SS今川義元(3)


武将名いまがわよしもと
今川義元駿河の大名。軍師、太原雪斎との策謀で、実兄の氏輝と彦五郎を、甲斐の武田信虎の力を借りて暗殺し当主となる。常在戦場を己の信条とし、常に美しい死化粧をほどこしている。雪斎とともに尾張奪還を目論む。

「尾張を今川に返してもらおうか。ノオウ!」
コスト3.0
兵種騎馬兵
能力武力9 統率8
特技魅力
計略常在戦場武力と統率力が上がる。さらに武力と統率力が徐々に上がる。ただし効果中は自城に入れなくなる。
必要士気5
Illustration :原哲夫


コミックゼノン「いくさの子」とのコラボカードで、まさかのあの今川義元が参戦。
絵面をご覧頂ければ分かる通り、まさに海道一の弓取りにふさわしい出で立ち。
出陣台詞時の「ノオウ!」は、一度聴いたら頭から離れない事受け合い。

スペックはついに来た、今川家初の武力9で騎馬兵。
もう「最大武力8()」だの、「最高コストが武力6()」だのとは言わせない。
特技は魅力のみとやや当主としてはさみしい所であるが、武力9の前には余裕で霞む。

計略である「常在戦場」は、「発動時に武力+3/統率+3し、その後3秒(1.25c)につき+1/+1される」
効果時間は約12.9c(31秒)で、最終的には武力23の状態に一瞬なって終了する。
統率依存は統率1につき約0.42c(1秒)程。
代わりに自城に戻れなくなるデメリットもあるが、主に攻め時に使う計略なので、そこまで問題は無いだろう。
何より兵力減少の無い高武力計略が士気5で打てるのは今川にとっては有りがたい。

難点としては、徐々に上昇する計略の宿命か、瞬発力不足。
同じ徐々に武力の上がる「忍従の陣」よりは上昇速度は速いが、それでも相手の大型計略と
渡り合う為には大体10秒程は必要になる。
速度が上昇する訳でも無い為、速度上昇付きの超絶騎馬相手も少々分が悪い。
また帰城不可のデメリットもあって、やや守城には不向き。

待望の高武力枠で騎馬なので、(コストは高いが)守備能力の高いR武田信虎とは相性が良い。
全知に頼らない4枚騎馬単も今川で可能になったのは嬉しい所。
また、R寿桂尼などの統率上昇と組み合わせると、武力25の大台突破も出来る。

ちなみに余談ではあるが「常在戦場」とは、「常に戦場にいるつもりで物事を行え」という言葉。
後々長岡藩から大連合軍艦隊のかの山本五十六までこの精神が受け継がれたとかなんとか。