【司馬伏兵】


デッキ

【司馬伏兵】

キーカード

デッキの概要

「司馬師」配備効果により手札に「司馬懿」を回収し、自身の攻撃時に【伏兵】から「司馬懿」を配備し、「張春華」と国力の「発石車隊」により武力を4500まで高めて「司馬懿」の戦闘勝利効果を誘発し【伏兵】武将をノーコスト配備。そのまま無双連撃を行い、自陣の【伏兵】所持武将の数だけドローし大量のアドバンテージを稼ぐ。
このコンボを目標として動くデッキとなる。
「張春華」により、攻撃時の【伏兵】についてまわるアドバンテージの損失が解消されるので常に【伏兵】をちらつかせる事ができるのが強み。

パーツとなるカード

武将カード

  • まず第一に【伏兵】を持つ名称の違う武将カードを多数採用しなくては「司馬師」も「司馬懿」も真価を発揮出来ない。

  • 魏 7-012 UC 司馬昭 「司馬師」と同様の処理を行い、同様の条件をみたせば計略カードを回収する。
    「司馬師」よりは優先度は低いものの状況にあった計略を戦闘、メイン問わずに選択出来て強力。
  • 魏 7-007 C 母丘倹 【伏兵】所持武将の数に応じて武力が上がる。普通に配備しても【伏兵】効果で配備しても強い。
  • 魏 7-014 R/TR 鄧艾 この武将が攻撃した時点で【伏兵】を持つ味方の強化と攻城成功時の低〜中コストバウンスが付与されるため、敵に迎撃するかボードアドバンテージを失うかの二択を迫る。防御時に出す【伏兵】としても最適。
  • 魏 4-005 C 陳羣 「発石車隊」の効果により、先攻でも自然に国力同数以下になり、手札の情報を知る事が出来るのも戦闘勝利が重要なこのデッキに向く。


相手に迎撃を迫るカード

  • 攻撃時の【伏兵】を発生させなくてはならないため、迎撃したくなる能力もこのデッキには必須。

  • 魏 PR-038 UC 楽進
    3コストでありながら攻撃宣言するだけで攻城力2になれる。非常に分かり易くアドバンテージを稼ぐ。
  • 魏 2-012 UC 夏侯恩
    攻城成功時に1枚ドローでアドバンテージを稼ぐ。お手軽に除去される武力1000ラインなのが難。
  • 魏 5-011 R 杜預
    迎撃を迫る以前に待機状態の武将に直接戦闘を仕掛ける。条件となる【回避】は「張春華」が持っている。
  • 魏 5-102 SR ホウ徳
    攻城が一度でも通ればあとは際限なく武力が上がって攻城力2になる。どちらに転んでも嬉しい。
  • 魏 5-015 PT 夏侯惇
    「張春華」が条件を満たし、反撃計略を防止した攻城力2を迫る。ただし名称が「夏侯惇」である。
  • 魏 8-015 SR 関羽
    無双連撃を行うと敵陣(と自陣)の4コスト以下が壊滅する。手札が2枚以上ある時にこの武将が攻撃宣言するだけで、相手はこの武将の無双連撃と【伏兵】から「司馬懿」の無双連撃のどちらの可能性も考慮しなくてはならなくなる。

相手に攻撃を迫るカード

  • 「司馬懿」の効果は戦闘勝利時効果なので、防御戦闘でもオーケー。また相手に攻撃させて返しのターンで「司馬懿」を配備するという手も。
  • 魏 1-018 R 夏侯淵
    攻城力2と全体ダメージが相手にプレッシャーをかける。
    効果の特性上、迎撃はしてもらいにくいが、返しのターンの攻撃は誘いやすい。
  • 魏 3-013 R/TR 曹丕
    「張春華」で起動条件を満たせるので、毎ターンバウンスと城割りができる。
    疲弊を「司馬懿」でカバーする形になるので、相手に与えるプレッシャーは大きい。
  • 魏 8-008 SR 荀攸
    「司馬懿」を拾える。相手に「司馬懿」がいるのはバレるが、相手はそれだけで踏み込みにくくなるだろう。

戦術

【伏兵】とそれに伴う効果の発生手順はこのデッキを扱ううえで非常に重要なのできちんと把握しておきたい。

  • 攻撃宣言
     ↓
  • 迎撃宣言
     ↓
  • 攻撃側の【伏兵】宣言(魏 1-022 C 魏騎兵公開)
  • 攻撃側の【伏兵】配備
     ↓
  • 防御側の【伏兵】宣言
  • 防御側の【伏兵】配備
     ↓
  • 「張春華」「発石車隊」「魏騎兵(使わなくても良い)」の効果誘発
  • 戦闘確定
  • 戦闘確定時効果誘発
     ↓
  • 攻撃側の計略/戦闘カード権
     ↓
  • 防御側の計略/戦闘カード権

    つまり、相手の【伏兵】や残っている国力、手札を確認した上で「張春華」や「発石車隊」の効果を選択出来る。
    ルールに味方されているデッキである。

弱点

狙いが明確だけあって城壁への攻撃はスルーされがち。デッキの攻城性能で負けているとカウンターからそのまま押し切られてしまう。
戦闘が発生しないような特殊ダメージ主体のデッキに【伏兵】の種になる武将を焼き切られてしまうとジリ貧に。

また、「司馬懿」の無双連撃効果と「張春華」のサポート効果は強制発動である。
敵陣にドローメタ武将がいて、【長槍】を持つ武将に迎撃されると非常に気まずい。

加えて「司馬懿」、「司馬師」の効果により山札を大量に消費するため、早期決着ができないとデッキ切れがおきやすい。
攻め手に欠けるときは守りを固めて長期戦に持ち込むのも手段の一つである。

派生デッキ


【神速伏兵】、【王佐伏兵】

それぞれ【神速の大号令】?【王佐の軍略】とのハイブリッドデッキ。
SR司馬懿は展開力が高いため全体強化とは相性がよく、5コスト武将なので6コスト武将との共存もやりやすい。
全体強化があればミラーマッチで優位にたてるのが最大の利点である。

【伏兵夏侯姓】

【夏侯姓】とのハイブリッドデッキ。
「司馬師」、「司馬昭」の効果で捨て札を肥やしやすいので、魏 6-016 R/TR 夏侯淵の効果を活かしやすい。

余談

各弾にばらけた【伏兵】武将を集める必要はあるものの、構成に必須となるカードは7弾のSR止まりで、その他PTやPRなどの入手困難なカードがなくても強力なデッキが作れるため比較的手頃に揃えられるデッキでもある。