙を見計らってから急降下して空下や空中Nで突っ込むなり、そのまま素通りして着地なりしよう。また、余裕があるなら空前などもいい。
相手のダメージが80〜90%を超えたら倒し時。各種スマッシュや空中N、後ろ投げなどをかましてやろう。
復帰 †
- 空中ジャンプ→下B→横B→上B
大きく吹っ飛ばされて自分を制御し難い時は、すぐにジャンプすると効果的。
- 下B→空中ジャンプ→横B→上B
基本となるだろう。下Bは早めに使っておくのが吉。
- 横B→ジャンプ→上B
簡単に復帰できそうな場合は、横Bはともかく下Bは温存しておいた方がいい。
復帰阻止 †
横スマ、下スマ、空前、空中N、空後、横Bなどが候補として挙げられる。
これらの中では下スマと空後がやりやすい。下スマは相手の崖摑まりに合わせたり復帰際の着地隙を狙うのがいい。空後は崖離しなどから積極的に狙う。
横スマは、強判定を活かして相手の復帰軌道の正面から置くように出すといい。空前はメテオだが、当てにくい上にメテオ返しをされやすく、当てた後の自身の復帰も難しいので無理に狙う必要はない。
一部のキャラのみで、かつタイミングを掴めば最も凶悪なのは横B。遊撃の上Bなど突進するタイプの復帰技には特に有効だ。(クッパやドンキーには全くと言って良いほど通じないので注意)
もちろん、相手が復帰妨害に対抗して撃ってきた飛び道具などを跳ね返す使い方でもありだ。
現在の閲覧者
→4人
チャットにいる人
→人
チャット見てる人
→人
メニュー
更新履歴
最新の10件
2024-03-16
2024-02-29
2024-02-21
2024-02-18
2024-02-14
2023-10-20
2023-10-04
任天堂ニュース
#showrss: Failed fetching RSS from the server
total: 64848
today: 3
yesterday: 2