ゼビウス3D / G / Xevious 3D / G


  • ナムコ/namco
  • 業務用ビデオゲーム
  • 1996.10
  • 楽曲制作

  • AREA4
    • 製作中は特に苦労もせず、出来た楽曲に対してもこれは名曲!とは全く思えず、淡々と作り終えた覚えがある。
      • ただ、今聞いてみると力みのなさが心地良く、確かにゼビウスっぽい感じがする。楽曲自体が短かめなので、ロングバージョンを聴いてみたいと思う。
    • The Orbに傾倒していた頃で、4つ打ちとベースのパターンにその影響強くを感じる。これも含め、淡々とした楽曲にしようと思ったのは、製作前に恵比寿のガーデンプレイスで行われた、細野晴臣氏がDJとして登場したクラブイベントでだ。
      • と言っても、氏がその手の曲をプレイした訳ではなく、睡眠不足と大音量で本当の意味でのトランス状態、つまりぼーーーっとしている中で何となく良いんじゃないかと決めただけである。
    • 808、909のパラメータ違いのスネアを5種類ぐらい用意し、ランダムで鳴らした。ボロボロになる場合があるかと思ったが、意外にも何度プレイさせてもなかなかのグルーヴだったのでそのまま採用した。
    • 「通常曲」「ボス用曲」の2曲で1エリア分だった。「ボス用曲」といういかにもゲーム然とした仕様が当時は生理的に許せなかったが、やるからにはよくあるボス曲にしないようにと心掛けた。「通常曲」の雰囲気を継承しながらも、抑え込まれた緊迫感が出せ、良い曲に仕上がったと思う。
    • SDC(ロムを焼かずにPCから直接データーをメイン基板に流し込むためのモノ)の接続不良により、動作不良の嵐で困った。苦労したのはこれぐらいだ。
    • この仕事がきっかけで、その後ゼビウス3D/G+のリミックス作業のTDをロンドンで行う事になり、仕事で渡英することになる。

佐野電磁業務履歴