SR今川氏親


武将名いまがわうじちか龍王
今川氏親今川義元の父。叔父、北条早雲の勢力のもとに混乱する家中の掌握に成功。遠江への領土拡大や領内での検地の実施、分国法「今川仮名目録」の制定など、軍事と内政の両方に優れた功績を残した。

「屈服せよッ!我が威光、我が実力にッ!」
コスト2.5
兵種弓足軽
能力武力8 統率9
特技魅力
計略龍王の大戦火【将配】自身の今川家の味方の武力が上がり、ラインが長いほど味方の武力が上がる。さらに効果中は自軍の最大士気が上がるたびに兵力が回復する。ただし徐々に最大士気が下がる。
必要士気6
Illustration : 夢路キリコ


今川義元の父であり、「今川仮名目録」の制定により今川を戦国大名の段階へ移したと言われる第9代当主。
この時代は当たり前とは言え、義元と同じ様に何度かの家督争いの後、今川家当主となる。
ちなみに二つ名や計略名に使われている「龍王」は、幼名の「龍王丸」から来ていると思われる。

スペックは2.5コスト8/9と優秀ではあるが、特技が魅力のみと
同タイミングで追加されたカード群から見ると少々物足りない感はある。

計略である「龍王の大戦火」は今川家内唯一の将配計略。
自身の武力を+2し、ラインが伸びている武将に対して
ゼロ距離で武力+2、そこからおおよそカード横1枚分程度の距離につき武力+1して行く。
ただし上限は+5となっており、それ以上は上昇しない。
おおよそ戦場の横1/2程度の距離で武力上昇の上限に達する。
また、効果時間中は最大士気が約4.6c(11秒)毎に減少して行く。

これだけだと非常に微妙な計略ではあるが、そこは今川家の武将としては抜かりない。
まず効果時間が約45.8c(110秒)と段違いに長く、SR太原雪斎の「全知の領域」に次ぐ効果時間。
統率依存も約2.1c(5秒)と、比較的依存度が高め。
更に最大士気が増える度に、最大士気増加+1につき、味方武将の兵力が8%回復する。
(つまり、最大士気が2つ増加した場合は16%回復する。)

ただし、あくまでカウントするのは最大士気が戻った分だけであり、例えば
最大士気が1つ減った状態で最大士気が2増加する計略を使ったとしても、1つ分しか回復しない。

計略が色々と複雑で取っ組み辛い武将ではあるが、強化自体は距離を伸ばさずともそこそこ高く、
何より超長効果時間と兵力回復を持つ計略の為、消耗戦にはかなり強い。
足らない爆発力に関しては、采配陣形を重ねる等して高めると良いだろう。
当カードを使用したデッキは龍王の大戦火デッキをご参照あれ。