出典紹介
ファイアーエムブレムシリーズ †
RPGSLG(現在はSLGRPGの方が定着している)の先駆けとなった作品。
個性豊かなキャラクターを育成しながら戦略で攻略する剣と魔法のファンタジー系ゲーム。
ゲームシステム概略 †
ゲームのシステム †
- 本シリーズの特徴として、「キャラクターユニットが死んだら生き返らない(ストーリー上で重要なキャラクターは撤退扱いで戦闘に参加できない)」
「仲間に出来るキャラクターが限られている」「使用する武器、道具に使用回数の制限がある(例外あり)」ことなどが挙げられ、そのため敷居の高いゲームと認知されている。
『ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣』では「味方を大量に死なせないと新マップである外伝マップに行けない」よって「味方を大量に死なせないと外伝マップでのみ味方になる新キャラが加入できない」というこれまでのシステムと真逆のアイディアが導入されたが、この続編にあたる『ファイアーエムブレム新・紋章の謎』では外伝マップの登場条件が新・暗黒竜より前の作品に近いものへと戻っている。
- ゲームはターン制で、「自軍ターン」→「敵軍ターン」→「自軍ターン」の繰り返しで進行する。また、自軍ではないが、敵軍でもないキャラがいる場合はそのユニット用のターンが存在する。
- ゲームは章単位で進み、章を進めていくことで話も進む。勝利条件は目的地の制圧・到達、敵軍の全滅、規定ターン生き残るなどが多い。また敗北条件は主人公や特定のキャラクターの死亡、規定のターンの間生き残れない・目的地に到達できないなど。
- 聖戦の系譜以降、「剣は斧に強く、斧は槍に強く、槍は剣に強い」という「3すくみ」のシステムが導入されている。また魔法に関しても3すくみは存在するが、作品によって多少異なるので割愛させていただく。
- SFC以前の作品などは特に難易度が高いが、GBA作品からこのイメージを払拭させるための敷居を低くする姿勢が強くなってきた。
- 難易度が高い第3作目『紋章の謎』は、本来、第2部「英雄戦争編」のみ予定であったが、前作をプレイしていない人には敷居が高い為に、ダイジェストとして第1部『暗黒竜と光の剣』の「暗黒戦争編」を追加という配慮がされている。
- 『暁の女神』は『蒼炎の軌跡』の直接の続編にあたるため、『蒼炎の軌跡』をプレイしていないプレイヤーのために用語集、人物相関図といったガイド機能が存在しているが、登場人物や世界観独自の用語が多いため、ストーリーの詳細については『蒼炎の軌跡』をプレイしていないと把握しきれない面もある。
- 同ゲームの海外版では日本版には無い独自のシステムや要素が多く取り入れられている(詳細、)。
- 『新・紋章』でも『新・暗黒竜』から遊んでいない新規プレイヤーのために人物や用語、地理などについてのガイド機能が搭載されており、また前作イベントの回想シーンも時折挿入されている。
ユニット(キャラクター) †
- キャラクターのLvが上がるとHP、力、魔力、技、速さ、幸運、守備、魔防のパラメータがランダムで+1される。ほとんどのパラメータが上がるときもあれば、一つも上がらないこともある。故に、同じキャラなのに1周目のプレイ時と2周目のプレイ時では最終的なパラメータが大きく違うこともよくある。
パラメータが上昇する度合いはキャラクターごとに個別に設定された「成長率」に影響されていて、「力、守備はよく成長するが魔防が上がりにくいキャラ」や、「魔力、幸運が上がりやすいが、HP、守備が上がりにくいキャラ」など、同じクラス(職業)のキャラクター同士でもまるで違うパラメータのあがり方をすることが多い。
- Lvが10以上の下級職キャラは特定のアイテムを使うことで上級職にクラスチェンジ(CC)することができる。上級職にCCするとパラメータの大幅な増強、使用できる武器の追加などメリットが多いが、CCした途端獲得経験値が少なくなったり、上級職にCCすると下級職時のLvに関係なく上級職Lv1になるので、まだ下級職時でLvアップの余地がある場合は上げられなかったLv分のパラメータを損したことになる。
また主人公キャラなどの特定のキャラはイベントでCCをするため、プレイヤーの意思に関係なく勝手にCCさせられる。ただ、イベント発生なので必要なアイテムがなく、イベント自体中盤以降に発生することが多いのでそれまでに可能な限り成長させておけばあまりデメリットが生じない。逆を言えば、イベントが発生しないうちは特定のキャラは下級職のままで居続けなければならない。
- このことから、敵の動きを読み、状況を優勢に変えていくプレイや、お気に入りのキャラクターをとことん強くするというのがFEシリーズの主な楽しみ方。
なかには自分で条件を追加(女キャラクターしか使わないなど)をして楽しむプレイヤーもいる。そこはお好みで。
登場人物 †
ファイアーエムブレムシリーズは一つの作品の中でも登場人物が多いことが特徴の一つでもあり、シリーズ総計で500名を超える。一応スマブラのファンサイトなので、スマブラに関係する範囲内で解説。
- マルス
- 詳しくはマルスを参照。
- ロイ
- 詳しくはロイを参照
- アイク
- 詳しくはアイクを参照
- リン
- 「ファイアーエムブレム 烈火の剣」の主人公の一人。スマブラXではアシストフィギュアとして参加。
地理 †
ファイアーエムブレムのステージである「攻城戦」はこのシリーズを総合解釈したイメージで作られており、特にどの場所とは限定していない。
