鉄拳3　リミックスアルバム

• ナムコ / namco
• ポニーキャニオン
• 音楽CD
• 1997.7
• アレンジ製作

• 本編の作曲作業で完全に消耗していたところにオーダーが来たリミックスだったので、辛くてしょうがなかった。岡部氏には「プレイステーション版の足がかりになれば」と煽ってみたものの、言った自分でも全く同意できなかった。

• Jin Kazama
  • ダフトパンクを気に入っていた頃だった事もあり、チープさを出したいと考えた。また、Korg MS10のEXT SIGNALからネタを入れ、フィルターでメリハリを付けてみたりした。
• yoshimitsu
  • 元曲の出来が良く、大変気に入っていた事もあり、非常に苦労した。
  • ギターは元曲同様Korg Trinityで打ち込んだもの。楽音的には良く出来ている
  • ブレイクでのフィルターは前曲同様Korg MS10。LFOのスピードは手で変えていった。レゾナンスもかなり効かせたのを覚えている。
• 今聴いてみると、傑作とは全く言いがたいが、どちらの曲もこれはこれでアリかなと思うのだが、当時は完成後もあまり納得がいかず、その後に控えていたプレイステーション版のアレンジ作業が非常に不安に思えた。

• マスタリングエンジニアが、以前OMYの時にお世話になった佐藤和弥氏（現メモリーテック）だった。その後ドラッグオンドラグーンサントラのマスタリング時に、直接の担当ではなかったが、偶然お会いした時は大変驚いた。
  • この時佐藤氏から聞いた「何もしないほうが良いと思う時何もしないのが良いマスタリングだ」は、グッとしみるいいコメントだ。が、そこまでの2mixを納品する自信はいまだ全く無い。

佐野電磁業務履歴