ADコン


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ADコンの基礎

AD変換デジタルデータ

ディジタル値は一般に2進コードで表現されますが、扱う数値によりいくつかの表現方法があります。

 代表的なものがストレートバイナリコードで、4ビットで例を挙げると「0000」が「0(ゼロ)」になり、「0001」,「0010」,「0011」の様に1ずつ増加し、「1111」が最大値の「15」となります。

 正負の数値を扱う場合には、オフセットバイナリコードと呼ばれるものがあり、同じく4ビットを例にとると「1000」が「0(ゼロ)」になり、「1001」,「1010」,「1011」と1ずつ増加し、「1111」が正の数の最大値「7」となります。負の数は「0111」が「-1」、「0110」が「-2」となり「0000」が負の数の最大値「-8」になります。

 他の代表的なものに2'Sコンプリメント(2の補数)コードがあります。これは、「0000」が「0(ゼロ)」になり、「0001」,「0010」,「0011」と1ずつ増加し、「0111」が正の数の最大値「7」となります。負の数は「1111」が「-1」、「1110」が「-2」となり、「1000」が負の数の最大値「-8」になります。

 また、ディジタル値を10進数として扱う場合には、BCDが用いられます。