- アカネイア大陸(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣、ファイアーエムブレム 紋章の謎、BSファイアーエムブレム アカネイア戦記、ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣、ファイアーエムブレム 新・紋章の謎〜光と影の英雄〜)
- バレンシア大陸(ファイアーエムブレム 外伝。但し4名ほどアカネイア大陸から来た人物がいる為、地理的にアカネイア大陸からは近いと思われる)
- ユグドラル大陸(ファイアーエムブレム 聖戦の系譜、ファイアーエムブレム トラキア776)
- エレブ大陸(ファイアーエムブレム 封印の剣、ファイアーエムブレム 烈火の剣)
- マギ・ヴァル大陸(ファイアーエムブレム 聖魔の光石)
- テリウス大陸(ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡、ファイアーエムブレム 暁の女神)
作品(主人公) †
- 1997年9月29日〜10月25日 BSファイアーエムブレム アカネイア戦記 (ニーナ、ミネルバ、ハーディン、リカード、カミュ SFCサテラビュー)
- 『アカネイア戦記』は、スーパーファミコン用衛星データ放送受信機、サテラビューのサウンドリンクゲームである。
ゲームソフトではない。
- 『トラキア776』は初回発売がコンビニエンスストアーの「ローソン」の限定発売だった。
キャラクターカードが特典つきのプリライト版、複数特典つきのDXパック、ロッピーの書き換えによるニンテンドウパワー版の3パターン。
後日、店頭でも販売されたが入荷数が少なかった為、FEソフトの中ではレアソフトになっている。
- 『トラキア776』と『封印の剣』の間に『ファイアーエムブレム 64』と言うゲームが存在していたが、諸事情により発売中止になった。
- 『封印の剣』でも『ローソン』限定特典つきのソフトがあった。
それ以降の特典つきは、店頭で先着で貰える『烈火の剣』のカレンダーと音楽CD、『蒼炎の軌跡』のカレンダーと音楽CDだけである。
- バーチャルコンソールではFC版
『暗黒竜と光の剣 』
『外伝』
『紋章の謎』
『聖戦の系譜』
『トラキア776』までの2009年までに配信できるハードからのゲームが全部出揃った。
- 『暗黒竜と光の剣』〜『トラキア776』まではFEの生みの親である加賀昭三氏のディレクター作品であるが、IS社からの同氏の離脱後(参照)は『封印の剣』以降の作品は別のスタッフがディレクターをしている。
- 『暗黒竜と光の剣』〜『聖戦の系譜』までは『ゲーム&ウオッチ』と『ファミリーコンピュータロボット』の開発者横井 軍平がプロデューサーを担当していた。
- 『X』の編曲者、シニアスーパーバイザーの田中 宏和が『暗黒竜と光の剣』『外伝』『紋章の謎』で様々な所から参加している。
メモ †
- ゲーム名を『ファイヤーエンブレム』と間違えられることが多い。
- ファミコン版『暗黒竜と光の剣』の発売後、当時、ポケモン株式会社の社長、石原 恒和が東京芸術大学講師時代、「小学館 任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム百科」と言う攻略本にてコラムを執筆。
このゲームのコラムで『ゼルダの伝説』と『ドラゴンクエスト4』に接した時の新しさを感じ、更に「システム的に超画期的ではない」と言う前置を述べた後「登場するキャラクター様々な所に個性がある」「戦争としてのマップではなく長い旅の一場面のマップ」「ファンタジー世界のリアリティが高い」「極めて豊富な種族と性格」「ゲーム舞台の的確な設定」「敵だと思っていたキャラクターが味方についた時の嬉しさと演出」「エンディング」」「時間をかけて緻密にゲームシステム作り上げた上にシナリオが良い塩梅で適合させていった粘り強いクリエイターが存在する」「ゲームの出来は若干荒いがウォーシュミレーションを縦糸にRPGを横糸にして、右方の文法引用しあいながら織り上げた織物のようなゲーム」「ウォーシミレーションでもない、RPGでもないちょっと変わったのめり込み方をするゲームの登場」と述べていた。
- この難しいシリーズを遊んでいる有名人やゲームクリエイターも多い。
- 株式会社ポケモン社長の石原 恒和(暗黒竜と光の剣)
- 桜井 政博(暗黒竜と光の剣、蒼炎の軌跡)
- 株式会社ゲームリパブリック社長の岡本 吉起(全作品)
- 紋章の謎でCMを担当した某女優(現在はTVには出演していないので伏せる。暗黒竜と光の剣、紋章の謎)
- かつてFEのドラマCDとOVAでナバールを演じた子安 武人(紋章の謎、新・暗黒竜と光の剣、また小学館より発行の新・紋章の謎の攻略本には単独インタビューも掲載)
「子安武人公式ブログ 2008.08.16」「ワンダーライフスペシャル 任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜」
- 緑川 光(全作品)
- ファミコン版『暗黒竜と光の剣』を執筆した漫画家、箱田 真紀、佐野 真佐輝&わたなべ 京、島田 ひろかず(暗黒竜と光の剣)*1
- プロレスラーの三沢 光晴(暗黒竜と光の剣)
特に岡本 吉起と三沢 光晴は2007年11月〜2008年9月発売のゲーム雑誌のインタビューにてファミコン版『暗黒竜と光の剣』を「お気に入りのソフト」として上げている。
- お笑いコンビ、麒麟の川島明(暗黒竜と光の剣以降)
『ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜』の公式HPにあるCMムービー「特別編」でFC版から20年遊んでいると公言している。
今作のCMタレントの1人として起用。
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